でもね、僕がそこに行った実際の理由は、少し休暇を取るためだったんだ。僕が滞在したところは割と居心地のよい場所で、良いベッドがあって、たくさんのスキーリフトがあった。たくさんのね。冬の間はたくさんスキーをするんだ。その滞在した場所の周りにあったのは、本当に素敵なものだった。でも実際は、僕はその場所には冬の間に行ったのではなく、行ったのは夏だったんだ。そこには少し、人工降雪機で作った人工雪で覆われた、下り坂の場所があった。だからそこでは、もしやりたかったら、夏の間でもスキーができるんだ。スキーをしたな…スウェーデン語ではskida i backen、丘をスキーで滑るって呼ぶんだけど、その英語での適切な言い方はよく知らないなあ…(ゲレンデを滑るくらいの意味だそう)
それで、僕はスキーリフトのひとつに座って、丘の1番上まで行った。スキーのためじゃないよ、なんのためだか分かる?景色が素晴らしかったんだ、だって高いところに行ったら、雲は本当に本当に近くなって、全く遠くではなくなるからね。だから頂上に立って外を眺めた時は、さらにたくさんの木々が見えて、雲がすごく近くに見える。昼間なら、雲が遠くにあったら、雲全体が見えて、さらに下を見るとその雲の影までもが見える。
うーん、星空観測?それも素晴らしいね。でも今話してるのは昼間のことだよ。信じられないかもしれないけど、マウンテンバイクに乗ったんだ。山の小道を下れるマウンテンバイクを借りた。僕はたくさん準備をして、カッコいい坂下りやターンをした。もし速く走りすぎてしまうと、どこかに落ちて怪我をする可能性があるから、少し怖かったよ。そうなると面白くないよね。最後には、たくさんジャンプもした。そして、おバカなことに、ジャンプをする時に、少し勢いづけすぎてしまったんだ。それで思い切り宙を舞って、あれは本当に怖かったよ。もしかしたら第三者目線からみたらすごくかっこよく見えたのかもしれないけど、僕にとっては、あとどれ位で転倒するのかがすごくよく分かった。だからもう僕は二度とやらないけど、突然空中を舞って。偶然にも小さな坊やが何人か、僕のことを見ていて、多分あの子たちは僕のことをカッコいいって思ったんじゃないかな。そう思われたことだけが、あんなことをするに値したのかもしれない(笑)