もご
2024-12-31 18:29:19
440文字
Public
 

拙宅のフロがずっと笑ってるあれ



※独自妄言設定です。

子供のころはさすがに今みたいにずっと笑ってなかったが、少年期のある日を境に、微妙に口角を上げて笑うようになった。
以来、その笑顔がほぼ常になっている。AC戦の時や、6といると不意に笑顔がなくなることがある。

「その相手」が通りすがりの人だったか、自分の家に来た人だったか、はたまた知り合いだったのか、見も知らぬ人だったのかは本人も覚えていない。
ただ何かしらフロイトに向かって、褒めるような、好意的な言葉を投げかけていた。
「賢そうなお子さんですね」とか「よくできた子ですね」とか「元気で良いことですね」とか。
しかしそんな言葉、腹の底では微塵も思っていないことは、フロイトにもわかったけれど。

なるほど、どうも周囲の人たちは「この笑顔」を常に浮かべているらしいと覚えて、以来、それは彼なりの社会性の印になった。
人を人と思わなくても、人は笑顔を浮かべられるし、そして笑顔で大抵のことはなんとかしている。

だからその真似をしている。それだけ。