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こꯓレ)ろ🌟🦄🌈🌟
2024-11-16 00:30:16
6771文字
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コノチャ♀ほにゃっと小説
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最終処分場の後始末
ナタル・ハインライン誘拐事件のその後の話。コノ視点です。
狂気のコーディネイターの話。
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2
♦︎
久しぶりにハインラインとノイマン、子ども達も全員揃って夕飯の時間を過ごした。
チャンドラの怪我は快方に向かい、殴られたせいで出来た目の下の内出血も少し薄くなり、頭の擦傷に貼り付けたガーゼも小さくなった。
心理的なショックも和らいできたようでチャンドラはみんなと食事をしたいとリビングにきて、じゃれついてくる子ども達を順に抱きしめてずっと機嫌が良かった。
ハインライン達が帰宅した後、娘が寝たのを確認して寝室に行くと、チャンドラはバルコニーへ繋がるガラス戸の前の一人掛けのソファに膝を抱えて座っていた。
「ダリダ?」
声をかけるとチャンドラがパッと顔を上げてコノエを見る。
いつもはコノエの使い古したTシャツを寝巻きがわりにするのに、事件後はコンパス時代のインナーTシャツとジャージを引っ張り出して着ている。
違和感は拭えないがしたいようにさせるべきだと何も言及せず眺める。
チャンドラはゆっくり立ち上がって近くに来るが抱きついてくれるものかと両手を広げて待っているのに一メートルほどの距離を空けて立ち止まってしまった。
メガネ越しの青い瞳はコノエをなかなか見てくれない。
「ダリダ、どこか痛いところでも?」
具合が悪いのかと心配になって声をかけると、ワンテンポ無言の時間が挟まった後、問われた。
「抱きついてもいいですか」
「もちろん、いいよ」
何を突然そんな当たり前の事を確認してくるのか。コノエが即座に答えると震え声で重ねて問われた。
「自分、汚くないですか」
「何?」
「犯人に、触られて
…
身体、舐められたりしたし、写真、撮られたし、気持ち悪くないですか」
「ダリダ」
名前を呼ぶと、小さな身体がビクッと震えた。俯いて床を見つめるばかりの瞳に涙が溜まっているのがわかる。
コノエは一メートルの距離を一歩で詰めてチャンドラの手を掬い上げるように両手で取った。
「そんな事思うはずない。むしろナタルを守ってよくあそこまで耐えたと思う。君は私の誇りだ」
「アレクセイ
…
ッ!」
「おいで」
コノエはチャンドラの返事を待たずに抱きしめた。華奢な身体を壊さない程度の力で慎重に抱きしめて背中をさすった。
コノエの腕の中で小さな子どものように泣きじゃくる妻に胸が締め付けられる。
アーモリーワンで設計局の男達に襲われた時もこんな風に不安定になった。いや、今回の方がもっと酷い被害を受けた。もう二度とこんな思いをしないで良いように守りたかったのに、またしても失態だ。悔しさにぐっと奥歯を噛み締める。
この一週間は犯人の調査と殲滅に時間を費やした。もしまだ犯人の仲間がナタルやチャンドラを狙ったらと思うと後回しにできなかったが、その分寂しい思いをさせてしまった。
「私は君を愛してるよ。大好きだ」
「
…
はぃ」
「そばに居られなくて悪かったね」
「ナタルの、安全はっ、確保されましたか?」
「ああ、大丈夫。全て終わったし君のことも必ず守るよ」
なるべく穏やかな口調で告げると小さく頷いて「ありがとうございます」と言ってくれた。
チャンドラは優しい。
ナチュラルとコーディネイターの共存を信じて平和のために働く。可愛い子ども達に愛情を注ぎ、慈しみ、親友たちに思いやりを持って接する。夫であるコノエを心から信じて愛してくれる。
チャンドラはコノエの全てで、命より大切な存在だ。だからコノエはチャンドラの望む存在であり続けるし、彼女の望むように世界を守る。
彼女が健やかに生きていれば、の話だが。
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