【松日】逃亡先まで診療圏内

アルターエゴ松田と、強制シャットダウンから目覚めたばかりの日向の話

罪木蜜柑の精神復旧率が、初めて七十パーセントを超えた。
仮想空間内での彼女は、まだ記憶の混乱を残している。それでも以前のように、必要とされなくなった瞬間に自己を見失い、精神深層へ沈むことはなくなっていた。

『私に、皆さんのお手伝いをさせてください』

罪木は白衣の裾を握り締め、縋るような目で日向を見上げていた。
声は震えているけど、許しを請うているときとは違う。自分からこちらへ手を伸ばそうとする意志が、そこにはあった。
そう口にした罪木へ日向は、数日前に松田から言われたことを思い出しながら、慎重に言葉を選んだ。

『ああ。俺たちには、お前の力が必要だ。でも、今すぐ何かができなくても、お前が戻ってくることには意味があるんだ』
『何もできなくても、ですか……?』
『何ができるかは、目覚めてから一緒に考えればいい。だから、罪木自身が戻りたいと思ったときに、こっちへ来てくれ』

罪木は、長いあいだ戸惑っていた。
俯いたまま、白いエプロンの裾を握る指へ何度も力を込めては、躊躇うように緩める。
自分の価値を「誰かの役に立てるかどうか」で決めなくてもいいと信じることも、誰かに必要とされるかどうかとは別に、自分の望みを選ぶことも、彼女にはまだ難しい。
長い沈黙の末、罪木は泣き出しそうな顔で、小さく頷いた。

その直後、精神と現実の身体を繋ぐ同期率が上昇した。
覚醒には至らなかったものの、現実の罪木の指先に微弱な反応が現れたと、生体モニターが記録している。
その報告を確認した瞬間、日向はようやく肺の奥まで息を吸い込めたような気がした。

松田の助言は正しかった。
あいつに相談してよかった。
そう認めるのは少し癪だったが、今度の問診では素直に礼を言ってもいいかもしれない。

ただその安堵は、数時間も持たなかった。



午後四時十三分。
医療区画の静けさを引き裂くように、端末からけたたましい警告音が鳴り響いた。
「なんだ……?」

日向は作業中だった報告書を放り出し、画面へ身を乗り出す。
緊急通知を開いた途端、赤く染まった警告表示が視界を埋めた。

《被験者03 精神同期率急速低下》
《人格情報の断片化を確認》
《深層領域への異常沈降が進行中》

「罪木……!」

つい数時間前まで七十パーセントを超えていた精神復旧率が、目に見える速さで低下している。

六十八。六十二。五十四。
数値が更新されるたび、警告音が短く鳴る。
一時的な変動ではない。罪木の人格情報が、精神深層へ引きずり込まれている。
日向は反射的に新世界プログラムへの接続画面を開き、認証情報を入力した。
認証を実行した直後、画面には無情な警告表示が弾き出された。

《直接接続は禁止されています》
《管理者権限:M.YASUKE》

「松田……!」

数日前から、松田は日向による精神深層への直接接続を制限していた。
新世界プログラムへ接続した直後に発生する、原因不明の神経刺激。それを解析するまで、日向自身が仮想空間へ入ることは認めないと言い渡されていたのだ。

通常のリハビリなら、外部からの呼びかけだけでも進行できる。
だが、今は違う。罪木の人格情報が崩れ始めている。
外から呼び続けているだけでは、沈降を止められない。

「松田、聞こえてるんだろ。接続制限を解除しろ!」

通信領域へ呼びかけると、間を置かず、低い声が返ってきた。

『却下だ』
「罪木の人格情報が崩れてるんだぞ!」
『見えてる。いま、一時固定をかけながら、深層領域から安定領域へ退避させる経路を構築してる。開通まで最長十分だ。それまで待て』
「十分なんて待てるか!」

日向が画面を指差す。
精神同期率は四十七、四十三と、更新されるたびに削られていた。赤い折れ線の横では、直近の下降速度から算出された予測値が明滅している。

松田による一時固定の処理は、すでに開始されている。それでも、下降線の傾きはほとんど緩んでいなかった。

「固定が追いついてない。このままなら、五分以内に維持限界を下回る!」
『予測値には誤差がある。俺が持たせる』
「その誤差に、罪木の人格を賭けられるかよ!」
『賭けてない。処置中だ。異常信号を遮断できていない状態で接続すれば、お前の神経系が先に限界へ達する。救出対象を増やすな』
「でも、このままじゃ罪木が――
『だから俺が処理してる。日向、指示があるまで動くな』

松田の声には、焦りも迷いもなかった。ただ事実を突きつけるように、日向の判断を切り捨てる。
しかし、そのあいだにも、同期率は臨界値へ向かって落ち続けている。
罪木の人格情報が完全に断片化すれば、これまで積み重ねてきたリハビリが失われる。再び精神活動を引き出せる保証もない。

……悪い、松田」
『何が悪い。おい、待て――

日向は通信を切断した。

松田の声だけが途切れ、室内には警告音が残された。
待っていられない。正規の経路が使えないなら、別の経路を使うしかない。
日向は携帯端末を掴み、医療区画の搬入口脇にある非常扉へ走った。

その先には、現在は使われていない旧設備用の非常通路が残されている。未来機関が新しい医療設備を持ち込む以前、医療区画と旧管理棟の保守区画を繋いでいた通路だ。
距離にして、二十数メートル。
日向は以前、島の管理記録を調べた際、そこの地下に旧式端末が残されていることを確認していた。
端末の内部には、日向たちが最初に更生プログラムへ接続した際の記録が保存されている。認証情報と、精神深層へ至るまでの経路設定まで残っていれば、新たな接続経路を一から構築する必要はない。

数十秒で、罪木のいる領域へ接続できる可能性がある。
その可能性へ賭けるしかなかった。

非常扉を押し開けると、薄暗い地下通路がまっすぐに伸びていた。壁面を走る配管は赤錆に覆われ、一定の間隔で設置された非常灯も、その大半が消えている。
胸元では、同期率低下を知らせる警告音が鳴り続けていた。
日向は携帯端末の明かりを頼りに、二十数メートルの通路を十数秒で駆け抜けた。突き当たりにある錆びついた防火扉を押し開け、そのまま旧管理棟の地下保守区画へ飛び込む。

老朽化した機器の大半は撤去されている。
薄暗い室内に残っていたのは、新世界プログラムの初期運用時に使われた旧式端末一台だけだった。
現在の管理領域には登録されていない。つまり、松田の接続制限が届かない、島に残された数少ない接続口だった。

……頼む。動いてくれ」

日向が電源ボタンを押す。
数秒間、画面には何も映らなかった。
焦りに任せてもう一度押しかけたところで、端末の内部から、何かを吐き出すような低い駆動音が聞こえた。

それがカムクライズルの幸運によるものだったのか、ただの偶然だったのかは分からない。
旧式端末は、完全には停止していなかった。

長く止まっていた冷却ファンが回り始め、積もっていた埃が薄暗い空気へ舞い上がる。画面には通常の起動ロゴではなく、休止状態からの復帰を示す古い表示が現れた。
前回使用されたときの接続状態が、そのまま内部に残されていた。
続いて、日向たちが最初に更生プログラムへ接続した際の記録が展開される。被験者認証、接続座標、精神深層へ至る経路。そのすべてが、途切れることなく呼び出されていく。
新たに接続先を検索する必要はなかった。

日向は端末の裏から伸びている接続ケーブルを引き出し、首の後ろに装着した補助装置へ繋いだ。
正規の医療機器を経由しない直接接続。安全装置も、負荷を分散する機能も、最低限しか備わっていない。
危険なのは分かっている。
松田が十分待てと命じた理由を、理解していないわけではない。
それでも、画面に示された人格維持臨界値への予測時間は、五分を切っている。
自分へかかる負荷と、仲間を失う危険。
その二つを比較した時点で、日向の中では、すでに答えが決まっていた。

「接続開始」

認証を実行する。
次の瞬間、視覚も聴覚も輪郭を失い、知覚の境界が一度に吹き飛んだ。

「ぐ……っ!」

身体が椅子の上で大きく跳ねる。
白く焼けた視野の奥で警告表示が幾重にも点滅し、音の遠近さえ判別できなくなる。
座標情報。断片化した音声。崩れかけた人格データ。新世界プログラムから流れ込む膨大な情報が、何の緩衝もなく日向の脳へ叩き込まれてくる。
知覚の奔流に呑まれまいと意識を繋ぎ止めながら、日向は流れ込む情報の中から、精神深層への経路を探る。
彼女の人格情報は、すでに仮想空間の最下層近くまで沈んでいる。
日向はその微弱な反応を掴み、意識を接続経路の奥へ滑り込ませた。



目を開くと、そこは病院の廊下だった。
南の島には存在しないはずの、白く、どこまでも長い廊下。
消毒薬の匂いが薄く漂い、天井では蛍光灯が耳障りな音を立てながら、不規則に明滅している。
壁や床は遠い場所から少しずつ輪郭を失い、染み出した黒いノイズに侵食されていた。
廊下の中央に、罪木が座り込んでいた。
包帯を巻いた両手で頭を抱え、小さく身体を丸めたまま、繰り返し何かを呟いていた。

「ごめんなさい……ごめんなさい、ごめんなさい……
か細い声が長い廊下へ反響し、幾重にも重なって聞こえる。
「罪木!」

名前を呼ばれた罪木が、怯えたように顔を上げる。
涙で濡れた瞳は、目の前にいる日向をすぐには現実のものとして認識できないように揺れていた。

「ひ、日向さん……?」
「ああ。俺だ」
「どうして、ここに……
「迎えに来た。立てるか?」

日向は罪木の前へ膝をつき、片手を差し出した。
罪木はその手を見つめたまま、すぐには動かなかった。伸ばしかけた指を胸元へ引き戻し、エプロンの襟を強く握り締める。

「駄目です……
「何が駄目なんだ」
「私、また間違えたんです。皆さんに必要だって言ってもらえたのに……私、本当は、皆さんを助けたいんじゃなくて……

罪木の声が震える。

「必要としてもらえる自分でいたかっただけなんです。役に立てば、捨てられないって……そんなことばかり考えて……。これじゃ、優しさなんかじゃありません。私みたいなのが目を覚ましても、また誰かに迷惑を……
「違う」
「違いません!」

罪木が悲鳴に近い声を上げた。
その感情に呼応するように、周囲の壁へ大きな亀裂が走る。白い塗装が剥がれ落ち、その下から黒いノイズが一気に噴き出した。

「私は、何も変わってないんです! 誰かに必要とされなきゃ、自分には何の価値もないって……ずっと、そう思ってるんです!」

廊下の崩壊が加速する。
頭上から落ちてきた蛍光灯が床へ叩きつけられ、甲高い音とともに砕け散った。飛び散った破片は床へ触れるより先に、黒い粒子となって消えていく。

日向は崩れ落ちる天井を見上げることなく、罪木から目を逸らさなかった。

「だったら、今は変わってなくてもいい」
……え?」

罪木が息を詰める。
廊下を侵食していたノイズの動きが、一拍だけ止まった。

「今すぐ、全部変わる必要なんてない」

日向は、もう一度手を差し出した。

「誰かに必要とされたいって思うこと自体が、悪いわけじゃない。俺だって同じだよ」
「日向さんが……?」

日向の喉が、わずかに詰まった。
自分の口から認めてしまえば、ずっと見ないふりをしてきたものまで、形を持ってしまう気がした。
今の罪木を前にしては、否定することができなかった。

「ああ。誰かに認められたくて、自分にも価値があるって思いたくて……俺は、そのために取り返しのつかないことをした」

記憶の底で、手術室の白い光が瞬いた。
何者でもない自分を捨てれば、価値のある人間へ生まれ変われる。
かつての日向も、そう信じた。

「今だって、何かしてないと……ここにいていい気がしないって……どこかで思ってる。だから、偉そうなことを言える立場じゃない」
「それなら、どうして……
「同じだから分かるんだ」

日向は、罪木をまっすぐ見つめた。
自分へ言い聞かせるような言葉では、彼女には届かない。だから、うまく取り繕うことも、正しい答えを与えることもやめた。

「誰かに必要とされたい自分を、無理に消そうとしなくていい。でも、その気持ちだけで自分の全部を決めるな。誰かに何を求められたかじゃなくて、罪木自身がどうしたいのか――すぐに分からなくても、少しずつ探していけばいい」

黙って日向を見つめていた罪木の瞳から、大粒の涙が零れ落ちた。

「私は……戻っても、いいんでしょうか」
「戻りたいか?」
罪木の唇が、答えを探すように震えた。
「分かりません……怖いです。現実で自分が何をしたのかも、皆さんにどう思われるのかも……何も分からないんです」
「それでもいい。怖いままでいいんだ」

日向は、差し出した手を動かさなかった。
無理に掴むことも、早く選べと急かすこともしない。ただ、彼女が自分の意思で手を伸ばすのを待った。

「今すぐ決められないなら、まずここから一緒に戻ろう。そのあとのことは、目を覚ましてから考えればいい」

罪木は何度も浅い呼吸を繰り返した。
恐る恐る持ち上げられた指先が、一度は宙で止まり、それから日向の手に触れた。
その瞬間、二人の足元まで迫っていたノイズがわずかに後退した。激しく明滅していた蛍光灯の一つが、弱々しくも安定した白い光を取り戻す。

……帰りたいです」
「ああ」
「私、皆さんのところへ帰りたいです……!」

それは、誰かに求められたからではない、罪木自身が口にした、彼女の望みだった。
日向はその手を強く握り返した。

「分かった。一緒に帰ろう」

崩壊していた病院の廊下へ、出口を示す白い光が差し込む。人格情報を維持できる安定領域へ退避するための経路だった。
精神同期率が、再び上昇を始める。

三十四。四十二。五十一。

日向は立ち上がり、足元のおぼつかない罪木の身体を支えながら、現実へ繋がる経路を辿る。
だが、出口まであと僅かというところで、自分が前へ進んでいるのか、深層へ沈んでいるのか、突然判断できなくなった。

「っ……!」

罪木を支えているはずの腕の感覚が一拍遅れ、出口を示す白い光が幾つもの像へ分裂した。どれが正しい経路なのか判別するより早く、赤黒いノイズが周囲へ広がっていく。
接続負荷に耐えられなくなった、日向自身の意識から生じているものだった。

「日向さん?」
「大丈夫だ。止まるな」
「でも、顔色が……
「俺のことはいい。先に行け」

日向は罪木の身体を支えていた腕を解き、その背中を白い光へ向かって押した。
今ここで自分が接続を切れば、退避経路まで不安定になる。罪木は再び精神深層へ引き戻されるかもしれない。

あと少し。
もう少しだけ耐えればいい。
自分の意識が持たなくても、彼女だけは向こう側へ押し出せる。
そう判断した、そのときだった。

――何が、俺のことはいい、だ』

聞き慣れた低い声が、崩壊しかける廊下を冷たく貫いた。

日向が顔を上げる。
壁に並んでいた案内表示へ、一斉に砂嵐が走る。崩れかけていた画面が強制的に再起動し、そのすべてへ、あからさまに不機嫌そうな青年の姿が映し出された。

「お前、どうして……!?」
『見つけたぞ、大馬鹿野郎』

罪木も怯えたように肩を揺らし、画面を見上げた。

「ひ、日向さん……あの方は……?」
「説明はあとだ。今は、あいつの指示に従ってくれ」

松田は罪木の視線など意に介さず、幾つもの画面から日向を睨み据えていた。

『正規端末に生体反応がないと思えば、旧式機器から接続か。これで隠れたつもりか。旧式端末だろうが、負荷記録までは消えねぇ』
「それより、どうやってここへ――
言い返した途端、松田の声が遅れて二重に反響し、言葉の意味を拾い直すのに一瞬かかった。
『お前がプログラムへ接続した瞬間、異常な負荷記録がシステム全体へ流れた。追跡は容易だ』

松田が瓦解しかけた空間へ手を伸ばす。
その指先に応じるように、廊下の壁面へ無数の処理線が走った。二人を追っていた黒いノイズの一部が分断され、床を這っていた侵食が一時的に止まる。

『今すぐ接続を切れ』
「できない。罪木を安定領域まで連れていく」
『お前の意識が先に崩れる』
「あと少しなんだ!」
『共倒れなら、救出は失敗だ』
「それでも、今ここで手を離すわけにはいかない!」

日向が叫ぶ。
松田は二人の数値を素早く見比べ、忌々しそうに舌打ちした。
これ以上命令を重ねても、日向は接続を切らない。そう判断したのだろう。
松田は強制切断ではなく、二人を最短経路で退避させる処置へ切り替えた。

……右側の経路を切る。俺が退避先までの回線を開く。合図したら、罪木を中央回線へ向かわせろ。それまで二人とも動くな』
「分かった」
『返事をした直後に勝手に進むな。三秒待て』

日向の動きを釘づけにしてから、松田は罪木へ視線を移した。

『罪木蜜柑。聞こえてるなら、日向に体重を預けるな。中央の光だけを見て、自分の足で進め』
突然名前を呼ばれ、罪木が息を呑む。
「ど、どうして私の名前を……
『質問は安定領域へ戻ってからだ。今は歩くことだけ考えろ』
厳しい声に、罪木は不思議と拒まなかった。ここから生きて戻すための指示なのだと、医療者としての感覚で察したのだろう。
……はい」

松田の周囲に、膨大な処理情報が展開される。
崩壊している精神世界の構造。安定領域までの座標。際限なく増殖するエラー表示。
幾重にも重なった青白い光が白衣を照らし、その指先が動くたび、空間の構造が次々と書き換えられていく。
やがて、安定領域への経路を塞いでいたノイズが左右へ分解され、その向こうに細い一本の通路が開いた。

『今だ!』
「行け、罪木!」

罪木は、まっすぐ前を向いた。
歩みを重ねるたび、その輪郭を覆っていたノイズが一片ずつ剥がれ落ちていく。

「日向さん……

安定領域の光を前にして、罪木が一度だけ振り返った。
日向は手を伸ばさなかった。代わりに、その場で迷いなく頷き返す。

罪木の目から、また涙が零れた。

……はい。私、自分で戻ります」

その言葉とともに、罪木は最後の一歩を踏み出した。
眩い光が病院の廊下全体を塗り潰し、その姿を向こう側へ呑み込んでいく。

精神同期率、五十六パーセント。
人格情報の断片化が停止。深層領域から安定領域への退避を確認。
失われかけていた人格情報を、辛うじて繋ぎ留めることはできた。
一度は記録した七十パーセントには、なお遠く及ばない。覚醒へ近づいたのではなく、崩壊を食い止めただけだった。

『退避完了だ。お前も戻れ!』

松田の声と同時に、日向の意識は仮想空間から強制的に弾き出された。