mipoyo
2025-03-24 14:06:06
8229文字
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UTAUであそぼ① ~導入編~

UTAUインストール~重音テトに歌わせる までやります


お借りしたUSTを歌わせる

ここまできたらさっそくいろんな曲を歌わせたいですよね?だいたいの曲は誰かがUST(楽譜)を配布してくれているので、早く歌わせたいんだよ!というときはありがたくお借りしましょう。自分で作りたかったら自分で作ってください。

今回はまいこさんの【暗鳴ニュイ】フォニイ【歌ってもらった】+ustのUSTをお借りします。

歌わせるまでの流れはどれも同じなので好きなUSTを用意してね。
気になる音源がいろいろあるかもしれませんが、とりあえず今回は重音テトを使ってください。お願いします。
他の音源での歌わせ方も後日文章にします。


①USTをダウンロードする
配布動画などのリンクからUSTをダウンロードする。解凍すると〇〇.ustというファイルが出てくるはず。

USTの作り方は人によってまちまちで、一曲まるまる1つのUSTにする人もイントロ、Aメロ、Bメロ……みたいに細かく区切る人もいます


②USTをUTAUに読み込む
今回はUSTが複数に分かれてるパターンだったのでとりあえず最初のやつを開いてみましょう。
USTファイルをダブルクリックすればUTAUが勝手に立ち上がります。既にUTAUを開いてるなら音源のドラッグ&ドロップの時みたいにUTAU上に.ustファイルを持ってきてもOKです。
このとき別のデータを開いてると保存するかどうか聞かれると思うので、必要であれば保存しておいてください。さっき作ったきらきら星とかは別に保存しなくてもいいと思う



開くとこんな感じでプロジェクトの設定が出ます。USTによってはこの画像みたいに一部の文字が赤くなってるかも。
これはUST作者さんが使ってた音源(今回だと暗鳴ニュイ)やツール(UTAU音源の音を編集・加工して歌にしてくれるものなんですが、今はあんまり気にしなくていいです)があなたのPCの中にないからこのままだとうまく歌わせられないよ!という警告をしてくれてます。
音源はとりあえず重音テトに変えて、もしツール欄が赤くなってたら「ツールの初期化」を押しておいてください。UTAUの中に最初から入ってるツールを使うようにしてくれます。


③USTを音源に合わせて調整する
このまま使えたらいいんですけど、そうじゃないパターンが結構あります。



これを見てみると、なんだか音符がごちゃごちゃしてますね。-とか弱とかE4とかついてる。要素を分解してみます。
・ひらがなの前の- a i u e o n
→連続音音源特有の書き方。
「あ」「い」「う」みたいに一文字ずつ音を用意する単独音に対して、「言葉を話すときって音が連続してるんだから、前の音と繋がってる音も録音しといたらもっと綺麗に歌えんじゃね?」という考えのもと、各母音(あいうえお)と「ん」が頭にくっついてる音を用意しているのが連続音です。
重音テトは単独音・連続音どっちも対応してるのでどっちの書き方のUSTでも歌えます。器用すぎ。
・弱、強などのひらがな以外の文字
→音源によっては弱めの声とか強く張り上げる声(キレ音源と呼ばれることが多いです)みたいに通常の音源と別の音源が用意されてたりします。初音ミクのアペンドとかと近いかも。
それらの特殊な音源を普通の音源と区別するためにこういった文字をつけることがあります。
・E4, B3などの音階名
UTAU上で音を音程に合わせて加工するときに元の音と加工後が離れすぎてると変な音になることがあるので、広い音階に対応できるように複数の音階で録音してることがあります。
低い音は優しく、高い音は張り上げて歌う、みたいな使い分けができる音源もある。

とはいえ「- こ弱E4」なんて音は当然重音テトにはないので、このままだと音が鳴りません。いらない部分は取り除きたいですよね。
重音テト連続音で「- こ」という音はあるので、後ろの弱E4だけ消しちゃいたい。
ただこの音符数を手動で手直ししてたら終わるころにはひからびてしまいます。まとめて処理しましょう。

ctrlとAを同時押しすると全部の音符を選択できます。全部ピンクになるはず。
全選択できたら上部メニューのツール(T)→組み込みツール(U)→SuffixBlockerをクリックします。



小さいウィンドウが出てくるので、何も入力せずにOKを押します。
そうするとこんな感じでさっぱり綺麗になります。



「i k」「a R息」みたいな音源固有の特殊な音素は残っちゃってるんですが、このへんはR(休符)にしちゃうなり個別で調整してください。

歌詞を調節した後にも、音符の近くに!マークがついてることがあります。
これは音が短すぎたりUST側で指定してるパラメータと音源の相性が悪かったりしてうまく音が出ないよ!という警告です。
クリックすると大体消えます。
消えないときは!マークがついてる音符を選択して右クリック→エンベロープ→「正規化」か「リセット」(赤線がクロスしてたりぐちゃぐちゃになってたりするのが解消されればOK)


④実際に歌わせてみる
ここまですればテトなら基本歌ってくれるはず。
ctrl+Aの全選択でもいいけど、USTによっては原曲に合わせて前奏分の休符がいっぱい入ってたりして待ち時間が長くなるので、ctrl+Wで最初の音符から最後の音符までだけを選択して再生するとすぐに歌ってくれます。

ちゃんと音が出たら成功です。やったね。左上のファイル→保存でこの状態を保存しておけば、次回開いた時もすぐに歌わせられます。


⑤音声を出力する
じゃあこれをオケと合わせてカバー動画を作ろうか、となったときはプロジェクト(P)→wavファイルを生成(G)で音声を出力できます。
保存場所は覚えやすい場所にしておきましょう。出力した音声を入れる用の新しいフォルダを見やすい場所に作っておいてもいいかも。
今回の出力結果はこんな感じ。
https://drive.google.com/file/d/1spgEaMVdfACdGhna0QzSyI2oc9kGWQ7O/view?usp=sharing

基本はこんな感じでやっていけばいいと思います。お疲れさまでした!