黑野羊
2024-03-20 10:31:03
1004文字
Public 一行怪談
 

一行怪談《1》

一行で怖い、ぞくっとする、不思議な話。


 



早朝からゴミ捨て場にゴミを捨てに行くと、しっかりと口を結んだ半透明のゴミ袋の山に混じって、なにやら一般的なゴミ袋よりも妙に大きく、そして口の開いたままになっている黒いビニール袋が置かれており、何気なくその開きっぱなしの口の中を覗いたところ、キラリと光る人間らしき二つの目玉のようなものと目が合ってしまって、何をするべきだったか考えることができないでいる。