【歌舞伎鑑賞】#38 錦秋十月大歌舞伎 昼の部


錦秋十月大歌舞伎 昼の部

歌舞伎座
2024年10月3日(木)11:00開演

演目あらすじ・出演者情報はコチラ⬇️
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/880

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歌舞伎座の昼の部を観てきました。
今回は義太夫狂言、舞踊劇、世話物とバラエティーに飛んでて全体的に面白かったです。



●平家女護島 俊寛

原作は近松門左衛門作の人形浄瑠璃。『平家物語』や、能『俊寛』を題材にしつつ、そこにアレンジを加えたものになっているそう。今回は、絶海の孤島・鬼界ヶ島に流された俊寛を菊之助さんが初役で挑む。義父・吉右衛門さんの当たり役だったそうな。

以前、勘三郎さんのを映像でチラっと観たことあるが、それと比べると菊之助さんは美男子(byうちの母w)なので、どんなに衰弱してても、どんなにみすぼらしい格好してても、お顔だけは凛々しい俊寛だなァと思った✨

だからだろうか、衰弱して祝の舞もまともに舞えず、それを笑い飛ばそうとするものの悔しさや切なさから涙声に変わる場面で、これは本来の自分ではないのだと、俊寛の心情がリアルに伝わってくるようで、ちょっとウルッとした。

ラスト、なんだかんだで一人居残る事にした俊寛の最後の呼び掛けのシーンも、自分で決めた事とはいえ、孤島にひとり残る絶望感や孤独感を想うと自分だったら耐えられないだろうな、ゾッとした😰


白塗りの萬太郎さん、凄い美男子だなァと思った。
吉太朗さんの女方を観るのは、もしかしたらFFXのリュック以来かも?俊寛になんとか加勢しようとしてる姿が健気で可愛かった🤭



●音菊曽我彩 稚児姿出世始話

曽我ものを舞踊劇仕立てで描いており、歌舞伎の様式美を堪能。冷静な兄をケンケンこと尾上右近さんが、血気溢れる弟を眞秀くんが熱演。先月は自主公演で連獅子を演じたこともあってか、息のあった、なかなか良きコンビになってる模様。眞秀くんも12歳になり、以前観た時よりも確実にレベルアップしているのを感じた。

右近さんは以前、他の演目でも曽我兄を演じてたので、やはりそういうイメージ(冷静)があるのかな?てか、ここ最近は女方で観ることが多かった気がするので、立役を観るのが久しぶりな気が。お声が萬太郎さんにちょっと似てるな、と思った。



●権三と助十 神田橋本町裏長屋

大正時代に作られた「新歌舞伎」。明治後期から昭和初期にかけて、歌舞伎専門ではない、座付以外の作家によって作られた歌舞伎を「新歌舞伎」と呼んでいるそう。
今作はコメディに事件ものをプラスした内容の科白劇(世話物)で、「大岡政談」を題材にしつつ、それを庶民の視点から描く。

獅童さんと時蔵さんの息の合った夫婦役も、獅童さんと松緑さんの息の合ったコンビも、観ていてとても面白かった。てか、こんな組合せもアリなのだな、と。

途中、獅童さんと松緑さんが言い合いながら台詞をトチってしまう場面があったのだが、舞台上に居るのは馴染みのメンバーなので上手くフォローしつつ、獅童さんも場の空気を笑いに変えて、歌舞伎座全体がほんわかした雰囲気に(笑)
これが出来るのも獅童さんの応用力の高さと世話物ならでは。

後半、お猿さん🐒が●されちゃうシーンでは「あー!😭😭😭」と思いましたが(苦笑)、結末は気持ち良いくらいに超ハッピーエンドで終わるので、昼の部の終わりに相応しいっちゃあ、相応しいかなと(笑)


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んで、ホントはこの後、野村萬斎さんが出る新宿御苑の薪能に行く予定だったけど、雨で中止になっちゃったので、大人しく帰宅しましたとサ🥲

ということで、大注目されてる夜の部は、また後日。



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