第7回 武田宗典之会
観世能楽堂
2024年6月23日(日)13時30分開演
仕舞
「兼平」林本大
「松風」武田文志
舞囃子「弱法師」盲目之舞
俊徳丸:武田宗和
笛:栗林祐輔
小鼓:田邊恭資
大鼓:原岡一之
狂言「栗焼」
太郎冠者:野村万作
主:高野和憲
後見:飯田豪
仕舞
「西行桜」観世清和
「野守」 観世三郎太
能「道成寺」赤頭
白拍子/蛇体:武田宗典
道成寺住僧:大日方寛
従僧:野口能弘、小林克都
能力:野村萬斎、野村裕基
笛:斉藤敦
小鼓:大倉源次郎
大鼓:亀井広忠
太鼓:小寺真佐人
狂言鐘後見:野村太一郎、中村修一、飯田豪、内藤連
*・*・*
前日の『野村万作師 文化勲章受章記念狂言会』の狂言「川上」の余韻が残る中、能「道成寺」を観に観世能楽堂へ。
前日の狂言会に引き続きこの日も、
93歳となられた万作さんが狂言「栗焼」でご出演(めっちゃ元気!😳)。
とても清々しい表情で登場し、エアー🌰を見事に焼き上げ、腹に納めて完食していたのが印象的でした(笑)
この演目を初めて観たのは、国立能楽堂40周年記念公演の時で、その時の感想はこちら⬇️のスレッドにズラズラと。
今回も美味しそうな39個の🌰が見えました🤤
1個は虫食いでしたね(笑)
🌰が食べたくなる狂言で、お見事でした👏👏👏
その他にも仕舞や舞囃子もあり、豪華な演目の後は、じっくり30分の休憩を挟んで「道成寺」へ。
「道成寺」を観るのは何気に今回で
4度目(観世流3回、宝生流1回。観世流の時はアイが萬斎さんと裕基くんの親子コンビ、宝生流の時は裕基くんと飯田さんでした)。
狂言鐘後見が鐘を運んで来たところから、能舞台に凛とした空気が張り詰め、鐘を吊すのを静かに見守る。
いつも見慣れた万作の会の一門の皆さんが、真剣な表情で鐘を吊す姿を観るのが好きで、観てるコチラもココから一気に鑑賞モードのスイッチが入ります。
ちなみに下掛かり(金春流、金剛流、喜多流)では、普通に能が始まり、ワキ(住僧)がアイ(寺男)に鐘を吊るすよう命じた所で初めて鐘が登場する、つまり鐘を吊す動作が劇中の演出として組み込まれているそう。このパターンもいつの日か観てみたい。
武田宗典師による白拍子は、
すっっっんばらしかったです!出てきた時から、どこか妖の雰囲気があり、源次郎先生と宗典さん以外の時間が全て止まったかのような空間で行われる乱拍子は美しく、動きが急になるところはキレがあり、鐘を見上げる美しい姿からは鐘(相手)への執着を感じました。
そして、愛するが故に恨みや悲しみ、憎しみに変わってしまった感情がまるでその鐘の中に込められてるようで、女は吸い込まれるかのようにキレイに鐘の中へ消えていきました。。。
1日経った今でも、あの白拍子の妖艶さと美しさが目に焼き付いています。(*´ロ`)ほわぁ✨
間狂言のターンは、事故なく鐘入りが成功し、張り詰めていた緊張が解け、ほっとする瞬間です。
萬斎さんと裕基くん親子のアイのキャラクターの組み合わせは、各々の芸風からみても、もう鉄板ですね。
女人禁制だって言ってるのに、うっかり白拍子を入れてしまうようなキャラは萬斎さんの芸風と相性が良い(笑)
ツッコミ役の裕基くんと共に、この日も見所を和ませておりました🤭
今回は
「赤頭」の小書き付きなので、後シテの蛇体は赤頭で、このパターンを観るのは初めて。完全に人の姿を失ってるので、こちらの方が、蛇そのもの🐍という感じがしました。
脇正面からの鑑賞だったので(てか毎回そうだが😅)、橋掛かりをも使って住僧たちが蛇と対峙する姿は、一つの絵巻物を見ているかのような感覚になりました。最後の最後まで凄かった!!👏👏👏
「道成寺」は人気演目の一つですが、それを改めて実感しました。やはり、観れば観るほどハマる演目だな、と。ということで、また機会があったら観に行くと思います。
ホントに何度見ても面白いですから👍✨
あ、あと久しぶりに広忠さんの大鼓が聴けてシビレましたわぁ🫨
シテもキレキレだったから、凄く相性良かったですね☺️✨
やっぱり自分は「能」を観るのも好きだなァと再確認しました。これからも能楽鑑賞に明け暮れたい!😆✨
昨年の「第6回 武田宗典之会」感想⬇️
https://chaosnokanoke.xxxx.jp/archives/27060
過去の「道成寺」感想①⬇️
https://chaosnokanoke.xxxx.jp/archives/27049
過去の「道成寺」感想②⬇️
過去の「道成寺」感想③⬇️
https://privatter.me/page/65ca13d89afbb
その他、過去の観劇日記はコチラから⬇️
https://privatter.me/user/mijuppa
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