和泉 小夜
2018-06-17 21:09:23
1581文字
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文通(さだふど)

うちの創作本丸ふたつ。です!なかなかパソコンに触れず投稿が今日になってしまい申し訳無いと思っております。


読み終えて不動を見ると、緊張しているのか、
小さく震えていた。
嗚呼、何て可愛らしい。
こんなに俺を想ってくれるやつが、俺なんかにいるんだな。

正直、不動のことは忘れていた。
でも他の不動行光よりも、自分は駄目刀だと言っていた不動行光が居たのは思い出した。
椿本丸の不動だったのか。
あの時は、椿本丸と呼ばれていなかったから分からなかったが、不動は俺を覚えていたんだな。
まぁ桜本丸とは呼ばれていたしな。

「なぁ、不動」
『な、なに……?』
「俺さ、文通相手の本丸が何処か知りたかったんだ」
「ずっと好きだった、あなたが幸せならそれでいいって」
「その言葉が嬉しかったから。顔を見て礼を云いたかったんだ」
「神隠しも簡単だけど、俺は神隠しなんてせず、不動に会いたかった」
「俺も!不動が好きだぜ!だから、さ。俺の我儘に、付き合ってくれねーかな?」
『あなたの、わがまま……?』
「不動と付き合いたいんだ、ダメかな?」
『だ、めじゃ、ない……!俺も、あなたと懇ろになりたい……!』

拍手の音が聞こえる。
気が付くと、桜本丸の第二部隊と、椿本丸の第一部隊が祝福していた。
そうだ此処、演練会場だった。

まぁ、近い内に色々とあるからな。
不動と一緒に逃げるのも、ありかな。