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豆炭々炬燵
16022文字
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アンデッドアンラック
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【フィル風】あの距離の近さをもう一度
現ループの🚀くんと☄さんのお話。鬼ごっこ長期戦ともいう。
1
2
機械の体から古代遺物”託す者”に殆ど変わったボクの体。機械の時以上に動けるこの体は定期的にメンテナンスを受けないといけない。メンテナンスルームに設けられた特別製の椅子に座り、事細かにチェック項目を見ながら古代遺物と同化した腕を確認するニコおじさんの眼差しは真剣そのもの。
「ちょっと手首外してみてくれ」
言われて手首を外す。外れた手首が見えない皮膚一枚で繋がれたように床に落ちることなくくっ付いているのを手に取り、空洞になっている腕の中を覗き「此処も問題無し」と呟き、戻して大丈夫と手振りで表すのでボクは手首を付け直した。
しゃがみ手に持ったタブレット端末に表示されている項目をスワイプさせているニコおじさんの頭の上にそっと手を乗せる。
「ん?どうした?」
ボクの手を乗せた状態で此方を見上げるニコおじさんから手を退かせば特に問い詰められることもなく柔らかい笑みを向けられた。
「今回のメンテナンスも異常なし。戻って大丈夫だぜ」
頷いてから椅子から降り、さっきまでニコおじさんに触れていた手を見下ろして軽く握った。
宇宙空間から戻った日から風子お姉ちゃんに触れていない。正確には宇宙服越しだから直接的に触れたとは言い難い。でも、ボクが近付く度にススっと困った顔をして距離を取る風子お姉ちゃんに割り切れない何かが浮かぶ。頭の中では不運が起こらないようにするためだと理解している反面、手を伸ばし掠めることも出来ず離れていくのが何故か納得できなかった。
あの宇宙空間での距離の近さをもう一度、と。理解しがたい思考は日に日に募っていく。
そんなボクが自分の手を見下ろしたまま動かないのを見たニコおじさんは何か思ったのかフフっと笑いボクの頭の上に手を置いた。
「動作確認ついでだ、運動場にでも行ってこい。そうだな
…
鬼ごっこでも誰かにしてもらうといい」
いつもだったら別に動作確認なんてしないのに如何して今日に限ってという疑問は脳内に映し出された組織内の監視カメラの映像を見て理解した。多分、ニコおじさんは分かってて言っている。
ボクはニコおじさんに手を振りつつ、メンテナンスルームから運動場へと歩いていった。
どっか期待しているのか、立てた予測より早く運動場に着いた。入り口から中を覗く、今は誰も使っておらず静まり返っていた。監視カメラの映像を必要な分だけピックアップして確認すれば、まっすぐ此方に向かっている姿を見つけたのでボクは入り口前で待つことにした。
視線を運動場から伸びる廊下から運動場へと向き直す。誰もいない広いトラック、使う人がいない理路整然と並べられたトレーニングマシーンを見ている内に知らず左腕の肘を曲げ、親指を口に咥えていた。
風子お姉ちゃんが此処に来ることは映像を見ても分かっている。だけど、此処の誰もいない運動場みたいに会えないんじゃないかって考えるだけで、口に咥えた親指を離すことが出来なかった。
「フィルくん」
直接聴こえる声がボクの体を動かす。視界端から映り込んでいく風子お姉ちゃんの姿を視界に捉え、口に咥えていた親指が自然と離れていった。
はじめはボクだと確認するような顔。次にボクだと分かって笑顔を作り、何故か駆け寄りボクとの視線を合わせるべく屈み両肩に手を乗せ不安げに揺れる風子お姉ちゃんと目が合った。
「大丈夫?」
メンテナンス後の動作確認の事を言ってるのだろうか。ボクはお姉ちゃんにも見えるように二人の間に両手を持ってきて開閉運動を行う。別段問題なく動いたので、問題ないことを伝えるべくお姉ちゃんの目をじっと見つめて頷いた。
すると、お姉ちゃんの顔が穏やかになり微笑んでくれた。宇宙服のヘルメット越しじゃない、その表情がもっと見たくてボクの両肩を掴んでいた風子お姉ちゃんの両手首を掴んだ。
「いきなり掴んでごめんね。びっくりしたよね」
手首を握り潰さないよう加減をして掴み続ける。お姉ちゃんはボクの手を穏やかに振り解こうとしているみたい。でも、外れないと分かってから云々考え始め──、動きを止めたのでボクは手首を掴んでいた片方の手を解きお姉ちゃんの顔に、頬に、触れようと伸ばした。薄っすら現実から遠ざかり始めていたお姉ちゃんの意識がボクの動きを目で捉えるなり、距離を取られてしまった。
あと少しだった伸ばしていた手を下ろす。
「分かってると思うけど私に触れたら不運来ちゃうから」
手を伸ばした程度じゃ到底届かない距離まで離れてしまったお姉ちゃんが衣服で隠されていない箇所の面積を狭くしている。前の記憶でも見た動きがボクの脳内で今のお姉ちゃんの動きと重なった。
直接触れることで齎される≪不運≫の危険性を知らないわけじゃない。それはボクより風子お姉ちゃんの方が分かっている。だからこそ、ボクはお姉ちゃんに触れないといけない。お姉ちゃんを本気にさせないと意味がない。
「ちょっと拙いかも
……
」
お姉ちゃんの顰めた声のあと、さっき聞いたニコおじさんの言葉が脳内再生される。
動作確認をするために誰かと鬼ごっこしてもらえばいい。そして、動作確認をするためには全力で検証がした方がいいとも前に聞いた。この体になってから走った試しがない。そもそも宇宙空間にいた頃は走るという選択肢すらなかった。有重力の下、足先の感覚を確かめ、その場で数回ジャンプした。特に問題は無い。
準備するボクの事を待っていてくれたお姉ちゃんを見詰めて、声帯から出ない声の代わりに目で伝える。
『準備できたよ』
普段より速度を落とした歩行状態から段階的に速度を上げていく。今のところ問題らしい問題は起きていない。
ボクとの距離が縮まるにつれ、お姉ちゃんの顔が焦り出し背を向け駆けだした。はじめはお姉ちゃんの口から疑問の声がボクに向かって投げ掛けられていたけど、一向にボクが追い掛けるのを止めないからニット帽をぎゅっと掴んだまま組織内を駆け回るのに集中しだした。
鬼ごっこの鬼はボク。鬼は逃げている相手を捕まえないと終わらない。
目を逸らさずお姉ちゃんに向かって手を伸ばす。でも、お姉ちゃんはボクの動きに合わせて触れるタイミングをズラして、するりと指先が触れる前に逃げていた方向とは逆の方へ駆けていく。何回も触れそうで触れられないのが続き、ボクの目に伸ばされた指先から逃げていくお姉ちゃんの姿が映り込む。
このままでは捕まえる前に逃げられてしまう。現にどんどんボクとお姉ちゃんとの距離は広がるばかり。小さくなりつつお姉ちゃん背中を目視で確認しつつ、ボクはこの先にある十字路に細工を仕掛けた。ボクの考えが正しければ、お姉ちゃんはボクを撒くため十字路に向かう。
そして、その予想は見事に当たり既に防火シャッターが下り何処にも進めない行き止まりになった十字路にお姉ちゃんが逃げ込んでいった。角を曲がり見えなくなったお姉ちゃんの姿を十字路にある監視カメラの映像越しに確認すれば、何処にも進めない事態に狼狽える様子が見えた。
『どこにも逃げれないよ』
角を曲がり目視で確認したお姉ちゃんは追い詰められているのに諦めた表情を一切していない。目を逸らさず更に捕まえる確率を上げるため距離を縮める。すると、お姉ちゃんもボクの方に向かって歩き出した。
素直にボクに捕まってくれる雰囲気じゃないのは分かっていた。距離を詰めすぎたら対処しきれないので、ボクは、あともう一歩踏み込めば確実に捕まえられる距離で止まった。
ボクに合わせてお姉ちゃんも止まる。乱れていた呼吸を整えボクの隙を窺うお姉ちゃんにボクは先程までの動きから予測を立てた。反射神経の速さではお姉ちゃんの方が勝る。なら、ボクはお姉ちゃんがするであろう動きに合わせ先に手を動かした。
『捕まえ──』
はじめの読みは当たっていた。ただボクよりもお姉ちゃんの方が一枚上手だっただけ。
「ごめんねフィルくん!」
脳内処理速度が追いつかない緩慢な動きで流れる視界の中、汗を滲ませ明るく笑うお姉ちゃんの顔がはっきり見えた。
「私の運動に付き合ってくれてありがとう!鬼ごっこ楽しかったよ!」
程なくして肩を叩かれボクの横を通り抜けていくお姉ちゃんを掴み損ねた手が虚しく空を掴む。
振り返らず遠ざかっていくお姉ちゃんの気配を背中で受け止めた。
鬼が追い掛けられる側にタッチされたら鬼ごっこは終わりなんだろうか。まだボクはお姉ちゃんに触れていない事実が古代遺物の変形をさせた。鬼ごっこは鬼が捕まえなきゃいけない遊び。
『まだ終わってないよ風子お姉ちゃん』
足で走るより格段に慣れた動きでお姉ちゃんをやや高くなった視界から見下ろし追い掛ける。
「それはずるいってー!!」
でも、移動速度が上がったからといってお姉ちゃんは簡単に捕まってくれなかった。それどころかさっきより反射速度と移動速度が上昇している。ボクの手をギリギリ躱すたび、お姉ちゃんが楽しそうに笑う。走りっぱなしで息苦しい筈なのに、疲労だって溜まってきている筈なのに、とても楽しそうに笑っている。
全力を本気を出して相手をしていてくれるならボクも其れに応えなくちゃいけない。
お姉ちゃんと一緒に角を曲がった先、長く伸びる廊下にある防火シャッターを手前からどんどん下ろしていった。
効率を考えれば手前の防火シャッターを下ろしたあと、ボクの後ろにある防火シャッターを下ろした方がいい。
だけど、しなかった。
「──嘘でしょ」
きっと、この状況を乗り越えるお姉ちゃんを見たかったんだと思う。手前から徐々に閉まっていく防火シャッターの隙間をすり抜けていくお姉ちゃんはとても生き生きしていた。そのあとにボクは続くけど、残り一枚になってしまった防火シャッターが鬼ごっこの終わりを告げる。このままだとお姉ちゃんが勝ち逃げしてしまう。そこでボクは一芝居を打った。
風子お姉ちゃんは自分が防火シャッターを潜り抜ける時、必ず後方にいるボクを見て追い掛けて来ているのを確認してくれる。だから、ボクはわざと防火シャッターが下りるスピードを上げ、出来る限り大きな音を立てて体を防火シャッターに挟ませた。
音に気付き振り返ったお姉ちゃんの顔が一気に強張った。ボクが防火シャッターに挟まれて抜け出せないと本気で思い疑っていない。
「フィルくん!」
鬼ごっこしていたのにも関わらず、お姉ちゃん自身からボクに近付いてボクの体が挟まれている防火シャッターを上げようとしゃがみ込み隙間に手を差し込んだ。
『ごめんね、お姉ちゃん』
防火シャッターを押していた手でお姉ちゃんの頬に触れる。純粋な鬼ごっことは程遠い鬼ごっこが終わりを告げる。ボクが触ったからこれで終わり、そう頭では思っているのにボクの手はお姉ちゃんから離れないでいる。
立ち上がるのに合わせて防火シャッターを全部元に戻している間もボクに触れられた衝撃からかお姉ちゃんは未だに動かない。
ずっと、宇宙空間から触れたかった何かが勝手にボクの体を乗っ取る。お姉ちゃんの頬に合わせ手のひらを滑らせて、衣服に包まれていない首に逆の手を伸ばす。長い黒髪と汗が滲んでいる首の間にボクの腕を通した。
気付けばボクの目線の高さがお姉ちゃんより高くなっていた。へたり込むお姉ちゃんを見下ろして衣服で隠されていない首と頬、襟元から少しだけたわみ出ている黒髪に触れる。やっと宇宙服のヘルメット越しじゃない、直接触れられる近さ。ボクをずっと見て目を逸らさないお姉ちゃんに抱き着いた。
「フィ、フィフィフィルくん!? 触った? 触ってるよね? 触っちゃってるよね?? うわあああああああああッ!!!!!! 不運来ちゃうよおおおおおお!!!!!!!」
わたわた両手を動かし慌てふためくお姉ちゃんだったけど、離れた瞬間≪不運≫が発動するのを回避するためかボクを自身の腕に座らせるように抱っこしてくれた。ボクもまだ≪不運≫には来て欲しくない。だから──。
「一先ず
…
、離れると不運来ちゃうからフィルくん私から離れない、で」
「
………
」
「
…
ね」
お姉ちゃんに言われて、もっとぎゅっとくっ付いた。
「接触面積広くなったーーーー!!!!!」
離れないようボクの頬をお姉ちゃんの頬に押し付ける勢いで抱き着き直した。いつもお母さんがボクにしてくれる距離の近さ。それがお姉ちゃんとも出来ている。お母さんがボクにするようにボクもお姉ちゃんに頬を摺り寄せた。鬼ごっこはとっくに終わっている。でも、これはまだ終わらせたくない。
「だけど大丈夫
…
、こういう時の回避法は、あるッ!」
お姉ちゃんが通信機のスイッチを入れコールを送ったまま走り始めた。
『コールしている先は
……
』
走るお姉ちゃんに抱き抱えられ上下に揺れ動く中、メインで映す視界の端で組織内のシステムを構築し直す。
誰にも気付かれないように、気付かれてもただ一人にだけに。何重にも掛けられているファイアウォールを突破して素早く書き換える。
思っていた以上に組織のセキュリティは、どの国のものより厳重で一筋縄ではいかない。風子お姉ちゃんとニコおじさんの会話も気に掛けつつ、ボクは自分が作ったプログラムを置き換える作業に没頭した。
完全にプログラムを書き換える前にニコおじさんが予防線で仕掛けていたトラップに引っ掛かる。でも、あまり時間は持たない。
ニコおじさんがそっちに気が向いている内に風子お姉ちゃんとイチコお姉さんの音声データを収集解析、編集作業を開始。編集作業が終わると同時にニコおじさんがイチコお姉さんにコールを送った。あとは二人の会話に合わせたプログラムが勝手に音声データをすり替えてくれる。
これでまた時間が稼げる。三人の様子を監視カメラの映像を複数の窓を開けた状態で確認しつつ一番の大物に手を付けた。
そして、ボクはお姉ちゃんに抱き抱えられ揺られながら組織内のプログラム一式を書き換え終えた。
誰にも気付かれず、気付かれてもたったひとりだけ。
漸くボクに気付いたニコおじさんが監視カメラ越しにボクを見詰める。それをボクはシーっと内緒のポーズをしてから全システムの権限を奪った。でも、奪われたのにニコおじさんは怒るどころか笑っているのを監視カメラ越しに見たボクは首を傾げた。
そうこうしている内にお姉ちゃんが組織の外に出たみたい。長時間走りっぱなしで疲れたお姉ちゃんは石柱に背を預けて腰を下ろした。
「星空きれいだね」
意識を組織のプログラム書き換えから戻しお姉ちゃんの言葉に耳を傾ける。
ボクに向けられる穏やかで優しい声色。さっきまでずっとお姉ちゃんの声を間近で聞いていたのに、違うものだと認識するのは恐らくボク自身に言っているからだ。
そっとお姉ちゃんの手がボクの頭を撫でてくれる。ボクの頭の形状に沿って何度も何度も撫でてくれる。それが何時か止まってしまう前にボクは、お姉ちゃんの首に巻き付いている両腕のうちの片方を解き、お姉ちゃんの手を掴んで抱き込んだ。これなら離れる事は無い。
「これからどうしようかな」
そう呟くお姉ちゃんの声は困ってるのに笑っているように聞こえた。
ボクより少しだけ大きいお姉ちゃんの手に指を交互に絡ませて折り畳む。お姉ちゃんの手も腕も抱き締めた。音が少ない宇宙空間を思い出す、この静かな草原で星空の下でボクはもう分からなくなってしまった何かが古代遺物の体と化した胸の奥を疼かせた気がした。
「もうちょっと休憩してからまた動くから」
お姉ちゃんのその言葉に首元から腕を離さず顔が見える距離まで離れたボクは無言で頷いた。
汗で濡れた体は冷えやすいという情報は知っていた。
暫くの間、夜空を流れていく星の尾を二人で見送っていたらお姉ちゃんが小さなくしゃみをして鼻を啜る。
「思ってたより休憩しちゃったね」
ボクを抱えた状態で腰を上げるお姉ちゃんに一度ぎゅっと首元に抱き着いた後、ボクはお姉ちゃんの手を握っていた手を離して古代遺物”魂の口径”を転送させる。
瞬間、お姉ちゃんの目がお月様みたいにまん丸になって、短い疑問の言葉を口から零し続けた。
「と、とにかく不運の被害が最小限になる場所まで行かないと」
落ち着きを取り戻したお姉ちゃんが通信網が回復した通信機でニコおじさんに連絡を取って、程なく用意されたジェット機に乗り一番近くにある無人島に向かって飛び立った。ボクを膝に乗せ座席に座っている間、ずっとお姉ちゃんは急に現れた”魂の口径”について云々考え唸っている。
窓の外を見れば目的地の島が見えた。もうすぐこの状態が終わってしまう。割り切れない何かに突き動かされボクはお姉ちゃんの肩口に顔を押し付け抱き着いた。
そうしたら、ボクが怖がっていると思ったお姉ちゃんがボクの背中と頭を撫でてくれた。お姉ちゃんボクにはもう感情は無いんだよ。怖いって気持ちは分からないんだよ。
『でも、このままでいたい”コレ”は一体なんだろう』
ボクの耳元でお姉ちゃんが優しい声で「大丈夫だから」って言う。聞きたい言葉はそれじゃない。でも、ずっと聞きたくなるのは何故なのだろう。
その後、ボクははじめて魂の状態になって空から降り注ぐ隕石に衝突するというあまりない経験をした。
魂になったボクは遠くでボクの体を抱えているお姉ちゃんをずっと眺め、隕石が衝突すると同時に意識と視界がお姉ちゃんの腕の中に戻った。
「おかえりフィルくん」
心底安堵した顔で笑うお姉ちゃんにボクは声にならない声で伝えた。
『ただいま、風子お姉ちゃん』
ボクはまたお姉ちゃんの頬を触ろうとしたら間髪入れず止められてしまった。
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