2024-11-27 22:43:42
2481文字
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劇場版SOARAが良すぎる話。

劇場版SOARA LET IT BE -君が君らしくあるように- を見て興奮しています。


劇場版SOARA見た~~~~~~~~~!!!
すぐやる課に勤めているので、すぐに見た!!!!!!

寝る前に見たことを後悔するほど泣いた。翌日の顔の状態は、保証できないタイプの映画だった。

モリ「空の音楽が好きだから」にこんなこんな意味が込められていたってそんなことある????????
「音楽を始めよう」って、どんな台詞だよ、というかLet's sing a songくらいの軽い意味だと思ってたんだけど、激重だな。空くんの「止まっていた時間を動き出させる」という意味での「音楽を始めよう」だったとは。
それこそ「ALIVE」シリーズって「生きる」ってことで、「そんな大げさな」と思ったけど、いや、マジでこれは「ALIVE」シリーズですわ、本当に。

そして、大原空の思想が好きすぎる。「飛び出せ青春」とかバカみたいなTシャツ着てても、もうその「青春」に込められた思想というか、感性というかがたまらなく好きだ。なんて感性を持った人が、音楽を作っているんだ。

それこそロクフェスの感想でも書いたけど、SOARAの音楽には「青春は終わる」という自覚があるのがすごく好きなところで、それは曲を通じて伝わってはいたんだけど、改めて映画の中で、高校を卒業したらこうやってラーメンを食べることもない、同じ場所になんとなく集まることもない、別々の道へと歩いていくという話をしていて。
SOARAの音楽の、キラキラ最強無敵の「青春」じゃなくて、放課後の西日のような「あぁ、もうすぐ日が暮れて、今日が終わって、教室にはいられなくなる予感」が詰まっている音楽の精神性が超濃厚に映画の中に詰まっていて、たまらなかった。
空と望っていう明るくて天真爛漫なムードメーカーの二人が、その青春の期間限定性にとっても自覚的なのもよかった。

あと、神楽坂宗司。この人、ほんとすごい(語彙力)
まず、宗司のバスケとの向き合い方が、すごい高校生っぽいというか。全国大会とか、そういうことに命を賭けてはいたけど、離脱することになり、そうなったときに「やり切った」って思う潔さと切なさ。そして、先輩も全国には行くけど、大学でやるかは決まっていない。部活スポーツ特有の、必ずしもプロになるわけではないが、真剣にやっている。結果を出せれば嬉しいけれど、一番大事なのはやり切ったと思えるか、みたいなラインなのが、す~~~~~んごい良かった。
ところで、宗司はマジで細かいところに気が付きすぎ。バンドのリズムだけじゃなく、人間関係のリズムも刻んでるやん。空くんのPCを閉じに行って、ただ「お前はいいやつ」って言うんじゃなくて「いい所も悪い所も知っているけど、そこまで悪いやつではない」的な言い回しの妙さ。
廉くんがネガティブになりそうなときに、「小さいころからお前を知っている俺が言うんだ」「真面目に努力してきたんだから大丈夫」とあの強度で言えること。

宗司に加えて、モリもすごい。
この人、バランサータイプかと思ったら、フツーにトガったところあるし、興奮したオタクだし、いろいろ冷静に考えている理性を空くんのためなら全部投げ捨てられちゃう人じゃん.......。あと、音楽にも厳しい。と、いうか「空の音楽」を最高の状態で届けられないことを絶対に許さないという気迫がある。
まず、入学早々「大原空!?」と強火だったこと、バンド加入にもその下心があったことも最高。こいつ、目的のために手段を選ばないところがある。
いや~~~~~~常識人タイプかと思ったけど、大原空に魅せられすぎて空関係のねじが吹っ飛んでる人だった......すごい......。
そのモリがいたから、「さぁ音楽を始めよう」で動き出す。知らない誰かじゃなくて、目の前のたった一人のファンが、大原空という天才をもう一度動かすに至ったのは、音楽とファンをめぐる一つの真理を示しているようで大変良かった。
結果的に、モリだけじゃなくてSOARAの全員が、空に対して「ひとりじゃない」という物語だったと私は受け止めているんだけど、中でもモリが強火に「一人じゃない」をやって、音楽が動き出す。映画を見て、一番印象が変わったのはモリだった。
そういうモリだから、初期曲がモリと空で歌っていることの「重み」が全然変わった。

望くんもとても良い!!!!!!
はっちゃけ担当に見えて、結構周りを見てるんだろうな~と。ベースを支える文字通りのベースにふさわしい人。
詳しく知らないけど、廉くんを巻き込んでいる入学式の様子がちらっと写って、この人、意外と周り見えてる?いや見えていない?ん?と思わせるところが良かった。
何より、他のメンバーは家族の姿が映り、夕飯の様子が映り、なんだけど、望はみんなとバイバイしたあと一人で生活している描写がしれっと差込まれる。
SOARAの人たち、いつも支えあって、なんでも共有しているようで、案外そうでもない。そういうところが微妙に出ているのも、あ~~十代......という感じで。
それこそ廉の家に「迎えに行く」のも、望なんだよね。誰も望の家にはいかない。宗司がバスケできなくなったときは空が一緒に泣いたし、空のしんどいときには宗司が行くし、モリは強火だし、廉のところには望が行くんだけど、望のことは学校で会う範囲でしかカバーされていない感じが、望くん~~~~~~~~~ってなった。
ただ、後輩組はそんなにまだ掘り下げる尺が足りていないという感じ?だったので、もうしばらくしたら廉くんが巻き込まれるフリをして、望を構っているのかもしれない。
それにしても廉くんは巻き込まれ美少年で大変良かった。



と、いうことで劇場版SOARAめちゃ良かった~~~。
川越行きたい~~~~~~~。アニメのシーンが全部「ちゃんと存在してる!!!!!」ってなってやばかったし、その結果「プロアニ2のモリとのコロッケのシーン、爆エモじゃん!!!!!おい!!!!!!!」とアニメの解像度が上がったのも大変良かったです。