Privatter+
Font
Serif
Sans Serif
Color
Light
Dark
auto
Font size
Large
Medium
Small
Language
Japanese
English
Sign in with Google
Sign in with ID and password
Account ID
Password
Sign in
Forgot password?
Create account
和泉 小夜
2017-08-04 17:07:13
863文字
Public
Clear cache
厚愛(厚藤四郎×愛染国俊)
薬研視点だし他の子も出てきます。名前だけなら他にも出てきます。
肝心な二人はほぼ出て来ません。
1
2
最近、厚と愛染の距離が近い。
何か心境の変化でも有ったのだろうか。
そう考えていると今剣と共に、乱と蛍丸に呼び出された。
「厚ね、愛染が好きなんだよ」とは乱の発言。
「国俊は厚が好きなんだって」とは蛍丸の発言。
乱は「愛って良いよね」と言う。蛍丸は「恋って綺麗だよね」と言う。
「あいとは、こいとは、なんですか?」
そう今剣が二人に問う。
乱は「他人に与えるものだよ」と、蛍丸は「キラキラしたものだよ」と、
それぞれ答えた。
「それじゃあ、こいとは、たにんからうばうものなんですか?」
「それならば、あいとは、みにくいものなのですか?」
そう今剣が問うたら、二人は固まった。
きっと、愛だの恋だのという定義は他人によって違うのだろう。
いち兄は戀を「糸(いと)し糸(いと)しと言う心」なのだと言っていた。
長谷部は恋を「下心」だと、燭台切は愛を「真心」だと言っていた。
不動は愛を「相手の心を自分の中に受け止める行為」なのだと言っていた。
二人の愛やら恋やらは分からんが、きっと互いに、いとしくて、
真心も下心もあって、相手の心を全て受け止めているのだろう。
部屋から出ると、畑仕事をしている厚と愛染を見付けた。
こんな暑いのに大変だろうから、後で何か差し入れを持って来よう。
二人を眺めながらそう考えていると、愛染が被っていた麦わら帽子を脱いで口元を隠した。
嗚呼、もう口吸いをする仲なのか。
きっと、互いを好いて愛して、堪らないのかもしれない。
二人は現在の、此の瞬間が何よりも至福で仕合わせで、
互いの他にはもう何も要らないのだろう。
そう思いながら俺は、兄弟をどう冷やかしてやろうかと考えている。
1
2
Reaction
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.
Custom color
Reset color
広告非表示プランのご案内