【能楽鑑賞】#117 国立能楽堂 定例公演

狂言「長刀応答」 能「角田川」

国立能楽堂 定例公演
2024年3月15日(金) 17時半開演

《国立能楽堂開場40周年記念》

狂言「長刀応答」(和泉流)
太郎冠者:深田博治
   主:野村萬斎
   客:高野和憲
   客:月崎晴夫
   客:野村太一郎
   客:内藤連
   客:中村修一
  後見:飯田豪

能「角田川」(金春流)
梅若丸の母:本田光洋
  梅若丸:中村優人
  渡し守:福王茂十郎
   旅人:喜多雅人

    笛:松田弘之
   小鼓:曽和正博
   大鼓:安福光雄

*・*・*

●狂言「長刀応答」

初見の演目でした。

萬斎さん、今回は主の役なので出番あっという間だったなー😂
でも一昨日は面を着けてたので、お顔が拝見出来て良かったです。主人役の時は、所謂やらかす方では無いので、普通にカッコイイんですよね🤭✨

今回のシテは深田太郎冠者。萬斎氏が「伊勢神宮に行ってくるから留守番ヨロシク!庭の桜を見物しに客が来たら《長刀応答》しといてね!(意訳)」と言って出かけて行きます。

この《長刀応答》という言葉ですが、長刀で相手を扱うように、当たり障りなく適当に対応する、という意味だそうです。しかし、この言葉の意味を知らない太郎冠者はこの言葉通り、長刀を振り回して客を追い返してしまいます😂

深田太郎冠者の見事な長刀捌きがカッコイイ✨
ケド、太郎冠者のトンチンカンな行動は見所の笑いを誘います🤣

一人目の客人は、たかのんこと高野さん。
二人目の客人は、ツッキーこと月崎さん。

どちらも庭の桜を眺めていたら、深田太郎冠者が長刀で襲いかかって来るもんだから、驚いて😱慌てて逃げていきます🏃💦💨

しかし、高野さんと月崎さんは太一郎さんたちを引き連れて戻ってきます。大勢で詰めかけて、あの長刀を奪ってしまおうというのです(笑)。作戦は見事に成功し、捕まった深田太郎冠者は客人たちに放り投げられてしまいます🤣

客人達が長刀を奪って去っていくと、最後まで《長刀応答》の意味を知らない太郎冠者は、それが無いと困るから返してくれ〜と言いながら幕となります🤣

ということで、面白くてとても良い配役でした。
ただ、主が萬斎さんとなると帰宅後に事の顛末を知ったら⚡落としそうです🤣

(お能の感想は次頁にて)