Isa
2024-10-31 21:03:03
8430文字
Public 雑記
 

ジュハロの日2024のあとがきもどき

呟きとか、あの話の後の小ネタとかまとめてみた
読みにくい 呟きのテンションですよこれは



8ページ
ジュ→ハロ短文の後のハロルドとナナリー
(ふせったー投稿済)

***

「──で、なにー? 今日のお土産なら中で渡してくれればそれでいいのに」
「あんまり大事にしない方がいいかと思ってね」
「どういう意味?」
「とりあえず、これ、渡すよ。今日のお土産」
「ありがと……って、この大きさだとアクセサリーか何かよね? さてはあいつ、届けるのだけじゃなくて土産選びまでサボったわね?」
「とにかくさ、開けてみてよ。ハロルドの趣味かどうかはわかんないけど、嫌いじゃないとは思うんだ」
……へえ。まあ、可愛いんじゃない? 自分では選ばないけど、なかなか良いセンスだと思うわ」
「そっか、良かった。……実は……さ、それね、」
「ジューダスが選んだの?」
「えっ、な、何で……
「まあ、あんたの反応からして、そうかなって。そう、これをあいつがねえ……
「正確には、ジューダスが選んだわけじゃないんだ。そいつをじっと見てたんだよ。そこにあたしとロニが通りかかっていろいろ言ってたら、怒ってどっか行っちゃって」
「そんで、好奇心半分で、買って私にそのエピソード付きで渡しちゃおーってことになったと」
「ジューダスには悪いと思ったんだけど……あたしらが通りかからなかったら買ってたかもしれないだろ? あとはまあ……その……気になったっていうのもある……かな……
「ふうーん……
「ご、ごめん。こういうの良くないとは思ったんだけど」
「私に謝る必要はないけど……まあ、間違いなくジューダスは怒るでしょうねー。どんな理由で怒るかはわからないけど」
「だよね……。余計なお世話どころじゃないだろうし。……渡しておいてなんだけど、着けてるところ見られたら、あんたがジューダスに何か言われそうだよね。やっぱりあたし、店の人に返してこようか?」
「えー、これはもう私のものよ。私がどうしようと自由よね?」
「そりゃもちろん、ハロルドが気にしないなら、構わないけど……
「ありがと、ナナリー。じゃあ、また明日……
「ちょ、ちょっと待ってよ!」
「ん? なに?」
「いや、……何っていうか、ほら、感想とかないのかい? なんでジューダスがそれを自分に、とか、気になったりしない?」
「それが気になるのは、あんたとロニでしょ?」
「う……
「だから、買ってみたんでしょ。で、私の反応を見て、私の気持ちあるいはジューダスとの関係を推理しようとした? それとも、私にこれを着けさせて、それを見たジューダスの反応から、あいつの内面を確認しようとした?」
「ううう……
「あ、別に、私は怒ってないわよ。他人の感情や関係を勝手に想像して楽しむのは、いつの時代、どの世界にも共通して発生する娯楽だし。変な方向に偏りさえしなければ、未知に対する探究心という意味で、私が持ってる好奇心と似たような質のものだと思うしね」
「そう、なのかなあ……
「ただ、それが探究心であるというのなら、私たちに話を聞いて、さっさと気持ちを聞き出してすっきりしちゃおう、っていう姿勢はいただけないわね」
……?」
「科学の進歩は一朝一夕にはいかないものよ。今見えている事実から、推測し、仮説を立てて、検証して……、そうして新たに判明した事実を積み上げて、真実に近付いていくの。その過程をすっ飛ばして、答えだけを欲しがるのは、ちょっとずるいんじゃない?」
……よくわかんないんだけど、つまり、どういうこと?」
「つまり、私はあんたたちの欲しい答えを今ここであげるつもりはないってこと。このイヤリングは、ナナリーにもらったものとして受け取るわ。私がこれを着けてるのを見たジューダスがどんな反応をするかは、あんたたちの目で確かめるのね」
「ええ……?」
「うーん、自分自身が他人の観察対象になる経験は初めてね。あくまで自然な状態を観測したいのなら、対象に気付かれないようにすることが肝要よ。心理学や行動経済学なんかの実験では、対象はその実験によって得られたどの結果をどんな風に使うのかは知らされないんだけど、今回の場合は」
「ちょ、ちょっと待った、ストップストップ! やっぱりよくわからないんだけど、もしかして、あんたとジューダスで実験をしてみろって言ってる?」
「だって、知りたいんでしょ?」
「それは……。けど、そんなことする気はないよ。人間は科学や薬なんかとは違うんだから」
「そう? 残念ねえ。ジューダスの反応が面白そうだと思ったのに」
「というか、絶対怒るね」
「ま、どちらにせよ、私の話はしないでおくわ。だってその方が面白いでしょ? いろいろと想像する余地があって」
「それだけの理由じゃないよ。もし仲間同士で、そういう感情があるなら、応援したいだろ? 協力だってしてあげたいし」
……。ま、言いたいことはいろいろあるけど、私は良いように受け止めておいてあげるわ。ジューダスに何を言われても私は庇えないから、そこだけよろしく」
「それは……、甘んじて受け入れるよ……


***

「天才科学者の恋話なんて、安売りするもんでもないしね~♪」みたいなことを言わせてみたかったが、没。ということでここで供養。

「(ジューダスが)どんな理由で怒るかは(可能性はいくらでも上げられるが本当の理由は今の時点では)わからない」
あるいはナナリーに教えるつもりはない/ナナリーが持っている情報量で推測することは難しい(この場合ハロルドにはほとんど確定的な答えがわかっている) といった意味の「わからない」

(ここだけただの雑感)
人間観察とか人を対象にした実験に興味がないとは言わんが、どっちかといえば科学の方がより好きなのかなと思う
ただ人間関係や誰かの心のうちについてはハロルドちゃんは既に持っている知識を活用して普段のみんなたちを観察していればある程度察せるので、わざわざやることではないんじゃないか

最後のハロルドの沈黙は、(過ぎたるは及ばざるがごとき優しさなんだろうということは理解しているものの)「それ私に言ってる時点で応援とか協力とかそういう範疇超えてんだよな~」みたいな気持ちで🙂という顔をしているイメージ かわいい このときのじゅだくんは間違いなくかわいそうです ハロルドちゃんもきっと内心かわいそうだなと思ってるよ
妄想してみたかっただけのゆるゆるネタなのでこういうノリを許してほしい……

結局何も教えてくれないし何も情報を与えてくれないし動揺もしなければ感想も言わないハロルドちゃん、わからないの極みすぎて、超良くない?と思って妄想してしまいました。きっと未来のわたしが許してくれる。