第21回 一樹会
国立能楽堂
2024年5月12日(日)13:30開演
解説 「橋弁慶について」
三浦裕子(武蔵野大学教授・同大学能楽資料センター長)
舞囃子「橋弁慶」
弁慶:青木一郎
牛若丸:青木響平(子方)
笛:栗林祐輔
小鼓:長尾 樹
大鼓:佃 良太郎
解説 「これからの見どころ」
三浦裕子
連吟「海士」
龍女:梅若紀長
房前大臣:梅若万佐志(子方)
従者:梅若泰志
仕舞「山姥」クセ
梅若紀彰
仕舞「融」
観世銕之丞
狂言「樋の酒」
太郎冠者:野村萬斎
主:金澤桂舟
次郎冠者:野村太一郎
後見:岡 聡史
能「玄象」
尉・村上天皇:青木健一
藤原師長:青木一郎
前ツレ/姥:梅若紀佳
後ツレ/龍神:梅若志長
従者:大日方 寛
従者:御厨誠吾
従者:渡部 葵
師長ノ下人:飯田 豪
笛:松田弘之
小鼓:久田舜一郎
大鼓:國川 純
太鼓:小寺真佐人
*・*・*
昨年も空席が目立ってましたが、
今年はもっと空席が目立ってた😵
内容はとっても良かったなだけに、
ホントに勿体無いなと思いました😖💦
一体、何が駄目だったんだろうか。。。
舞囃子「橋弁慶」
幼稚園の年長さんになった響平くんが、
祖父の一郎さんとともに橋弁慶に初挑戦。
出てきた瞬間から笑顔で、とても立派に演じてました。
昨年は能の子方で初舞台をして、
居眠りをしてしまう姿が可愛かったケド😂
1年でここまで集中力が身に付くのかと、
この時期の子どもの成長の早さには驚かされます。
あとチャンバラ系の演目は、子どもが好きそうよね🤭
狂言「樋の酒」
今年の式能で他家のものを拝見済み。
あとは映像でチラチラと。
萬斎さんの「樋の酒」は初めて観ましたが、樋を使ってお酒を呑むところでは、次郎冠者がお酒を注いで、太郎冠者の口に流れるまでの時間差を考慮して、萬斎さんがリアクションしてたのがお見事だと思いました。
他の方だともう少しリズム重視だった記憶があって、「そりゃ」「んぐ」「そりゃ」「んぐ」
…みたいな。
でも萬斎さんは、「そりゃ」「
……んぐ」みたいに結構、間が開く感じ。
この間の長さが、あぁ、樋の中を酒が流れていってるな、と想像出来て、かなりリアル感がありました。そして、リアルに感じられる分、お酒も美味しそうでね🤤✨
萬斎さんは、ホントにお酒を呑む型が上手くて、酒好きの太郎冠者の役は、まさにはまり役。今回も相変わらず終始、可愛かったです🤤💕
そして相方である、ちゃっかり者の次郎冠者を演じた太一郎さんも表情豊かで、あぁ、この二人はとても仲が良いんだな、と感じさせるくらい、息のあったコンビでした。色違いの肩衣と袴も可愛かった(萬斎さん、濃い目の水色の袴が爽やかで似合ってた🥰)
裕基くんや万作さんとの親子コンビも絶品だけど、太一郎さんとの師弟コンビもイイなぁと改めて思いました🥰
あと三浦氏の解説で気付きましたが、能の演目が琵琶絡みということで、音で楽しめる番組になってたんですね。
「樋の酒」も後半は太郎冠者の謡と舞が堪能できるので、なるほどなと思いました。
萬斎さんの美声と舞が堪能出来て👂が幸せでした🥰
てか、寂しい見所を見て、逆に気合い入ってるような気がしました。逆境に燃える推し、良き。あと、前髪も良きでした!笑
能「玄象」
琵琶の名手である藤原師長(ツレ)が、更に腕を極めようと中国に向かう途中、須磨の浦で出会った老夫婦(前シテ・ツレ)の宿に泊まる事になり、そこで老夫婦の琵琶と琴の素晴らしい演奏を聴いて中国行きを思い留まる。実はその老夫婦は、琵琶と琴の演奏に長けた村上天皇と梨壺女御の霊だった。
後半は村上天皇(後シテ)が在りし日の姿で現れて、龍神(後ツレ)に琵琶の名器「獅子丸」を持ってくるように命じ、師長にそれを渡すと、師長は共に唐楽を奏で、村上天皇は舞を舞う。そして村上天皇が昇天すると、師長は琵琶の名器を携えて都へと戻っていくのだった。
初見の演目。登場人物が多いので、なかなか見応えのあるお能でした。てか、龍神はいつ観てもカッケェ✨✨
ワキの僧侶視点で語られる、よくあるパターンじゃないのも、新鮮味があって良かったです。
健一さんの舞はとっても美しかったし、
アイを務めた飯田さんも良きでした✨
あと、松田さんの笛が凄く良かった😆✨
笛方は松田さんに当たることが多くて、
今回も嬉しゅうございました🙏
いつも、しっとりとした演目で松田さんの笛の音を拝聴するので、今回は後半でちょっと活気あるお笛が聴けたのも新鮮でよかったです🥰
■第20回 一樹会の感想はコチラ↓
https://chaosnokanoke.xxxx.jp/archives/26954
■過去の観劇日記はコチラから↓
https://privatter.me/user/mijuppa
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