錦秋十月大歌舞伎 夜の部
歌舞伎座
2024年10月20日(日)16:30開演
演目あらすじ・出演者情報はコチラ⬇️
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/880
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染五郎くんと玉様の「源氏物語」効果なのか、夜の部は前売りで全日程完売してしまったそう(こんなことあるんだ!?😳ビックリ)。ってことは、連日の幕見席も争奪戦になってるのかな?😅
●婦系図
両思いなのに別れねばならない、時代に逆らえなかった男女の悲恋を描いた演目。
新派の名作を歌舞伎座で、しかもそれを“にざたま”で。ということで、女優さんも出てくるし、時代設定的にも歌舞伎というよりは新派でした(そもそも新派を観たことがないけれど←)。
やはり本物の女優さんと女方が同じ舞台に立つと、違いが分かりますね。玉様も言ってたけど、女性らしさ、という意味では、どんなに頑張っても女方が本物の女性に敵うはずがないのだけれど、そこをいかに技と美で錯覚させるか、そういう生き物が女方なんだなと実感するとともに、その型に魅了されてるから好きなんだな、と再確認しました。
ということで、新派は新派で演れば良いのでは?🙄と思ってしまうタイプなんだけど、後場の“にざたま”の見せ場は上手くハマってて魅了されました。あぁ、これを魅せたかったんだな、と。
てか、切ねぇよ〜!!😭
事情を何も知らないお蔦(玉様)が健気に振る舞えば振る舞うほど、切なくなってくるんだよね🥺
てか、この時の玉様がめっちゃ可愛くて!!何だあれ😍キュン
にざ様も登場した時は、実年齢を忘れさせるほどの色気ムンムンでヤバくて😍キュンとなったんだけど、恩師(彌十郎さん)に頭が上がらない、お蔦になかなか別れを切り出せない姿は、ちょっとダメンズっぽさもあり、でも彼なりの事情も想うと、にざ様特有のチャーミングさもあって憎めない。
にざたまの鉄板ぶりが上手くハマってて、この二人の仲を引き裂くなんて、彌十郎さんも珍しく(?)なかなか憎い役を演ってんな〜と思いました😅苦笑
●源氏物語
六条御息所がどのようにして葵上を苦しめる生霊を生み出してしまったのか、を描いた演目。
お能の「葵上」は何度も観た演目で、こちらもシテの六条御息所の生霊が葵上を襲う話なのだが、こちらでは車争いでプライドを傷付けられた事による嫉妬が強く、御息所の気品をいかに保つかが重要だったりするのだが、歌舞伎版では、光源氏への想い、自分ではコントロール出来ない恋する気持ちの重みに振り回されている印象でした。
本人も自分は日陰の女(愛人)であると自覚してるんだけど、そう思えば思うほど惨めに思えてくる。年下男子にこんなのめり込んで恥ずかしい気持ちもあるが、自分は一番(本妻)にはなれない、彼の気持ちを独占できないという苦しみは増える一方。
そんな時に久しぶりに光源氏が訪ねてくる。久しぶりのデートを楽しむ二人。
…のはずが、また離れ離れになる苦しみに怯えた御息所は、未来を恐れて“今”を素直に楽しめず、ついには思いの丈(不満)を光源氏にぶつけてしまう。
御息所の言いたいことは分かる。分かるが、これでは男サイド(しかも年下)からみたら完全に“めんどくせぇ女”である😰
案の定、彼女の気持ちを受け止めきれない光源氏は怒って帰ってしまい、とうとう絶望の淵に突き落とされた御息所は
…。
御息所は聡明過ぎたんだと思いました。愛人の末路が分かってしまうから、経歴的にも愛人に収まるような器じゃなかった。まして、本妻には過去にプライドを傷付けられている。
こうして、彼女の恨みの矛先は葵上へ
…。
この時の玉様の声のトーンが明らかに違っていて、めっちゃ怖かったです😱💦
葵上の前に現れた時も、生霊そのものだった😱💦
しかし事態に気付いた僧侶達に追いやられ、また駆け付けた光源氏も、子供が生まれたことで父親としての自覚が芽生えており、家族愛を見せつけると生霊は消え去りました。
これ光源氏と葵上サイドからみたらハッピーエンドなんだけど、どこまでいっても御息所が救われなくて複雑(苦笑)。
でも染五郎くんの光源氏を観ていたら、ハマってしまうのも分かるな〜とも思いました(笑)
次にお能の「葵上」を観る時が来たら、いろんな感情が駆け巡りそうだな😅
ということで、夜の部は男女の悲恋を全く違う毛色で2本。玉様の演じ分けがお見事でした👏👏👏
錦秋十月大歌舞伎 昼の部の感想はコチラ⬇️
https://privatter.me/page/66fe80da344e5
過去の観劇日記はコチラから⬇️
https://privatter.me/user/mijuppa
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