mipoyo
2025-03-27 16:57:26
3231文字
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UTAUであそぼ③ ~カバー完成編~

PC内でオフボと歌声を合体させてカバーを完成させます


Reaperを使う

ReaperはPC上で音楽を作るソフト(DAW)で、比較的軽く、かつ一定期間無料で使えるいい感じのソフトです。
音源のタイミングを合わせるだけじゃなくてミックスもできます、というか私はこれでミックスしてます。
ミックスの話までしてたらいつまで経っても完成しないので今回はオケと合わせるだけ。
ダウンロードはここから
https://www.reaper.fm/download.php

特に理由がなければ最新版でOK、PCが耐えられないよという人はページ下部のDownload old versionsから適当に入れてください。0.999以前は完全無料です。死ぬほど古いけど。
インストーラーを起動して、特に何も触らず進めてインストールをします。いじってなければ多分デスクトップにショートカットもできてるはず。

公式には日本語対応してないのでメニューとかを日本語化したいなら非公式パッチを当てることになるんですが、私はやってないので割愛します。必要なとこだけわかってたらなんとかなります。
とりあえず手順通りに進めてオケと歌を合わせましょう。


⓪設定の下準備をする(Reaper 4.25以降)
4.25~最新7.35までを入れた人は開いたら先に設定を変えておきましょう。
左上File→Project Settings...をクリックすると設定画面が開きます。


Project Settingsのタブを選択、Timebase for items/envelopes/markersの欄をTimeに設定してください。


OKを押せば適用されます。
これを変えておかないと、例えばオケを読み込んだ後にオケに合わせてテンポを変更しようと思ったら曲ごと遅く/速くなっちゃったよ~という事故が起こります。
一応音声を入れる前にテンポ設定しておくことで回避できるんですけど、忘れることや途中でテンポ変えたいこともあると思うので設定しておくと後が楽。
昔のバージョンでは初期設定こうじゃなかったみたいなのをどっかで見たんですけど、もしテンポ変更でおかしなことになる場合はこの辺の設定を見てみるといいかもしれないです。


①offvocalを読み込み、テンポの設定をする
とりあえずオケから入れてみましょう。タイムライン(画面右側)の空いてるところにドラッグ&ドロップで読み込んでくれます。


テンポの設定もします。化けの花のBPMは180なので、右下の辺りにあるBPM欄に180と入力。

BPMが分からないときはUTAUでUSTを開いて左上の音源アイコンの右あたりを見てください。多分書いてある。


②UTAUで出力した音声を読み込む
先に入れたオケと被らないように置いていきます。画面左側にトラックが増えていくはずです。
ハモリなど複数トラック読み込む場合もそれぞれ場所が被らないようにしてください。


トラックが増えすぎて置き場所がなくなったら、左側のトラック一覧の上で下にスクロールすれば空きスペースが出てきます。

③音量、位置などを調節する
音量にばらつきがあるときは調整しましょう。
下に表示されているつまみを上下させることで音量を上げ下げできます。

基本的には上げるよりも下げることで調整したほうがいいです。
声よりオケが大きければ、声を大きくするよりもオケを小さくする方が音割れとかの心配がなくて良いです。
全体の音量を上げることは後ででもできるので、とりあえず音のバランスを合わせていきましょう。
今回は佑くんの声が気持ち小さくてオケに負けてそうだったのと、あやめが大きく聞こえたので佑くんに合わせて全体的にちょっと小さめに調整しました。

オケとの音量バランスですが、サビでオケと歌声の大きさが同じくらいになるのがよさげってどっかで見ました。お好みでどうぞ。
各パートの音量は下の緑色のメーターが指標になります。黄色くなってたら音が大きすぎて音割れするので音量を下げてください。一番左のMASTERだけはいじらなくていいです。


また、USTによってはオフボとUSTの開始タイミングを合わせてくれている場合もありますが、そうじゃないことも結構あります。(私のように)
音声波形が出ているはずなので、形を頼りに開始位置を合わせましょう。
タイムラインは下のバーを使って移動します。
マウスホイールでスクロールしようとするとタイムラインの表示が伸び縮みするので注意。
聞きづらいときはトラックの欄にあるMを押すとそのパートをミュート、Sを押すとSが押されているパート以外をミュートできます。
こんな感じに合わせられたらOK。


ちなみに、デュエットとかで声を左右に振りたい!というときは音量を変えるつまみの上のなんか丸いやつで調節できます。
クリックしたまま上にドラッグしたら右に、下にドラッグしたら左に寄るよ。左右それぞれ1~100%まで広がりを調節できるので複数人いるときは少しずつずらすとかも可能。


④全体の音量調節をする
音割れ防止のために全体に少しだけエフェクトをかけます。
左端にあるMASTERと書かれているやつは、全てのトラックの音声をまとめたマスタートラックです。
例えばこれにエコーをかければオフボも声も合わせた曲全体がみょんみょんエコーがかった感じになるわけです。
今回はリミッターという音割れを防止しつつ音圧を上げてくれるエフェクトを入れます。
マスタートラックのFXボタンを押して

JSを選択、JS: Master Limiterを選択して右下のAddで追加します。

これだけで音割れは防がれます。マスタートラックの音量を見てもらうと、サビなどの音量が大きくなりやすいところでもメーターが黄色くならずにキープしていると思います。

これだけでもOKですが、なんか全体的に音小さいんだよな……というときはThreshold(db)のつまみを少しずつ左にずらしていってください。
やりすぎると音質悪くなるのでほどほどに。元の音源によるんですけど私の場合-7くらいまでは持っていくことあります。



⑤出力する
調整が済んだら出力しちゃいましょう。左上のFile→Renderで出力設定の画面が開きます。


File Nameは曲名とか入れとけばいいと思います。
下の方のFormat欄は.wavとか.mp3とかいろいろ選べます。
初期設定だと.wavで出力されますが、これだとデータが圧縮されないのでそこそこファイルのサイズが大きくなります。
この後できた音源を読み込んでもう一回エフェクトかけるとかじゃなければMP3とかにしておくと容量の節約になっていいかも。


こんな感じで設定できたらRender 1 Fileを押して出力。
すべて出力できたらCloseを押せば出力画面を閉じられます。
一応プロジェクトも保存しておけば何かあったとき手直しできます。File→Save projectで保存できます。わかりやすい名前をつけてね。

出力した音声・保存したプロジェクトは、
Windows(C:)→ユーザー→(自分のユーザー名)→ドキュメント→Reaper Media
に保存されていると思います。多分。もう初期設定がどうだったかとか覚えてないんじゃ。
あとはこれをスマホに送るなり動画編集ソフトにぶちこむなりすればOKです。