kt
2024-10-20 00:50:27
3064文字
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アークナイツ バベル 感想

散文。ハテナが多い!

『理性』のフレーバーテキスト
自我を保つのに必要な概念で、各種行動の立案と実行をつかさどる。
「この大地と我々との間に何の違いがある?呼吸?それとも感情?あるいは生か、老いか、病か、死か?」

この大地と我々、源石をはらむテラの地とその上に生きる人々、という意味の他に、テラと旧地球という意味もあるのかなと思った。

最近、天動説や地球平面説の人たちの考える平たい地球に半円の透明なドームがかぶさった模型を見た。私の考えるテラがあんな感じ。テラって丸い星なのか?コロニー的な、完全に箱庭な環境?海を越えれば世界一周できるのか?サーミを突っ切ったら極点を越えて再びウルサスに辿り着くのか?ホットランドの先には南極があるのか?

ドクターが一番ドノツラフレンズだった。ロドスにもテレシスにも旧人類に対しても。あんなに優しい人をこんな背反で苦しませるなんてと思いつつ、そもそも旧人類の傲慢に対する報いだったとも思う。テレジアが記憶を消したのは報復としてはめっちゃ穏当だった。孤独からの救いにもなった。

『バベル』というネーミングに旧人類の恣意を感じざるを得ないけど誰が名付けたのか、過去のドクター?ケルシー?遺物から拾った単語というだけ?

オラクル=旧人類の中で生きてた頃のドクターだったら、じゃあDr.XXXって何?だれ?オラクルがコードネームでXXX(ユーザーネーム)が本名?なぜオラクルと名乗らなくなったのか?オラクルって預言者という意味らしい。源石計画、というかテラの大地が、旧人類の慮外になって預言者ではなくなったから?どのタイミングで?過去にも一回目覚めてケルシーと何らかのやり取りがあって、その時?

スカーアイ「人を食って骨を吐き出さない」
ウケる~と思ったフレーズ。原文ではどうなってるんだろう。中国語でも「人を食ったような」という表現はある?言葉の由来をググってみたけど謎のままだった。

テレシス→テレジア「足元を顧みられないほど遠くを見据えているのであれば」
未来のために今目の前の命が犠牲になってしまうという意味で、テレジアのやり方は旧人類の計画に通じるので、プレイヤーはテレシスの思惑を否定しづらい、という構成が上手いと思った。
同じ感じで、ドゥカレがあんなわかりやすくヴィランとして描かれていたので、他種族を見下して犠牲にしても良いとする旧人類の計画もやっぱ肯定しづらい。旧人類にも彼らの生活があり、何万の歴史と何億の命の上に成り立っていたのだとしても

フレモント「未来の希望を一点にかけてはならない」
巫王とリターニアを鑑みた実感を感じる言葉。結局これが正しくて、ドクターは絶望に抗えなかったし、テレシスは彼個人に寄らない組織を作った。テレジアが殺されて多くのサルカズ達が散り散りになり、それでもたくさんの賛同者を説得してロドスという形で活動を続けたケルシーの努力が本当にしのばれる。ロドス製薬のスリートップ、企業という形態はテレジアの存在があまりに大きかった前体制の反省もあるのか~と思った。
テラでは権力者は大体ロクでもないけど、独裁してると更に悪いというのはあちこちの組織や国に当てはまってるので、そういう事だろうと思う。そしてイーヴェグナーデにはもう少しフレモントの手助けが必要なんじゃないかと心配している。今後女帝が血統主義や国粋思想に傾いたとしても、リターニア国民一人一人が二人の女帝をそういう風にしたんだから、根無し草のリッチではなくリターニア人自らで問題に立ち向かわなかればならないという事なのか、そしてエベホやレッシングなどの巫王時代を知らない若い世代ならばそれが叶うという希望をよせて?

プリースティスが旧人類代表のラスボス系ヒロインぽいけど、ちょっと前までテレジアも怪しまれていたからしょせんオタクの予想はアテにならない
連続自動指揮とか殲滅スキップとかできるのはPRTSのおかげだしだけど最初からできるようにしとけやという実装タイミングすら物語の演出の可能性疑う。

今まで大君のことを老害わがままプリンセスジジイとしか思ってなかったけど、歴史のなかの近代化やグローバル化などが西欧諸国(キリスト教圏)の侵略を正当化する欺瞞だったという面はあり、迎合できなきゃ国際社会で認められないなんて屈辱すぎると中学校ではじめて世界史を勉強したときに感じた、ういういしいキモみを思い出した。
大君の気持ちがわかるとか擁護したいとかは全然無く話の作り方として極右思想は悪い側に置き易いけど、思想とそのひとの良し悪しはまぜこぜにしないで見なきゃな〜みたいな
あと「不敬です^^」がめっちゃかわいくて、やっぱこのひとは超かわいいお姫様なんだよなと再確認した。こんな純血主義なのにごきげんでレト中佐をいじめてるシーンの味が深まる。


ドクターがえっちなビデオレターを撮るシーンが一番興奮した。いつかあれを誰かが見る時は来るんだろうか現在のドクターが

ラテラーノ教皇がトランスポーターだった頃、カズデルに近づいていたらしい?アブナすぎる。
穏健どころではなく何らかの信念があって、サルカズを傷つけるような人じゃなさそうというのがわかって良かった。テレジアには同意できなかったらしいけどどういう風に意見が違ったんだろう、サルカズを団結させよというところ?新たな争いの火種を生んでしまうこと?魔王という一人だけの革命家に負荷がかかりすぎること?

ところでオレンくんに、ラテラーノで少なくないであろう極右の代表者としてクーデターとか教皇暗殺未遂とかやってほしい。ちゃんと失敗に終わって欲しい。オレンくんはブレない方がキャラクターとして魅力が出ると思う。そこまで故国のことを想ってたのかみたいな
サルカズを攻撃したり、国際社会から締め出すというのは対症療法でしかないのでは?とはいえカスター公爵あたりがカズデルを植民地として首輪つけたりしても胸糞だけど

これまではテレケルと博プリを経ての博ケルが正着だろと思ってたけどそんなもんはなかった。テレケルと博プリはたぶんあった。
おそらくケルシーもかなり旧人類側の存在だけど、テレジアと出会ってバベルを自分の帰る場所にできたように、ドクターも積極的で前向きな意味でロドスを居場所にできるはずだから、博ケルは存在してなかったけどやっぱり博ケルミヤは一生一緒にいてくれやと思った。

マントラ隊長とエリジウムについて。
「まだマントラの仕事を補佐できる人材は見つからないのか?」というくだりで、いずれ出会うエリジウムが本当に運命的にアーツの相性がピッタリだったんだなとエリジウムにめちゃくちゃ嫉妬した。しかもイベリア出身のリーベリとエーギル。エリジウムの設定がマントラ隊長夢小説ヒロインすぎる。ズルい(涙)これになりたい(涙)
ていうかエリジウムはマントラ隊長と運命共同体って感じなのにドクターにかわいく懐いてきて気持ちを乱してくるのも憎い。

BB-9、拠点の位置が違うだろ!右上に行かせるとアーミヤがすれ違ったみたいなモブオペたちが犠牲になるだけでテレジア暗殺には失敗してしまうということ?

メテオリーテの秘録が、このイベントにとっても本編のサルカズの描写にとっても、副読書としてめちゃくちゃ優れてると思った。教育が、住む場所がない一般サルカズ傭兵たちの実情と、ロドスの活動の意義がつまってて良い。