もご
2024-06-17 20:11:22
4367文字
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あれ?フロイトって結構ヤバめなストレス溜まってたんじゃね?って話

(これはフロ6♂に脳を焼かれた人間の妄言なので本気にしないでください)
※個人の妄言です

フロイト、出番少ないですよね。情報も全然無いし。一回戦うぐらいだし。
でも結構、少ない出番と情報でもインパクトある奴で、記憶に残る良いキャラだなあと素直に思うんですけど。

で、その少ない情報を組み合わせたフロ6♂派の妄言です。これは。

本気にしないでください。妄言なので。




フロイトと戦うのはザイレム飛ばしてる時にアーキバスの皆々様をぶっ飛ばすミッションなんですけど。
そのステージのラストで戦います。

あそこって、やりあってる二人が企業陣営No.1のフロイトと、化け物レベルで強いレイヴンというのは特筆すべき点ですけど。
やってること自体はACとACのぶつかり合いで、何も封鎖機構とか技研のやべー奴らがやりあってるとかじゃなくて。本当にAC戦としては真っ当に戦ってるだけなんです。
(なんだったらフロイトの前のシールドバッシュマンの方が若干きつい)

でもそこでフロイトは「このまま、お前とやり合いたい」と言ってのけた。
あそこ、英語版だと「What i wouldn’t give to fight like this forever.」と言ってます。
「こんな戦いが永遠に続くなら、私は何を与えても良い」です。(DeepLさん情報)

「えっ」て思いました。
いやフロ6♂の人間ですから「わー!」ってなったりはしましたけど。
ふと、冷静になった時に。
……えっ?」って。

「あれ?え?この人、もしかしてちょっとヤバい状態なんじゃ?」

ラスティのように「より高く飛ぶのは私だ」でもなく、
イグアスのように「こいつを殺せれば」でもない。

「永遠」ですよ。「このまま」ですよ。

いくら人間のままでAC乗れるようなヤベー男だとしても、それぐらいACに狂ってる男だとしても。
果たして「このまま」とか「永遠に戦えるなら何を与えたって良い」って言うのは、ちょっと尋常の精神状態じゃ無いなと。
いや確かに元から尋常じゃなさそうだけど。それはさておき。

「永遠」って、つまり「終着点」と同義じゃないですか。
「それ」がずーーーーーーーーーーーーーーっと続くってことですよ。終わらないのが終わり、みたいな。

個人的にですけど、「望み」は「渇望」があってこそ成り立つと思ってて。
何か強い望みを抱くのは、その裏側に強烈な欲求不満があるからだな〜って。イグアスとか良い例で。
渇けば渇くほど、水を求める思いが強くなる感じで。

そう考えてるので「永遠に戦えるなら」とか「このままお前と」って言われた時に「は?」って思っちゃって。
「何があってそこまでの渇望を抱えちゃったんだよ、大丈夫なのかお前?」ってびっくりして。
声の感じからして、冗談とかリップサービスで言ってるようにも思えないし。


アリーナ登録情報で、フロイトの情報が少し読めるんですけど。

「ACを駆けることを愉しみ、日々の小さな上達を積み上げ続けた、ただの人間である」

なんかこれを読むと、彼の求めてる物って正直あんまり無茶苦茶な高望みではないというか。
ACを駆けることを純粋に楽しめるんだから、戦ってるだけでも満足できるのかな?って思ってたんですよね。
だから別に、特定の相手との「永遠」を望むほどに、強烈な渇望を抱くような人間ではないと思ってたんですけど。
むしろある種、気楽な奴なのかなとか思ったりもしてて。

でも「いや、待てよ」と。

フロイトってかなり「ゲームプレイヤー」を意識して作られてるな~って常々思ってまして。
英語版だと「続けようか」を「Let’s continue」って言ってるのもそうですけど。

最初にチャティを倒してからレイヴンに向かってきたり、「なるほど、そういう動きもあるのか」とか、企業のブランド?知らない、組みたい装備でいく、とか。
ゲーマーだったらめちゃくちゃ思い当たる節があって。
「雑魚倒してから見たことない敵の方いくか」「うわ、今の動きヤバ面白っ」とか「一式装備ってちょっと使いづらいよね、だったらバラバラの装備で組むわ」とか。
なんかすごい既視感あるな………と思って。

勝敗とか成功率とかぶっちゃけどうでもいい。「面白いか面白くないか」で見てる。
面白い、面白くないでAC戦を大別するのは、目的や信念を持って戦ってる人からしたら不謹慎に見えるかもしれないけれど。
でもフロイトは曲がりなりにも、そこに命を乗っけてやってる。言い訳も誤魔化し打算も無しで、彼なりに本気でそこに取り組んでるわけです。
そのために、日々の上達を積み重ねて、ACを駆けるだけでも愉しみを見出すことができる人間で。

でも、ゲーマーの心理であるじゃないですか。
「もう見た敵だな」「飽きたな」「同じだな」ってなる瞬間が。

もしフロイトもその状態になってたら、話がまったく変わってきます。


「映像記録:部品性能試験」というデータが存在します。脱出ミッションで手に入るやつです。

明らかにスネイルっぽい人が、おそらく人間を部品として使ったACの性能試験をしてて。
倫理観おわおわりすぎる映像情報なんですけど。
ここに映ってる、地面に立ってる機体がフロイトじゃね?って言われてて。確認したら確かにフロイトっぽい。気づいた兄貴姉貴たちマジでありがとう。
で、これをフロイトと仮定して今から話をするんですけど。

フロイトとスネイルの価値観を対比させる時に、実はめっちゃ重要なキャラがいて。

チャティなんですよね。

フロイトはチャティを「安そうな方」とか英語では「trash(ゴミ)」と言ってる。
スネイルはチャティを「死を恐れないのは良いことです」と言ってる。

いや、このチャティに対する二人の対比マジすげえ。シンプルに感動してる。

スネイルはちゃんとチャティを自動人形(AI)だと知ってるけど、そこに対して「死を恐れないのは」って、ここで彼にしては珍しく、凄く人間らしい価値観で話しかけてる。
スネイルにとってチャティのような効率的で死を恐れず動くようなAIはやっぱり好意的に映るんでしょうね。

でもフロイトは、チャティを倒した時に1発で「無人ACだな」って見抜いてる。
しかも英語では「Always the same」と言ってます。
「いつも同じだ」とか「相変わらず」みたいな意味です。

いくらAI機と言ったってチャティはカーラさんが作った機体だし、しかも一定のジョークも兼ね備えてる凄いAIで。
アイスワーム戦だとかなり後半まで耐えるし。
それを一瞬で倒してしまうぐらいAI機に慣れちゃってて、「いつも同じだ」って、なんか若干うんざりしてるようなことまで言ってる。

あと、みんな大好きな壁越えのミッション。
あのミッションの直前にスネイルとウォルターの通信会話で、本来は壁越えにフロイトが出向く筈だったことが示唆されています。
でもフロイトはこなかった。
たぶんこれ、相手が「無人機」のジャガーノートだったからじゃないか?って思うんですよね。
フロイトもしかして、無人機とかそれに類する物を見たり聞いた瞬間に、接触を避けたりぶっ飛ばしたりする程、鬱憤溜まってたんじゃないのかなと。

それで映像記録を思い返してみると。
スネイルは人間を使ったACでも「AI」との優位な差は認められないと言っています。
いくら人間を部品に使ったって、それはAI機と一緒の動きになる。
おそらく同じことをフロイトも思ったんじゃないか。
「人間が部品だろうが、いつもと同じだ」と。

彼はもしかしたら、戦いに対して純粋すぎたのかもしれない。
非道な実験に手を貸す程に。それを繰り返してでも面白い戦い、見たことない戦いを求める程に。


でも、たぶん面白くならなかった。なんにも変わらなかった。

ステージの1-1をずーーーーーーーーーっと繰り返しやらされるような作業で。
もう見た、もう見た、もう見た、もう見た、もう見た、もう見た、もう見た。
見たことがある、見たことがある、見たことがある、見たことがある、見たことがある、見たことがある……

きついだろうなと。
しかもこれを大好きな筈のACで体感しちゃうって。
好きなことで嫌な思いをするのって、人間は耐えられると思うんですよ。
好きなんだから。
それよりきついのは「好きなものにうんざりしている自分を自覚した瞬間」だと思うんですよ。


うんざりしてたんじゃないですかね、フロイトって。
レイヴンを見たときも「退屈させてくれるなよ」って言ってるし。

退屈してなきゃそんなセリフでてこないじゃん。
AC駆けるだけを楽しんでた人間の言う「退屈」の重みって。

カーラさんが言うじゃないですか。
「遊びじゃないんだ」って。
別にそれは間違ってないんでしょうけど。

そういうことなんじゃないかなと、フロイトの抱えたものって。
「遊びだろ」って言われてたのかな、この人。

遊びに本気になってただろうに。

意外とフロイト、なーんにも言わないよなって。
自分が背負ってるものとか、抱えてたものとか、なんにも言おうとしない。
自分がこうだったとか、今までどうだったとか、語ろうとしない。

徹底的に、「今」があればいい。

だとしたら、フロイトにとって「ここは景色も良い」というのは。
あんなに爽やかに、気持ちよさそうに言ったあの言葉は。

あの青空の下でレイヴンとやりあった一戦は。

こちらがやられた時の「面白いのはここからだろう、動けよ」とか。
英語版ではレイヴンがやられた時に「No.」と言っていたこととか。
向こうがやられた時の「これからもっと面白く」というのは。

若干、感情が読み取りづらいあの声の裏で。
彼はどれほどの意味と思いを込めていたんだろう。

本当に、本当に「このままお前と」「永遠に戦えるなら」と本気で思ってたとしたら。
「今」の、この瞬間がずっと続けばいい、それが自分の終着点でいい、と考えたなら。

彼の抱えていた辛さは、それは彼にしか分からないものだけど、ずーっと同じ景色が続いて、何にも変わらなくて、ただACを駆けるだけを楽しんでた筈なのに、それがどんどん色が無くなっていくというのは。
筆舌に尽くし難い地獄だったんじゃないかなとか。

でも、それを全部まとめて吹っ飛ばすぐらいの「鍵」を彼は最期に得たのかなとか。
ちょっとは救いになってくれたらいいなとか。

そう思ったりしました。



とはいえ、こんなのは全部妄言なんで、自分はフロイトが「実家が鍵屋だからロックスミスってつけた」とか言っても全然おもしれー男だなって感じで好きです。