トニー
2024-10-18 12:57:18
3101文字
Public その他
 

海外旅行に行くときにプリペイドSIMで通信する方法

海外行くときにSIMカード買うのが普通だと思いますが、色々罠があって何度か失敗したのでまとめました。
読むとわかると思いますが、iPhoneの場合は特に悩まずに適当に買っても使えると思うので、Android勢しか読まなくていいと思います。

■はじめに
コロナが落ち着いて海外旅行に行く機会も増えてきたかと思いますが、今どきどこに行ってもネットが使えないとやってられませんよね。
一昔前はモバイルルーターを空港でレンタルしていったり、国際ローミングを使ってましたが、今どきはプリペイドのSIMを買うのが便利で普通だと思います。
ですが、これがわかりにくい!
AmazonでプリペイドSIMのレビューを見ても「自分は繋がった」「自分は繋がらなかった」という報告が混在しており、ある種博打のようになっています。
なので、私が気づいた注意点とどのSIMを買えば確実に使えるのかということをまとめようと思います。

■プリペイドSIMが使える条件

 ・スマホがSIMロック解除済みであること/またはSIMフリースマホであること
  →大手キャリアから購入したスマホはSIMロック解除しないと他社SIMが使えません。
   ショップに持ち込んで解除してもらうか、ネットでもキャリアのページから手続きできます。
   
 ・そのスマホに対応しているSIMであること(eSIM/物理SIM(標準SIM、microSIM、nanoSIM))
  →eSIMというのはわかりやすく言うと仮想SIMみたいなもので、ネット申し込みと端末操作だけで使えて物理SIMを受け取って出し入れする必要がありません。(端末に遠隔でSIM情報を書き込むそうです。)
   なので、比較的出発直前に申し込んでも間に合います。
   (なお、物理SIMでも現地空港受取ができる場合は直前でも大丈夫だったりします)
   便利ですが、eSIMに対応しているスマホと対応していないスマホがあります。
   物理SIMにもサイズが3種類あり、現在主流となっているのは小さいnanoSIMです。
   当たり前ですが、スマホ側のトレイと差し込みたいSIMのサイズが合っていないと使えません。
   最近のプリペイドSIMはeSIMが主流のようで、物理SIMは相当選択肢が限られるのでご注意ください。

 ・スマホの対応バンドと使いたいSIMの対応バンドが合致していること
  これが最もわかりにくいのですが、スマホはそれぞれ利用できる電波の周波数帯(バンド)が決まっています。
  長いので次の章で詳しく説明します。

■対応バンドについて

 対応バンドとは、その端末で利用できる電波の周波数帯のことです。
 バンドはバンド1 (2.0GHz)のようにバンド名または◯◯◯MHzで表されます。
 私のスマホが対応している4GのバンドはB1(2100), B2(1900), B3(1800), B4(AWS), B5(850), B7(2600), B8(900), B12(700), B13(700), B18(800), B19(800), B20(800), B21(1500), B26(850), B28(700), B66(AWS-3), B38(2600), B39(1900), B40(2300), B41(2500), B42(3400)らしいです。
 行こうとしている国で使えるSIMで、スマホ側の対応バンドと合致するバンドの含まれているSIMを購入してください。
 合致しないと通信できません!
 ところが、AmazonとかですとSIM側の説明にバンドが書いていないことが非常に多いです。
 kkday等の有名SIM業者だったら商品ページのどこかに書いてあると思います。
 kkdayで台湾の4GのSIMを検索したら、下の方に対応周波数B1(2100 MHz)、B3(1800 MHz)と書いてありました。
 私のスマホとはどちらも合致しているので、どうやら使えそうです。←使えました!

 なお、700MHzから900MHzの範囲の電波はプラチナバンドと呼ばれています。
 地下や建物内で繋がりやすいというメリットがあります。
 反面、遅いというデメリットがあるようです。
 なるべく複数の周波数帯が合致しているといいみたいですね。


■バンド名と周波数帯のずれについて
 調べているうちにあれ?と思ったのですが、バンド12 (700MHz)、バンド13 (700MHz)のように、同じ周波数帯でもバンド名が違っている場合があります。
 逆に通信会社や端末によってはバンド1(2000MHz)とかバンド1(2100MHz)のようにバンド名が同じなのに違う周波数帯が書いてあることがあって混乱しました。
 結論から言うと、周波数帯が違っていてもバンド名が同じなら大丈夫だそうです。
 また、バンド番号が違っていても、近い周波数のバンドなら利用できることもあるそうです。
 本当に使えるかどうかは使ってみないとわからないとのことです。ややこしいですね。

■国・事業者による利用バンドの違い
 国ごとに利用されているバンドは異なります。
 一覧 → https://world-keitai.com/%E5%91%A8%E6%B3%A2%E6%95%B0/
 注意点は、通信事業者によっても利用バンドは違うということです。
 「この通信事業者は安くて早いけど対応バンドが限られている」「この通信事業者は対応バンドはばっちりだけど田舎では通じにくいらしい」みたいに悩ましいです。
 あと、アメリカは他の国と対応バンドがだいぶ違うので、自分のスマホは他の国はOKだけどアメリカだけ対応してないということもあると思います。

 上記ページにも書いてあるのですが、iPhoneは特に考えずにSIMを買っても通じると思います。
 が、Androidはバンドが合わなくて通じないことが普通にありえるので、よく注意してください。

 どうしても手持ちのバンドとSIMのバンドが合わない場合、モバイルWi-Fiを別途持つのも手です。
 私は機種変前のスマホの対応バンドが少なかったためモバイルWi-Fiを購入したのですが、購入後にFAQに「海外では使えません」と書いてあるのを見つけて驚愕しました。(おそらく法令の問題?)
 そんなこともあるのでご注意ください。

■eSIMの登録方法
送られてくるメールやPDFには「現地に着いたらQRコードを読み込んでください」「Wi-Fiのある環境で行ってください」としか書いていませんが、私のスマホ(Galaxy)の場合、「設定」の「接続」→「SIMマネージャー」を開いて「eSIMを追加」→「QRコードをスキャン」しないと駄目で少し焦りました。
(当然ですが)QRコードはプリントしたものからも画像からも読み込めます。

■注意点
 機種変前のスマホを海外で使おうとしたところ、使えませんでした。
 どこを見てもeSIM対応と書いてあったのでeSIMを購入して使おうとしたのですが、実はeSIM対応ではなかったからです。
 docomo版はグローバル版からeSIMが機能削除されていたのですが、 普通に機種名で検索しても「eSIMに対応しています」という結果しか出てこないので気づきませんでした。
 グローバル版からの機能削除はわりとよくあることのようなので、スペックを調べる時は「どこの会社から販売されているモデルなのか」ということまで含めて検索しないといけないようです。

■最後に
 素人が四苦八苦しながら調べた情報ですので、不足している情報や間違っている情報があるかもしれません。
 必ずご自分でも調べてみてください。