氷紀
2024-10-24 01:19:53
3481文字
Public 迷い込んだ彼らの話
 

【迷い込んだ彼らの話(『墓場世界の話』改題)】設定

どこにもまとめてなかったなーと思ったので、覚え書きも兼ねて。
『誰より特別な約束を』終了時点の情報。

【迷い込んだ彼らの話(『墓場世界の話』改題)】設定

沢城くん
6期ラスト~ゲ謎現代パート前のどこかから来た。第二次妖怪戦争の後始末に駆け回って疲労が極まったところで『右から左へ走って行く機関車』を目撃、気がついたら墓くんの世界に飛ばされてきていた。

飛ばされてきた先で高山くんと出会って仲良くなる。沢城くんが切実に抱えている、『人間を殺したくない、守りたい』という気持ちに、高山くんが重傷を負いながら寄り添ってくれたことで、真摯かつ深遠な恋心(というには重すぎる何か)を抱くことに。一連の騒ぎが終わったあと、元の世界・高山くんの世界・墓くんの世界を行き来できる手段を求めて、墓くんを教師にして術の勉強に励んでいる。

高山くん
5期69話以降のどこかの時点から来た。青坊主の要請に応えてとある水神社の封印を直しにいったとき、『遠くの空を右から左へ走って行く機関車』の姿を目撃、その直後に墓くんの世界に飛ばされてきていた。

飛ばされた先で沢城くんと仲良くなる。最初は「綺麗な子だなぁ」くらいだったのが、めちゃくちゃ強いのに危うい姿を見ていて放っておけなくなった。沢城くんに笑っていて欲しい→笑顔を見ていたい→側にいてほしい→手放したくない、と気持ちがどんどん変化していって、気がつけば強い恋情(と表裏一体の危ない執着心)を抱くまでになってしまった。一連の騒ぎが終わった後、忙しくなった墓くんの代わりに、妖怪たちから持ち込まれる相談の対応をしつつ、元の世界に帰れるまでの期限である『248年』を待つことに決めた。

墓くん
墓場鬼太郎の彼がそのまま育った想定。外見年齢は20歳くらい。色と力がさっぱりな分、頭と口八丁を武器に生き延びてきた……と当人は思っている。実のところ、力はそんなに弱くはない(治安の悪い界隈で普通に一人暮らしをしつつ、ごく一般的な妖怪同士のもめごとの仲裁ができるくらい)。独学で磨き上げた術の技量はかなりものもの。

行方不明になった目玉の父を探していたが、その道中で父の真意(この世界をとある西洋妖怪の暴走から救う為に、己の魂を対価に他の世界から“鬼太郎”たちを召喚した)に勘づいた。西洋妖怪の暴走が片付いた後、その推測の裏付けを探しつつ、沢城くんとちいさいのに術の手ほどきをすることに。

目玉の父が行方不明になるまでは、『世界と人間を眺めて面白がる妖怪』スタンスを徹底して生きていた。父が行方不明になったあとは、猛勉強の末に父の仕事(『仮構の地獄』の維持)を引き継ぎつつ、『父がやったことの証』を求めて行動している。ちいさいのを抱き上げたゲタくんの横顔に惚れてしまったが、今は沢城くん・高山くんとちいさいのの事情に付き合う方が優先だと判断、気持ちを明かすつもりはない。ちいさいのは家族で庇護対象、沢城くんと高山くんは『年の離れた弟』くらいに思っている。

ゲタくん
ゲ謎過去編を経て、6期『名無しと真名』時点で親父殿が体を取り戻した世界の鬼太郎。外見年齢20歳くらいで、元の世界で見た『最後の西暦』は2126年くらい。第三次妖怪大戦争が発生して絶体絶命に陥ったところを、父の力で墓くんの世界に飛ばされた。

飛ばされてきた直後に墓くんに拾われる。当初は荒みきっていたが、ある日ちいさいのに出会ってしまい、何だかよく分からない本能的な情愛と執着が爆発。元の世界に背を向け、墓くんの世界に留まって、ちいさいのと一緒に生きることを決意した。

沢城くんは弟分かつ『なつかしい過去の、あり得たかもしれない自分』であり、高山くんは気の良いやつだと認めつつ、元の世界の立場上、入れ込み過ぎると危険だと一線を引いている。墓くんのことは深く信頼していて、その視線に少々不思議なものを感じとってはいるが、今はちいさいのを優先する為に、敢えて踏み込むことはしていない。

ちいさいの
ゲ謎過去編から5年後くらいの鬼太郎。外見年齢5歳、中身もおそらくそれくらい。元の世界で、目玉の父と水木さんが水神に呑まれた直後、墓くんの世界に飛ばされてきた。来た当初は全く喋れなかったが、墓くんの術式で正式に『墓くんの世界の住人』になった時点で、ゲタくんと沢城くんにだけ、拙くも何とか喋れるように。

元の世界で、目玉の父と水木さんが水神に呑まれて『消滅』していく様をつぶさに見てしまい、その影響で自分より大きな自然の水(川、湖、大雨など)に酷い恐怖心を抱いている。

ゲタくんのことを『大好きで大事で一番に守ってくれる人』だと思っているが、元の世界での経緯が影響して、いつ居なくなるかという不安がどうしても拭えないままでいる。墓くんは『ちょっと怖いけど頼もしい兄さん』、沢城くんは『自分とそっくりで落ち着く人』、高山くんは『遊んでくれる人』だと思っている。