sousakuyamamusume
2024-12-02 14:14:13
1407文字
Public 一次創作
 

スチームパンク系ディストピア

書きたいところだけ


「落ち着きましたか?」
「信じられないけどな、こんな人間みてぇなAIだなんて。」
「僕らは貴方のそばに居たこの子より4世代ほど後の型番です。」
そう言って彼(?)は俺の相棒たる旧式AIを撫でた。いや、こんな慈しみの感情持ってるAIがいるのかよ。
「で、いつまで寝てりゃ満足だ?」
「そうですね、僕から一つ提案があるのですが。」
「なんでい。」
「悪い部分を交換してしまいませんか?右眼、肺、肝臓。脚は交換というよりは外部骨格でサポートという形になるかとは思いますが。」
……つまり、なんだ?こいつはそこまでして俺を生かそうとしてるのか?
「なんだってそこまで。」
「この子の申し出です。」
「持ち合わせがないんでね、残念だが」
……ああ、中層階ではまだ貨幣経済なんでしたっけ。失礼しました、上層階では既に廃れた習慣でして……何せ僕らと同じ型番のAIが住民の半分を占めているものですから。」
お、思ったよりとんでもねぇな、上層階……