スーパー歌舞伎
三代猿之助四十八撰の内
ヤマトタケル
2024年3月17日(日)
新橋演舞場
●夜の部 16時半~
ヤマトタケル役:市川團子
熊襲弟タケル役:中村錦之助
帝の使者:市川青虎
みやず姫:市川三四助
その他の配役・公演情報はコチラにて
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/shinbashi/play/842
初見時の感想はコチラ
https://privatter.me/page/65c26c496fa50
前回の感想はコチラ
https://privatter.me/page/65dcb640468d0
*・*・*
團子タケル、3回目の観劇。
先月の初めと終わり頃に2回観て、2ヶ月に渡る公演も終盤を迎えてる3月のこの時期に観て、彼のヤマトタケル初演の演技を序盤、中盤、終盤と見届けてきました。
観る度に進化する彼のヤマトタケルは、観ていてホントに面白かった。これぞ観劇の醍醐味といいますか。
今回も、見得と立ち回りが一段と格好良く見えました。
最近は感情の込め方を研究してるようですが、その成果は現れており、過去2回の観劇時に比べて、とても感情豊かなヤマトタケルになってたかと思います。他の誰でもない、市川團子のヤマトタケルでした。
てか、もうすっかり彼は舞台上ではヤマトタケルとして生きていました。生ききりました。カーテンコールではとても清々しい顔になってるのが印象的でした。
彼の魅力は、あんなに可愛いお顔の謙虚な好青年が、熱き心を持って情熱的な芝居を魅せてくれるところです。そのギャップに、どこにそんなパワーがあるんだろう⁉と興味津々になってしまいますし、それだけ本気で、じいじと歌舞伎が好きなんだなァと伝わってきます。
残念ながら三代目と四代目のヤマトタケルには間に合いませんでしたが、その分、團子ちゃんの、しかも二十歳のヤマトタケルを観れたことは誇りに思います。
彼がまた一皮も二皮もむけて歌舞伎座に帰ってきたとき、またその先も、彼の成長を感じた時に、この日の公演を思い出すことになると思います。昨年の明治座での代演の勇姿も今だに思い出しますからね。
ホントは3月は観劇の予定は無かったんだけど、たまたまチケットサイト覗いてたら1等席の花道近くの2列目がポツンと空いてたので、普段は3階席の民なので悩んだけど、素晴らしい演目と演者なので、今、新橋演舞場の1等席に行かなきゃいつ行くのよ?ってことで奮発しました(笑)
そしたら、想像以上に舞台と花道が近くて驚きましたが(首が痛い😂w)、役者の皆さんと豪華な衣装を超至近距離で観れて幸せでした✨
何より、團子タケルが飛び立つ瞬間を目の前で見届けられたので、もう思い残すことはないです。あとは残りの公演と地方公演の成功を祈るばかりです。
まぁ、欲を言えば
…隼人タケルももう一回くらい観たかったケド😗(スケジュール合わず断念)
以下、その他の感想箇条書き。
●隼人タケルは容姿端麗でモテるタイプだけど、團子タケルは完全に母性本能くすぐるタイプ(倭姫のシーンにて思ったw)
●團子ちゃん、顔だけでなく、お手々まで汗だくで毎日こんなに汗かいてたら痩せちゃうよ〜と思った💦よく2ヶ月耐えたなと思う💦
●團子ちゃんの大碓命は誰よりも毒々しく演じてて、悪役もイケるね!って思う😁
●連続早替りのシーンでは、入れ替わる度に座席の後ろから「おぉ~」という声が漏れていた。
吹き替えの人の分も同じ衣装用意しなきゃいけないと思うと大変だなと思う(ルパン歌舞伎の時、ルパンといえば変装だから銭形の衣装2つ作って!と演出家がお願いしてたら、衣装さんが全力で首を横に振ってたので😂)
●ホントに衣装のディテールが凄くて、こんだけのものが作れたのは当時ならではだと思う。今、この時代に同じ規模のものを1から作れとなったら出来ないのでは??
●どの衣装も凄くて素敵だったけど、個人的に惹かれたのは猿弥さんと門之助さん演じる山神様たちの衣装。蓑虫みたいな形状してますけど、近くで見ると色んな和柄の布を重ねてるんだと気付いて、これ作るの大変だ!と思うと同時に、他の衣装のように綺羅びやかなものでなく、和が強調されてるところがとても素敵だと思いました。
●米吉さんの弟橘姫がホントに可愛い🥰
ヤマトタケルを演じた二人は背が高いから、並ぶとホントに絵になります(三代目は
…🙄🤫)。
●弟橘姫と倭姫のやりとりが好き(笑)
●国造の妻(笑也さん)って、チャーリー浜みたいな喋り方する人だったっけ?😂(尾張の夫婦も徐々に演出変えてましたね?)
●三四助さんのみやず姫は2月の頭に観た時以来で、その時は初々しく演じてたけど、今回は明るく気の強い部分が良く出てて可愛かった。
●ラスト、兄橘姫(米吉さん)が花道を通って去る時、ワカタケルに小さな声で「大丈夫よ」って声掛けてたんですね。てかホントにお母さんにしか見えない💦
●錦之助さんの熊襲弟タケルはもう一回観たかったので、今回観れて嬉しい。赤っ面でもイケメンなのがダダ漏れだし、何より兄が猿弥さんで、弟が錦之助さんで「俺の方が若い」って言い切っちゃうの面白い🤭(違和感もない💦)
●29年前の三代目のヤマトタケルのDVDを事前に観ていたが、当時から配役が変わった人に関しては、ある意味、出世したなと思うし、ずっと当時と同じ配役の人に関しては、あまりの変わらなさに、時間経過の概念どこ行った?ってなってる😅
(歌舞伎はメイクと鬘があるので、役が中の人の実年齢にあまり左右されないのが興味深い。そういう意味ではアニメの声優さんも同じ)
●兄橘姫は子供を授かったけど、愛する夫とは離れ離れで再会も叶わず、弟橘姫は一緒に旅は出来たけど途中で犠牲になり、みやず姫は一緒に居られたのは一晩だけ。この中で誰が一番幸せ(マシ)だったのかと考えてしまうが、こうやって並べてみると、めっちゃ女泣かせやな、ヤマトタケルって(苦笑)
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