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runa
2024-10-04 23:11:25
1419文字
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【TF ONE オプ+メガ】『周回軌道の外側』『永遠の断絶』
⚠︎︎ネタバレ
TFONEのオプティマスとメガトロンのSS
↓の動画ネタ
https://youtu.be/qlo7TXgAnXA?si=u0ONzMmA5RGLQiDc
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永遠の断絶
自分の瞳の色が好きじゃなかった。くすんだ黄色は、古いヘッドライトのようで、鮮やかさとは無縁だ。その鈍い光は、まるで置き去りにされた過去のようで、いつもどこか暗い影を落としていた。それに対して、パックスの瞳は、澄んだ青色をしていた。
あいつが起こした面倒事に巻き込まれ、苛立ちのまま声を荒げれば、「悪いな、D」とエネルゴンと同じ色をした瞳が悪戯っぽく細められる。その青の美しさに言葉が出なくなって、思わず口を閉ざしてしまった。つくづく俺は、パックスのその仕草に弱かった。
▽
「世界を救う力を授かったのに、お前は破壊を選んだ」
全ての星が爆発から生まれたように、全ての始まりには破壊がある。嘘で塗り固められた体制、支配による搾取、その全てを壊さねば。あの、救世主面した裏切り者が、俺たちの犠牲によって築いてきたその全てを破壊しなくては! そうでなければ、この振り上げた拳は、下ろすことはできない。戦いはもう終わった? 何も終わっていないだろう! 戦いが終わったというなら、この怒りをどうすればいい! 俺のこの怒りを!
……
だって、許せないだろう。どうしてそんなふうに言えるんだ。あいつが憎くないのか? どうしてこの憎しみがわからない! お前も俺と同じで、ずっと騙されていたんだぞ。俺たちが命をかけて採掘したエネルゴンは、あろうことかクインテッサ星人に捧げられていた。酷い裏切りだ! お前だって、その目で見ただろう。それなのに、どうしてわからないんだ。俺とお前はずっと、共に、同じものを見てきたのに、どうして。お前なら、わかってくれると思ったのに。
「
……
はは、俺は今、何を考えていた?」
パックスはいつも後先考えず無茶な行動をして、そのツケを俺に払わせてきた。果たして、あいつが俺の理解者だったときなど、今まで一度でもあったのだろうか。
俺たちはずっと同じものを見ていると思っていた。だが、最初から同じようには見えていなかったのだ。
「
……
お前が憎い、プライム」
そう口にしてもなお、瞼の裏で煌々と光輝く瞳の青さが忌々しかった。
俺の人生は全て嘘だった。それならば、俺たちの間に友情などなく、俺とあいつは親友などではなかった。あいつと過した、あの日々は、全て偽りだったのだから。
もう決して、あの青の瞳が、俺と同じ方角を見つめることはない。
そして、俺の上に、お前という星は二度と輝かない。
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