ひろっぷ
2022-08-05 00:15:27
1497文字
Public 第五 探探
 

後の祭りだ、何もかも!

探探ワールド迷ロナ(+雀モグ)会話文。



…………

(意を決して入ったはいいが、それで何かが変わるのだろうか。こいつだってまだ目が覚めない。顔を見るだけで今は終わるのかもな。僕は何がしたいんだ。こいつには散々な目に遭わされてきて、モグラの言う通り精々したのだろうと思ったが、実際そんな気持ちに1ミリもならなかった。それが僕をより混乱させた。僕はこいつが分からないし、何より僕自身も分からない)

……僕はお前が分からないよ」
「そうか。それは残念だ」
「!」
「おはようロナード。ここは病院か。運んでくれたのかな」
「僕じゃない。雀舌だ」
「あの子か。やれやれ僕はあの子に嫌われてるからなぁ。会えるだろうか」
「知らん。僕にした事を胸に手を当てて思い出してみろ」
「つれないなぁ」
…………
「ロナード?」
「死んだのかと、思った。お前みたいに殺しても死ななそうな奴が」
……
「おかしいだろう。こんな言葉が僕の口から出るのが。死ぬなと思ってしまった。生きろと思ってしまった」
……
「はは。はははは。お前にはトラウマになる程につけ狙われたというのにこのザマだ。お前のせいだ。お前のせいだ!」
「そうだね。僕のせいだ。でもねロナード」
「!!」
「ここに来たという事は変化を求めて来たのだろう?」
……!」
「そして、逃げる事は出来ないとわかっていて、だ」
「そうだ。そうだ!」
「だったら僕もありのままを告げてあげるよ。やっと僕のものになった!」
「っ!?」
「やっと、やっとだよ。あぁロナード、そんな顔をしている君も素敵だ。そうしてしまったのは僕、僕のせい。はは、ははは!色んな人から忠告を受けてただろうに、なんて愛らしい人なんだ!」
「ぐ、うその勢い何とかならんのか!」
「何とかなると思う?」
「ならん!だが僕とて認めた訳じゃない!だから!」
「?」
「認めさせてみろ!この僕を!僕はまだ……お前が分からないんだ!!」
!ひひ、いいよ、いいとも!堕としてみせようじゃないかロナード!」