Privatter+
Font
Serif
Sans Serif
Color
Light
Dark
auto
Font size
Large
Medium
Small
Language
Japanese
English
Sign in with Google
Sign in with ID and password
Account ID
Password
Sign in
Forgot password?
Create account
白崎ぼたん
2025-02-28 23:32:28
806文字
Public
ツイノベ
Clear cache
ずっと俺たちは待ち合わせだった
甘え切っていた攻め×一生傷になりたい受け
さらに続きました! ↓前の話です
一番近くで、俺に笑顔を見せて
https://privatter.me/page/67bf0d9a9668d
どうにか受けと一緒に過ごしたくて仕方ない攻め。
受けと話したい、二人きりになりたい。
かつてはあんなに簡単だったことが、ひどく難しい。どうしてだろう。
答えは頭によぎったけど、振り払った。考えたくなかった。だから受けと一緒にいるために、必死になった。
そんなある日、攻めにチャンスが訪れた。
文化祭の準備のための買い出しで、週末、受けと二人で町に降りることになったのだ。
受けはいつも、こういった手間を自ら買って出る。「俺行くよ」と手をあげたのを見て、「俺も!」とすかさず手をあげた。
受けは、驚いた顔をしたけど、何も言わなかった。攻めは、それがすごく嬉しかった。
話し合いの後、二人で向き合って、こそこそ当日の予定を立てる。それだけで、二人だけの会話をしてるって、浮かれた。
「じゃあ、十時に店の前で集合で」
そう言って、別れた。攻めは拳を握って喜んだ。
受けとふたりっきりだ!待ち合わせだ!
一緒にいる時間を少しでも多くしたいから、できたら寮から一緒に行きたかった。けど、受けは学校に用事があるらしい。すごく残念だけど、仕方なかった。
ちょっと時間は短くなるけど、受けと本当に本当にふたりっきりでいられる。
荷物は全部俺が持つし、何なら預ければいいから、ちょっとどこかに、寄り道できないかな。せっかく町に降りるんだし。
スマホで、近くの店を検索して、ひとりでわくわくする。どうしよう、何を着ていこう、何をしよう。
受けと待ち合わせ、いつぶりだろう。友達の時から
――
付き合ってからも、ずっと俺たちは待ち合わせだった。
「たまには寮から一緒に行かない?」
受けはそんな風に、聞いてくれたっけ。幼馴染のこと見てやらなきゃって思ってたし、受けが待っててくれるのが、嬉しかったから、「俺、待ち合わせが好き」って言ってたけど。
――
バカだったな。
ふいに嬉しい以上に切なくなって、攻めは頭を振った。
Reaction
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.
Custom color
Reset color
広告非表示プランのご案内