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NEO
2020-01-19 09:32:24
4874文字
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alphabetで学べるわけがない炭善
頭を空っぽにして読むくだらない話。キメツ学園炭善。【20200121完結】
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Zを待てるのは長男T
ナニ作っちゃってんの美術教師オンナノコめっちゃカワイイんですけどなにこれ何これっ?流石女三人と同時に付き合ってるだけあるな糞モテ男はこれだから何この娘女子高生設定?!可愛すぎない心臓まろび出そうなんですけどぉ!!!!
某輩センセに貰った手作りアプリ【忍ぶな下心】(ネーミングについてはまだ認めてない)、デバッグを兼ねたテストプレイをやれと云われて始めたけど、これがかなり出来がイイ。凄い音楽が心地好いし、システムもシンプルで分かりやすくて、何より鬼恋並みにキャラクターがカワイイ。誰?この立ち絵描いたの!完璧プロじゃん?あの輩、ツテどーなってんの?!
タダでいいなんて絶対裏があると思ったけど、炭治郎まで一緒になって頼んできたからつい警戒が緩んでプレイし始めただけなのに、もう既にハマりそうな予感だ。特にこの娘
…
気になるわ〜会話からして、相当ツンデレなのわかるんだよな〜♡♡♡
蕨『は?ウザいんですけど』
蕨『ブサイクは死ねよ』
蕨『アタシに近寄んな、ブス』
プレゼント攻撃しても、優しいセリフ選択しても、全然フラグの気配が無ぇ〜♡これは期待大♡♡絶対デレたら可愛いやつ〜〜♡♡♡決めた。俺は戦士になる。この恋を勝ち取るんだ。彼女のために、俺は今、重課金戦士となる
………
!!!
「なんちゃってー♡デモプレイだから課金はねぇんだよ〜♡」
ふひひ、無限コインの財布にしてもらったから、ハイスペックアイテム取り放題なんだよな♪
「待っててねぇ蕨ちゃん♡すぐ貢ぐよぉ〜〜〜♡♡♡」
こうして俺は貢ぎに貢いだ。彼女のために荷物持ちや使い走り、果ては彼女を守って喧嘩し学校の番長になったりもした(戦闘は音ゲだったので絶対音感のある俺には余裕だった)。心身共に尽きるまで捧げ、リアルどころか鬼恋まで放置して費した総プレイ200時間
……
しかし
……
彼女が俺に落ちることはなかった
………
「なんで
……
なんでだよ
………
どーなってんのこのゲーム
……
浮気もしないで蕨ちゃん狙いなのに何にも始まらん
…
心折れる
……
」
>>>ピロン
「
………
ん?あぁ
……
お前か、炭慈郎」
炭『元気がないな。大丈夫か?』
炭『そうやってずっと無理していたんだろう』
炭『たまには息抜きしろ。ほら、これでも食べて休むといい』
>>>アイテム【おにぎり】をGETしました。
「たんじろ〜〜
………
菩薩か
………
」
お助けキャラクター、炭慈郎【たんじろう】。主人公である俺【善逸】の同級生で親友でサポート役、よくある恋のお助けマン立場の奴だ。キービジュアルが黒髪、ピアス、額に裂傷
……
と、ある程度ぼかしてあるが、知ってる奴が見ればすぐに炭治郎がモデルだと分かる。
肖像権って知ってる輩センセ?炭治郎もおとなしく使われてんじゃないよ。あーでも、そういえばコレ貰った時アイツも側にいたんだっけ。じゃあ了承済みなのかもなぁ。ちゃんと報酬出してんだろうな?教師のクセにモデル代払わんとかセコいことしてんじゃねーぞ!今度確かめとかないとな
……
>>>ピロン
炭『半分くれるのか?
……
善逸は本当にいいやつだな!』
満面にっこり炭慈郎のスチル。もう何回この笑顔を見たことだろう。傷付いた心が癒やされる。ついでに気力ゲージまで満タンに快復してくれる。フツーは就寝しないと回復しないのに
…
「うっ、うわ〜〜ん!違うよぉいいやつはお前だよぉ俺なんかの面倒見て優しくしてくれてお前が最高の男だよ〜〜!!」
リアル女子とは手も握れず、ゲーム女の子にも振られ続け、ズタゝに傷付いた心を優しく撫でてくれる大親友、炭慈郎。お前が毎回多種多様の言葉で慰めたり、微妙にズレた言い回しで励ましてくれたり、物理的にゲージ回復してくれなかったら俺の気力がとっくに詰んでた。俺がまだ頑張れるのは十中八九お前のお蔭。ありがとうな。愛してるよ。
炭『善逸
……
実は、お願いがあるんだ』
「───え!?」
あれっ?!おかしい、こんなセリフ、今までなかった。今まではスチルの後に画面が切り替わっていつもの自由行動選択画面へ戻ってたはず
……
何だ何だ?何かのフラグ踏んだ?!特にいつもと違ったことはしてないぞ!!もしかして時間経過?それか回数フラグ
……
そんなに炭慈郎で数踏みましたっけ?!いや踏んだわ!!ここんとこ毎日慰めてもらってたわ!!!
炭『お前があの娘を好きなのは分かってる。真剣なんだってことも知ってるよ。その気持ちを大事にしたいと思ってる。でもな、善逸
……
どうしても
……
どうしても、俺は
………
』
───なぜだろう。ボイスは入っていないのに、声が耳に届く気がする。此の声を俺は知っている。いつも側で聞いていた。誰よりも近くで。なんだか泣きたくなるような、優しい───
炭『俺は、信じて、待ってる。また会おう
……
善逸』
ブツッ<<<
…………
「
…………
え?」
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