和泉 小夜
2018-04-30 18:41:01
1690文字
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さだふど(太鼓鐘貞宗×不動行光)

りくえすと品です。はい。返品は可能です。詳しくは注意書きにて。


朝、虎くんたちと遊んでいたら、不動行光が声を掛けてきました。

「最近、どう?何かあった?」
僕は何もないですよ。不動行光こそ、何かあったんじゃないですか?

「ん?何でそう思うの?」
あぁ、いえ。……ここ数日、あまりご飯を食べていないように見えたので。
そう言うと、少しだけ、反応しました。

太鼓鐘貞宗ですか?と、聞くと。
明らかに動揺した素振りで「違うよ」と否定をしました。

嘘は駄目ですよ。不動行光。
僕、不動行光が太鼓鐘貞宗を好いていること、知っていますからね。
そう伝えると、顔を林檎のように赤くしてしまいました。

……薬研から聞いたの?」
いいえ。薬研に聞いても何も教えてはくれませんでした。
だから、僕の見たまま感じたままを、あなたに伝えているだけです。
そう言うと、不動行光は諦めたように話し始めました。

……俺の片想いなんだ。太鼓鐘は薬研が好きだから」
「修行に旅立つ前から、ずっと。太鼓鐘が好きだったんだ」
「でも太鼓鐘は薬研が好きだから、諦めなくちゃいけないのに」
「俺は、ずっと。諦められないんだ」

……太鼓鐘貞宗は、不動行光を思っていたはずなのに。
何故、薬研になるのでしょう。