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鯖男
2022-06-20 20:52:13
528文字
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とうもぐパパ活疑い
出禁のモグラで大学教授と職業不定年齢不詳が話してたら噂くらい立つって話
真木は目を丸くする。なにせ大学前に随分と馴染まない存在が立っているのだから。
「あれ、百暗さんだ。何かあったのかな」
八重子の言葉に首を傾げる。百暗は自分から真木たちに会いに行こうとはしないからだ。ならば目的は自分たちではないはずだ。この大学で百暗と繋がりのあるのはあと一人しか知らない。
「藤史郎」
「
……
なんですか。わざわざ大学まで」
「いや、頼み事あってさ。近く通りかかったしいいかなって」
「アレ関係ですか」
「それ以外にお前に頼むことはないよ」
「早め?」
「できたら」
「
……
では今夜にも。あとでもぐら湯に顔を出しますので、そのときにでも何か差し入れ買っていきますよ」
「じゃあ食い物がいい。カロリー高いやつ」
「ファミレス行きますか?」
「奢ってくれるならどこでもいいよ」
同世代のように見えて、年下の百暗が猫附にたかっているようにも見える不思議な光景だった。百暗の年齢不詳感に拍車が掛かっていると言ってもいい。
「
……
なんかさあ、」
「うーん
……
」
真木と八重子は顔を見合わせる。連想したことが同じなことを察してしまった残念さと、生徒にそんなことを連想させた大学教授へのなんとも言えないもやもや感。
「「パパ活みたいだなって
……
」」
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