sousakuyamamusume
2024-11-21 22:05:45
773文字
Public 一次創作
 

フタリのナナシ3

平和


とりあえず指定された座標に辿り着いた。
鍵のデータも同時に送られてきたため、それを用いて解錠する。
どうも『入った場所が最悪』らしく、ナナシ-2はエンジン停止の状態にあるそうだ。
……こいつか。」
部屋のど真ん中で機能を停止しているナナシ-2を眺める。確かに時折にゃーにゃーという鳴き声が聞こえてくる。
真ん中の大きな鉄板を取り外し、内部構造を確認する。
ああ、これは確かに
あいつなら、直ちにナナシ-2を停止させるだろう
くだんの子猫は、エンジン部分と滑車部分のちょうど狭間に挟まっていた。