能・狂言 ~解説・字幕・手話通訳付き~
調布市グリーンホール 大ホール
2025年1月26日(日) 14:00開演
解説「初春に願う利益〜観世音と不動明王〜」
葛西聖司
狂言「樋の酒」
太郎冠者:野村萬斎
主:内藤連
次郎冠者:深田博治
後見:中村修一
仕舞「吉野静」
観世喜正
能「船弁慶」重キ前後之替 早装束
静/知盛ノ怨霊:中森貫太
源義経:富坂 耀
武蔵坊弁慶:殿田謙吉
判官ノ従者:御厨誠吾、渡部 葵
船頭:野村裕基
笛:藤田貴寛
小鼓:観世新九郎
大鼓:佃 良勝
太鼓:小寺真佐人
質疑応答 中森貫太
*・*・*
ここに来るのは、昨年の3月以来でした。
当時の感想⬇️
https://privatter.me/page/65ea10843e786
カンタ先生は調布で公演するのは、とても久しぶり(お父様の世代で公演していた程、昔)だった様です。
来年の催し物は決まってしまっているので、再来年また呼んで頂けたら
…と仰っていましたので、今回を機に御縁が続くと良いですね。
葛西さんのお馴染みの軽快な解説に、狂言、仕舞と続いて、休憩を挟んだ後にメインのお能へ。仕舞以外は観たことのある演目だったので、字幕付きということもあって、今回は終始リラックスして楽しむことが出来ました。
狂言「樋の酒」
これも昨年の5月以来でした⬇️
https://privatter.me/page/6641a9cdef0ed
やはり今回も、萬斎さんがお酒を呑む型は、樋を使って呑むところも、扇を盃に見立てて呑むところも、ホントにお酒が入ってるみたいで上手だなァと。お酒を注ぐ型も美しい✨
今回は深田さんとのベテランコンビで、息のあった酒宴を楽しませて頂きました🤣
てか、前日は金沢で二人三番叟を演ってたのですが(観たかった🥲)、ホントに三番叟踏んできたの?ってくらい、ケロッとされて、タフだなァと思いました😅
仕舞「吉野静」
能と同様、こちらも静御前の舞ということで、初見でしたが、じっくりと堪能。喜正さんって恰幅が良いけど、動きが女性的になってるのが観て分かって、袴姿だけど、静御前の姿が重なって見えるような気がしました。すんばらしかったです✨👏👏👏
能「船弁慶」重キ前後之替 早装束
この演目も何度観たでしょうね。最近では小書きある方がメジャーになりつつあるような気がしないでもないですが😅
前場の静御前の舞は、別れを惜しむように、ゆっくり、ゆっくりと
…。途中、橋掛かりまで移動して、シオル(泣く)ところは、私の座席からの視点だと、丁度、松の木に姿が隠れていたので、影でひっそり涙してるイメージで、とても印象的でした。
そして、今回は更にホールバージョンということで、後シテが半幕で姿を見せる部分では、敢えて幕の外に出て謳う特別仕様に。そうしないと知盛の姿が観客側から見えないからねぇ😅
知盛の面も、普段とは違うものを使うと予告されていた通り、とてもキレイなイケメン(イケ面)で、恐ろしい亡霊というよりは、知盛そのものという印象を受けました。動きもダイナミックでとてもカッコよかった〜!😆✨
今回、葛西さんの解説を聞いて、前場と後場で、シテの役の性別が違うことや、この世の者とそうでない者であることなど、他の演目と比べても、この大胆な構成に改めて「船弁慶」って、よく出来た演目だなァと再確認しました。
そして、狂言では楽しい酒宴、能では悲しい酒宴を描いてるという番組の選曲についても納得で、とても良き公演でした。
UDトーク(音声認識による文字おこし)初めて見たけど、時代は常に進化してるんだなーと。聴覚障害のある方が、狂言は字幕が無く残念だったと仰っていたけど、カンタ先生的には、UDトークがもっと進化したら、狂言にも字幕が対応出来るようになるかも、とのことでした(狂言は、お家や流派によって台本が違うので、カンタ先生の方で字幕が作れないとのこと)。
以前、横浜能楽堂ではバリアフリー能という企画も演っていたので、こういう公演も今後、増えて行くとイイよね、と思いました。
過去の観劇日記はコチラから⬇️
https://privatter.me/user/mijuppa
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