温森おかゆ
2025-02-21 18:29:25
2532文字
Public アンサング・デュエットCS
 

【アンサング・デュエット】小鳥遊 丙

【名前】小鳥遊 丙(たかなし ひのえ)
【性別】女性
【年齢】18歳
【所属組織】レッドブランチ・スクール第6回生

◆バインダー(ナイト)
【名前】小鳥遊 丙(たかなし ひのえ)
【性別】女性
【年齢】18歳
【所属組織】レッドブランチ・スクール第6回生

《フラグメント》
◇『強がり』
 誰に対してもあまり弱みを見せないように立ち回る。メソメソしてなるものかと常に自分を律している。常に余裕の笑顔を湛えているが……表情の裏には、苦悩を隠している。

◇『男勝り』
 男性のような口調、男性のような服装で、女性であることは隠さないものの、その所作や態度は完全に男性。ともすれば、男性より男らしいところもある。

◆『独り言』【秘めごと】
 不安になると、つい独り言をつぶやいてしまう癖がある。人前では出さないようにしているが、シフターの前では、つい吐き出してしまうことも。

◇『マイレディ』
 異界の真の姿を見る目を持つというシフターを守る。学園内の伝統である「淑女と騎士」の理念を深く理解し、誰よりも大事にしている。異界というものに関しては詳しくはないものの、シフターのことは霊感が強く、守らなければならない相手だと思っている。シフターが居るかぎり、自分は「騎士」でいられるのだ。

◇『可憐』
 よくよく顔を見てみれば、けっこうカワイイ。しかし、そのカオの良さは、逆に日頃の男勝りな態度と恰好を引き立てている要素でしかない。

◇『弟想い』
 幼い弟とは仲が良く、可愛がっている様子が見受けられる。

【ストーリーフラグメント】
【たいせつな思い出】


【設定】
「やあ、マイレディ」
「どうしたんだい、マイレディ。さあ、共に行こう」
「落ち込まないで、マイレディ。僕がいるのだから」
「君の笑顔がいちばん素敵だよ、マイレディ」

 寄宿制の学園、レッドブランチ・スクール(『アンサング・デュエット』P252)に通う女子高校生。
 男子用の制服を着て、身も心もナイトとして振る舞う女性のバインダー。
 シフターのことをはばかりもなく「マイレディ」と呼ぶ。
 シフターのことは、その霊感ゆえに守らなければならない対象として見ており、気遣い、慈しむ。シフターは彼女にとって特別な存在であり、未だ知り得ぬ異界から守るべきシフターがいるからこそ、彼女は「騎士」として存在できるのである。
 異界がなんたるかというのは、実際のところ、彼女にとってはさほど重要なことではない。「守るべきものを持つ」というナイトの役割にこそ、意味を見出している。
 ……しかし、特別な存在だからこそ、心を許しているところもあり、時折ちょっとした弱音をシフターに聞いてもらうことも。

 ひのえは、とある名家の生まれで、小学生までは男子がおらず、父親も諦めてひのえに家督かとくを継がせるための教育をさせていた。
 家族から期待されるのが嬉しくて、ひのえは父の願うとおりの跡継ぎになってやろうと努力した。その結果、どんどんと男勝りで自信家な性格に育つ。

 しかし、レッドブランチ・スクールに入学した時、転機が訪れる。弟の乙(きのと)が産まれたのだ。父親は喜び、きのとに家督を継がせると言い出した。
 これが、思春期のひのえにとっては大きな衝撃だった。
 何もできない赤ん坊に自分の立場をあっさり奪われたこと、父の変心、家族の期待の目が自分から離れていく苦痛は、子供心に大きな影を落としてしまった。

 ひのえは怒り、悲しみ、男性に対して強いコンプレックスを抱いた。しかし、それでも諦めたわけではなかった。負けてなるものかと奮起し、彼女の男勝りな性格と言動はさらに加速。
 女性ながら、誰がどう見ても完璧なナイトになった。
 その裏には、未だに父を始めとする男性に対する対抗心がある。

 ちなみに、5歳になる弟のきのととは、実はそこそこ良好な関係。きのとは姉と対照的に引っ込み思案で女々しい性格であり、それがひのえの母性本能をくすぐったと思われる。

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