Tsutumi
2025-02-05 16:49:53
1130文字
Public 怪文書
 

Tav、黒いドレスでお出かけするの巻


MODのかっこいい黒ドレスにインスパイアされたただのギャグ?
ドレスなので、便宜上Tav♀️……なんでしょうか
(幣Tavベースのため口調は中性的)

アスタロマンス昇天√エンディング後を想定


 有名デザイナーに発注していたTav用の見事な黒ドレスが届けられたものの、風邪で発熱しているアスタリオン卿……


Tav「まったく……バルダーズ・ゲートに積雪が珍しいからって、蝙蝠姿ではしゃぎまくるからだぞ(あんな格好だからtntn冷やしたんだ……たぶん……)」

🦇「こ、これはヴァンパイアも罹るタチの悪い風邪……略してヴ風邪だから仕方がない」

Tav「ヴ風邪」

🦇「……とにかく俺は、回復に専念するために棺に籠る!」


 いそいそと、こないだ届いたばかりの豪華特注棺桶に入るアスタリオン。……なんだかんだ言って吸血鬼なので、棺桶の中にいる方が免疫力が高まる、らしい。

Tav「う~~ん、そろそろ二人で街中に買い出しに、と思ってたんだけどな。仕方ない、今日は一人で行って来るか」

🦇「な・何だって?! 俺も行くぞ! 一緒に行くったらい▲〇※×◎!!!!」


 ……と悪あがきするアスタリオン卿を棺桶に押し込め、今日も今日とて街中に買い出しに出かけるTav。せっかくだからと、届いていたヴァンパイアらしい黒のドレスを着て行くことにしたが――


   


 帰宅したTavが抱えていたのは、食材ではなく大量の花・花・花――白い花だった……


🦇「一体何があった!!? この量はどう考えても尋常じゃないだろう」

Tav「買い物が終わって一息……と思って。見晴らしのいいベンチで、こないだお前に貰ったフィナンシェを食べてたんだ。……そしたらいきなり、急降下してきたトンビが――

 しょんぼりしたTavが経緯を話し始めた。どうやら食べていたお菓子が鳥に盗って行かれたらしい。Tavはよほどショックだったのか、それともただ単に食い意地が張っているだけなのか……まだ若干、瞳をうるうるさせている。

🦇「トンビの奴め……! たかが猛禽の分際で、俺の伴侶を泣かせるなんていい度胸だ。今度蝙蝠姿のときに姿を現してみろ、嚙み千切ってやる!!!」

Tav「――で、お菓子を奪われて一人でぼろぼろ泣いていたら、周りの奴らがずいぶん気を使ってくれてな。『どうされました?』だの『どなたをなくしたんです?』だの……挙句の果てに、色んなヤツに花を手渡された」

Tav「けっこうズケズケ聞いてくるおっさんもいたなぁ。『アンタのダンナは、今どこでどうしてんだい?』なんて……

🦇「うんっ……? それでお前は一体、何て答えたんだ?……(凄まじく嫌な予感)」

Tav「ああ、そろそろ根掘り葉掘り聞かれるのも鬱陶しかったからな。きちんと言ってやったぞ! 『旦那は今、カンオケの中で寝てます!!!!』ってな」


🦇「この馬鹿ーーーー!!!!」