鯖男
2021-10-07 21:26:04
2809文字
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『出禁のモグラ』プレゼン

プレゼンと言う名の萌え語り

『出禁のモグラ』とは

『鬼灯の冷徹』を連載していた江口夏美先生の最新作。
2月現在単行本は3巻まで出ている。3月に4巻が出る予定。


『出禁のモグラ』あらすじ

大学生の真木と八重子はある日、空から振ってきた広辞苑で男がケガをする現場に遭遇する。頭から血を流しているのに救急車も警察も嫌がるこの男、何やら様子がおかしい。さらに、この男と出会って以来、真木と八重子には妙なものがみえるようになり──。(モーニング公式から引用)


3巻までのキャラ紹介

百暗 桃弓木(もぐら ももゆき)
死ねない男。
理由はあの世に逝くために道しるべとなる『鬼火(魂から漏れてるカス火)』を持つ権利をお天道様から剥奪されたため。鬼火を持っていない霊は道しるべがないため、ずっと迷い続けてあの世へ逝けない=あの世から出禁状態。
それをなんとかするために、幽霊から出るカス火を貯められる特殊なカンテラを使用し、不特定多数の霊からカス火を集める。カス火を集めると、あの世へ導いてくれる灯になる予定。
権利を剥奪された原因は未だ不明だが、百暗の口ぶりからすると刑の執行中らしい。
とあるトラウマから戸籍や身分証明書を作っていない。そのため全ての資格を取れず、自転車で時速70キロ出せるようになった真木曰く『努力家のバカ』
太平洋戦争(上記のトラウマ)(本編では正式に言われていないが、百暗が「1942年」と言っているので確定)で徴兵され、そこで死にかけの仲間(桐原二等兵=八重ちゃんの曾爺さん)に灯を使って回復させる。その現場を見ていた猫附上等兵は百暗ととある約束を交わし、現在まで猫附の子孫と関わっている。
外見年齢は30代くらい(他の年代だと体力の維持に灯を使いすぎたり、月の大半が体調不良だったりと不便が多い)
戸籍がないため、飴売りや金物修理(金継ぎや時計修理等)、春画など売っていた。そのため手先が器用。
射的よりも弓が得意。真木は『弓を使っていた年月の方が長かったから』と推察。


真木 栗顕(まぎ くりあき)
21歳。八目大学文芸学科3年生(一浪)。
神経質で人が良い男。名前の栗顕の由来は秋の栗=秋生まれから。
弟(梅晴(うめはる)。名前の由来は春の梅=春生まれから。高校三年生)がいるが、仲はあまり良くない。
空から振ってきた広辞苑で、頭から流血する百暗を見捨てられなかった良い子その1。そのためゼミ長など押しつけられる貧乏くじ引くタイプ。
百暗と出会ってから霊が見えるようになってしまったが、本人は霊とか苦手(お化け屋敷とフリーフォールなら僅差でフリーフォールを選ぶ)
仏心を出してしまい、バイト先に舞い込んだレッサーパンダのマギーくんの霊に取り憑かれる。マギーくんのお陰で窮地を脱出したことも少なくはない。


桐原 八重子(きりはら やえこ)
20歳。八目大学文芸学科3年生。
温和で優しい女の子。
百暗を見捨てられなかった良い子その2。真木と別ルートで怪我した百暗のために薬や軽食を買っていくぐらい優しい。
過去に曾じいちゃんが百暗に助けられており、百暗のお陰で生まれた子。
レッサーパンダガチ勢。レッサーパンダが主人公のフリーゲーム『ブーギークラッシュ』のぶすくれレッサー推しでもある。
島民。その島で霊現象が起こり、芋づる式に閉鎖空間の闇が発露される。


犬飼 詩魚(いぬかい しお)
15歳。高校1年生。
ごはんが好きな女の子。霊に取り憑かれやすい。でも本人は全然見えてないので体調に変化などはない。
ラップ音や異常に腹が減るなど、取り憑かれた者の特徴があっても「昔からありますね」で済ます大らかな子。
名前の『詩魚』は人魚=泳ぎの達人という意味でつけられた。


猫附 梗史郎(ねこづく きょうしろう)
高校3年生。祓い屋見習い。化け猫『ナベシマ』憑き。
化け猫憑き。そのため、栄養を持っていかれて身長は伸びずガリガリ(40キロほど)。体力がなくて目の下に濃い隈がある。
猫附家は化け猫憑きの家なので現代でも忌み嫌われることがあったが、化け猫をお祓いに用いることでそれを仕事とした。見習いなのでタダでお祓いしてくれる。


猫附 藤史郎(ねこづく とうしろう)
39歳。八目大学幻想文学論教授。幻想小説作家。祓い屋現当主。化け猫『イケブクロ』憑き。
化け猫憑き。梗史郎と同じくガリガリで濃い隈がある。
梗史郎のお祓いがタダなのに対し、藤史郎のお祓いは約百万(藤史郎が出なければならないお祓いは大体ヤバい奴なので)
代々大臣(政府)のお祓いをしているので金持ち。
藤史郎の曾祖父に当たる桜史郎が戦時中、「短命である一族を延命させてもらう代わりに百暗の頼みをなんでも聞く」という約束(なので強制力はない)を百暗としたため、一族ぐるみで関わりがある(桜史郎は30まで生きられるか分からないほど短命だった)
表情には出にくいが、妻である杏子と共に梗史郎のことを可愛がっている。
妻がいないと炊飯器を爆発させるほど生活無能力者。
ノンフィクション系の教授と弁論交わす際、人格攻撃等される(弁論ではない)と視覚と弁舌でマウントをとる。ノンフィクション系教授曰く「思ったより100倍性格が悪い」


『出禁のモグラ』のここがいい
①『鬼灯の冷徹』と少しリンク
作者さんが一緒だし、あの世(鬼灯)とこの世(モグラ)の話だからそりゃリンクする。
音楽フェスには霊が多いってのもその一つ。鬼灯にもそんな話がありましたね。
②この世の人間の闇がすごい
鬼灯のときはあの世の話だったのでそこまで人間の闇はなかった(クレーマーなど困った奴はいた)けど、モグラはこの世の話なので人間にフォーカスが当たります。
身近な人間の一言で心身を病んでしまう人や、閉鎖的な島での因習など……うーん、エグい。


ここからは個人的に推したい話なんですけど、主人公百暗桃弓木がとんでもない性癖爆弾なのでオススメしたい。トラウマ持ちの躁鬱壊れ野郎とか……そんな……大好きに決まっている。
あとまだ単行本には入ってないけど、猫附家は化け猫憑きのため短命で、そのため結婚が早いんだけど、藤史郎39歳なんなん……? 高校3の子持ちで祓い屋当主で大学教授で幻想小説作家? 盛りすぎでは????
しかも猫附家は梗史郎からみて高祖父が百暗と約束を取り付けるところとかオタク好きじゃん……。約束とは短命である猫附家に延命の協力してくれるのなら、今後できることならなんでも協力するというやつ。オ、オタクすきなやつじゃん……!(少なくとも私は好きだった)

【追記】
みんな~~~~~~3巻の猫附家の間取り見た~~~? キャラの家の間取りが単行本の金額で手に入る!


プレゼンらしいプレゼンではないけど、どうか『出禁のモグラ』よろしくお願いしま~~~~す!