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スサ
2024-02-27 12:48:31
4524文字
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【ゲ】団地妻みずきの朝+ハプニング追加
村田さんとお話して出てきたネタの軽いまとめです。ありがとうございます!
便宜上👹が大人の姿で働いています。かるく営んでいます。
☆朝の後の配達の〓くんを追加
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「水木さーん、お届け物でーす」
ちょうど昼時とあって、水木は火の前にいた。だから、火こそ停めたものの、お玉を持って玄関に出てしまった。
「あ」
ドアを開けようとして気付いたが、置きに戻るのもな
…
とそのままドアを開ける。昼間は鍵なんかかけなくてもと思っているし実際越してきた最初はそうだったのだけれど、若い若い
…
良人が口を酸っぱくして施錠しろと言うので、最近はちゃんと施錠している。
「こんにちはー
………
」
ドアの前にはひょろっと背の高い若者が立っていて、片手にそれなりの大きさの箱を持っていた。彼は水木の姿を見て、なぜか目を大きく見開いて言葉を失っている。
「
……
?」
そんなに変かな、と水木は自分の姿を確かめる。暑いのと、朝のハプニングにる疲労から家でひとりだらけていたのとで、着倒したタンクトップと洗濯物の上にあったハーフパンツ。微妙に大きくてウエストが落ち気味なので、一緒に暮らしている相手のものをよく考えず履いてしまったらしい。体格そんな違うか?と少し悔しい。彼が自分の足に抱きついていた頃から知っているのだから。
…
というのはさておき。
「宅急便屋さん?」
お玉を持ったまま、水木は首を傾げた。エプロンの隙間から、ゆるくなったタンクトップの襟ぐりを逃れた乳首が見えそうで見えない。
「
…
奥さんッ!」
え?
と声を上げる暇があったかどうか。
若い配達員は荷物を持ったまま水木家の狭い玄関に押し入ってきた。ドアが彼の背後で閉まる音はやけに大きく聞こえたが、水木は、その際制服の帽子を落とした若者の顔が良人とよく似ていることの方に気を取られていた。髪の色をのぞいて。
「
………
って
…
」
ほとんど飛びかかられる形になったものだから、水木は尻もちをついてしまった。手にはお玉を持ったままで、これを手放せば良かったのかもしれない。まあ、頭は打っていなそうなのでも良かったが。
「ちょっと、君
…
」
注意しようとした水木だったが、警戒心がオフになっているにも程がある。
配達人は尻もちをついて座り込んだ水木の体の両脇に手をついて囲い込むようにしている。え? とポカンとしても遅い。
配達人の青年は息も荒く、じろりと大きな目でのぞきこんでくる。
「は、
…
離れろよ」
後ずさろうとするも、腕を強い力で掴まれ阻まれてしまう。
…
顔が、やはり似ている。だから強く出られない。
でもなあ、と水木は途方にくれた。可愛い年下の良人とよく似た顔にどうしても毒気を抜かれてしまって。
「奥さん
…
、み
…
」
ぐいっと腕を引っ張られ、腕の中に閉じ込められる。そのままキスされそうになった、ところで、
「話を聞かんか! このガキ!」
水木が思い切り頭突きをぶちかまし、配達人はきゅう、と後ろに倒れた。
しばらくは息を荒くしていた水木だが、立ち上がると相手が復活する前に寝技を決めにかかる。
「いだだだだ、ぐぇっ!」
体育の成績はとても良かった水木だ。体がなまらないように続けている柔道は黒帯。僕が守りますけど
…
と良人は複雑そうだったが、身につけておいて良かった、と水木は思う。
「お前、何者だ!」
「だっ
…
ったあー
…
、ただの宅配便ですぅ」
哀れっぽい声が悲鳴の合間に聞こえる。これは怒りづらい。一瞬怯む、が、いやいやこいつがいきなり抱きついてきたのだし、と我に返る。
「なんで配達屋が急にタックルするんだ。強盗じゃないのか?」
「強盗!? ち、違いますぅ! ぼっ、僕ァただの、イッ! 痛い痛い!」
「
……………
本当か?」
「本当ですって! どっちかというと間男志願な
………
イデデデ!」
「ふざけんな! 俺は浮気はしないぞ!」
馬鹿にされたと思い、水木は烈火のごとく怒るが、頭に血が上ったせいで自分の今の装備の薄さを忘れていた。いや、何なら最初から忘れていたかもしれない。
あいつが朝から
…
、だったから! と怒りの矛先がここにいない良人にまで向く。
そろそろ配達人が気絶してもおかしくないのだが、と思うが案外しぶとい。若さなのか、ひょろっと見えても配達人らしく体力はあるのか。
──しばらく騒いでいたらさすがに近所の人が出てきて、若者は幾人かによって引き離された。まだガルガルと唸っているような水木だったが、自治会長夫妻に「でも水木さんももう少し用心した格好した方がいいわ」とたしなめられ、自分のだらしない格好を恥じ入る形となった。
その晩帰宅後にすべての顛末を聞いた若い良人は倒れそうな気持ちを味わいながら、どんなお仕置きとおねだりをきいてもらうかを真剣に考えることになった。
また余談だが、あまりにも配達人が良人、あるいはその父に似ていたため、まさか知らない兄弟なんていないよな
…
?という水木の質問で大変たことになったりもする。全ては今後のことだが。
※鬼くんの自認は夫ですが、水さんの認識は良人と書いてオットと読む夫だといいなというどうでもよいこだわりが含まれます
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