⚠注意事項は各作品本編に準じます
⚠本編ファン向け
⚠テキストサイト的脳内直結文章で書いているため、本編で採用している文芸の規則や会話劇で守っている個人的ルールから逸脱することがあります
【
本編2話】
【クラブ・メーヴェ】
「親しみやすさから生まれる、本物の愉しみ」
けしてクローズドではなく、誰にでもひらかれた社交場
……そのような場所で自分なりに楽しむことこそ、大人の円熟であると当店は考えております。
駅前という安全な立地。肩肘張らず楽しむ風土。あなたを待つスタッフの笑顔。大人のカジュアルがここに。
唯一無二のお時間をメーヴェがお届けします。
・料金システム SYSTEM(※円換算)
セット料金 60min 10,000(女性のお客様は7,000)
初回料金 60min 5,000(女性のお客様は3,000)
延長 30min 6,000 60min 10,000
本指名 3,000
場内指名 2,000
同伴 5,000
ドリンク料金 1,500~
ボトル料金 8,000~
サービス料 10%
VIPルーム有 室料40,000~
アクセス
…レコナーズ・ステップ駅(3番、4番出口)徒歩1分
サビ「へえ、公式サイトには尤もらしいこと書いてあるんですね」
店長「これグループが決めてるんだよね。いくつか候補があって、グループ内で被らないようコピペして」
(17:00ごろ 出勤)
出勤時は私服。
ザザ氏は内勤じゃないので開店時刻前くらいに出勤してきますが、たまにサビくんと一緒にいたくてロッカーやキッチンでうだうだやってます。
繁忙期などでなければお互い週2回ほどの出勤です。
サビ「おはざーす」
黒服A「おはよー。サビくん悪いんだけど俺この後アッチ行かなきゃでさ。オープンと面接任せてい?」
サビ「おけっす。面接何時スか?」
黒服A「開店20分前とは伝えてある」
サビ「体入っすね。了解ー」
黒服A「帰りタバコ買ってくるね」
サビ「わーい。あとエナドリもほしいですー」
黒服A「はいはい」
サビ「やった! Aくん大好き!」
⇧コイツはくん付けで男の懐に入り込みます。
勤怠入力して、ロッカーでお着替え。
内勤の制服はシャツベスト蝶ネクタイです(貸出)。
ロッカーはプライドで共有。つまり今日はザザ氏と共有。
そして開店準備。
今はサビくんしかいないので平気で咥えタバコ。まずはおしぼりウォーマーのスイッチを入れて、それから換気とお掃除です。ホウキとモップ。終わったら卓を拭いて、テーブルセットの用意。グラス、コースター、灰皿を配置。終わったら酒屋やおしぼり屋などから届いたものを検品して各所に運び込む作業。そして有線をオン。ちらほら出勤してくるキャストの子たち。
嬢1「あ、サビくんじゃーんおはよー」
サビ「おはようございまーす」
嬢1「Aは?」
サビ「ちょっとアッチに顔出すってさ。俺がホールでタバコ吸ってんの黙っててくれる?笑」
嬢1「いいよー笑」
サビ「きょう来そうな客いる?」
嬢1「んーとね、20時くらいにメガネ」
サビ「どのメガネだよ笑 カジモトさん?」
嬢1「そ。でもなんか残業がわかんないとか言ってた」
サビ「オッケー。なんとなく予約ね。なんとか引っ張ってきてね」
それから他の予約の確認をしていると、面接の子が来たようです。待機シートに案内。
サビ「あ、経験者なんだー。ありがたいですね。ハンドサイン大丈夫そうです?」
体入「はーい。ダイジョブでーす」
サビ「ドレスとバッグは? レンタルありますけど」
体入「持ってきましたー」
サビ「むっちゃありがたいですー。ヘアメは
……どうします? 1000円なんですけど」
体入「じゃあお願いします」
サビ「じゃあヘアメ代と
……うち雑費2000円なんで、日当から3000円引きますね。送りはどうします? こっちも1000円。自分で帰るか、終電前に上がるか」
体入「迎え頼むんでいらないでーす」
サビ「じゃあ時給の話なんですけど、経験者とのことで、きょうお客さんって呼べそうです?」
体入「呼べますー。21時くらいですかねー。ほら」
サビ「何名?」
体入「たぶん2人?」
サビ「天才じゃないっすか。じゃあアプリの特典と前の店ナンバー考慮して、今日の時給10000でどうです?」
体入「え、上がった。嬉しい」
サビ「ただ体入なんでドリンクバックが一律10%です。本入したあとは頑張り次第なんだけど」
体入「オッケーでーす」
サビ「ありがとうございますー。じゃあこれ、ロッカーの鍵。更衣室案内しますね。開けるときはノックからのお疲れさまです、で。今の時間ヘアメは
……五分十分待つかもですね。入ったらとりあえずヘアメさんに声かけて枠確保しといてください」
ノック+声かけは厳守。目の前に誰かいて激突、顔面に怪我
……とか洒落にならないので。
これで面接完了。よっぽどでない限り基本採用します。誰にどの子が刺さるかは未知数。女の子は数いることが大事だからね!
そして夜の世界には面接を兼ねてその日試しに働く『体験入店』というシステムがあります。その後入店するかは自由! なので体入を回って稼ぐ子もいるのだとか
……。
ちなみにこの体入ちゃんの時給は高めです。都会の最低ラインは3000くらい。高級店で客持ってれば体入でも20000くらいはいけたり。
そして他の黒服も続々と出勤してきます。
ザザ「よ」
サビ「お。はよーす」
ザザ「なんだお前ひとりか?」
サビ「Aくんが出てて」
ザザ「手伝うことは?」
サビ「ん~
……特に、ナシ! タバコちょうだい」
ザザ「買ってきた。ほら」
サビ「マジ? 神じゃん」
ザザ「ハグ。ハグプリーズ。人肌ゲージマイナス」
サビ「ここではしねーよ。あとでな」
ザザ「一瞬。一瞬だけ。いま誰もいないだろ」
サビ「
……はいはい」
嬢たち「ねえやっぱ付き合ってるって
……!」「きゃー! 無料だ~!」「大丈夫かな、プレミアムに加入しなくて」「月額なんだ」「やっば。あとで見送りのときザザさんに色々聞いてみよ」「ブラどこのかって?」「ないでしょ、市場に」
サビ「はーいじゃあ店開けまーす。きょうもよろしくお願いしまーす」
ザザ氏などの用心棒&呼び込み組の配置も完了し、看板のスイッチオン!
『クラブ・メーヴェ』オープンです!
サビ「Bくん、4名様ご案内してください。Cくん、ウイスキーの中にオールストン商会のボトルあるから探してきて。
……はいじゃあ2さんご指名のお客様ですね。そして1さん、3さん、それから体入さんいきましょう。2さんのお客様以外フリーです。ドリンクは貰えると思うから頑張って」
サビ「お電話ありがとうございます、クラブ・メーヴェです。あ、Aくん? どうしましたー? あ、オッケー。こっち? 大丈夫だよー。え? それはめんどい笑 じゃあ気を付けてー」
黒服B「Aなんだって?」
サビ「お偉方に捕まったって。しばらく俺回すわー」
黒服B「うわ、カワイソ
……笑」
サビ「ね笑 バイトでよかったー!」
ザザ「サビ、これから初回3名」(インカムだよ!)
サビ「了解。どゆ系?」
ザザ「リーマンだな。先輩後輩。そこまで酔ってない」
サビ「オッケー。お通しして」
サビ「Bくん3名様7卓でー。いらっしゃいませー」
サビ「ご来店ありがとうございますー。当店には初めていらっしゃいましたでしょうか。ええ、あ、アプリですねー。画面拝見します。ありがとうございます。では生1杯ずつサービスいたしますね」
サビ「4さん、5さん、6さん行きましょう。初回フリーのお客様です。がんばってねー」
嬢3「ねえサビくん、タニやん潰れちゃったんだけど」
サビ「わー
……まあ、しゃあない。タニグチさま? タニグチさまー? ご延長ですかー? 休んでいかれますー?」
客Ⅰ「ううう
……やす、む
……」
サビ「
……じゃあ延長30分5000円にしとくんで、ちょっと休んでください。お水持ってきますねー」
嬢3「わー1時間粘らせる気だーこわーい」
サビ「まあね。吐かないようにだけ見ててね」
サビ「Cくん、ポテト一皿お願いしますー」
黒服C「うーわ揚げ物っすか」(2話のキッチンとは別人だよ!)
サビ「ダルいだろうけどごめんね」
黒服C「うぃーす。そういやなんか小耳に挟んだんすけど、サビくんってザザさ」
サビ「付き合ってねーよ?」
黒服C「はや笑 ウケる笑」
サビ「5万回くらい訊かれてるからね。フツーにプライドの同僚だよ」
黒服C「ストレートなんすか?」
サビ「んー、まあお互いどっちも的な。でもダチはダチじゃん?」
黒服C「それはそう」
サビ「まあ俺が過度に美人だからさ。疑られるのも無理ないよねー」
黒服C「自信すご笑 美人は言うこと違うっすねー」
友甲「来ちゃった♡」
サビ「来ちゃったじゃねーやい。なん、飲み?」
友甲「いや、陰キャのダチ連れ回して遊ぼうって思ってさ」
サビ「うーわ、それハラスメントだかんな? Bくん、3番卓2名様ー」
友甲「可愛い子つけて♡あとお安くして♡」
サビ「みんな可愛いだろ~。お友だちさんは初回だよな? それでなんとかするからアプリ登録だけしてもらって」
友甲「うーす」
サビ「あとオメーはいい加減フリーやめろや。指名しろ」
友甲「これが俺の楽しみ方なの! ドリンク飲ますからさ」
サビ「へいへい。じゃああそこの席なー」
サビ「ご延長いかがしましょう?」
客Ⅱ「きょうサビくんこっち来てくれなかったね?」
サビ「すみませーん、きょうAがいなくて人手が」
客Ⅱ「一杯奢るから30分延長でどう?」
サビ「いただきます! ありがとうございますー♡ では2さんも一杯お願いしていいですか?」
客Ⅱ「当然じゃん? 2ちゃん飲みな」
嬢2「やったー。じゃあピーチウーロン濃いめでー♡」
(※『濃いめ』は店によってはノンアルの隠語だぞ!)
(一方、店前のザザ氏)
通行人「はあー、兄ちゃんでっかいねえ」
ザザ「はは、どうも。どうですか、キャバクラ」
通行人「いやあ、俺みたいなジジイはスナックでいいよー」
ザザ「ああ、気持ちはわかります」
通行人「兄ちゃんも女の子のいる店で飲んだりするのかい」
ザザ「いやあ
……たまに、ですねー。なんせツレが美人で」
通行人「そりゃあいい。ウチも出てったカミさんが美人でなー。写真見るか?」
ザザ「見ます。
……はー、美人ですね」
通行人「だろ? 美人はすぐどっか行くから捕まえとかなきゃいけねえよ?」
ザザ「はは。肝に銘じます」
店にもよりますが、お客様がお帰りの際には着いていた嬢全員でお見送りをします。
メーヴェでは一階までお見送りするみたいですね。
嬢1「カジモトさん、ちゃんと帰るんだよ! 道に落ちてないでね! メガネ割らないでね! バイバイ! はいバイバイ! すぐメッセージして確かめるからー!
……ふいー、疲れたー」
ザザ「お疲れ様」
嬢1「今日どう?」
ザザ「まあ、給料日前の金曜だからなあ
……往来見たまんまだ」
嬢1「これから来るっしょ、使い切ろうとする勢が。ねえサビくんと付き合ってるの?」
ザザ「シームレスに来たな。付き合ってないぞ」
嬢1「ふうん? ほおん? タバコ要る?」
ザザ「懐柔しようとしても付き合ってないぞ」
嬢1「じゃあ片想いだ?」
ザザ「
……」
嬢1「うわ図星だ。あはは」
ザザ「まったく
……オッサンをからかわないで貰っていいかな」
嬢1「いやいや、こっちはオッサンからかう仕事してんだもん。はい1本あげるー。戻りまあーす」
ザザ「🚬
……女タバコだなー。うっす
……」
サビ「あれ。店長、お疲れ様ですー。どしたんすか?」
店長「おはよう。サビくん今抜けられそう? ちょっと付き合いで向こうのシマの店行かなきゃでさー。同伴代払うから。なにかあれば用心棒代も」
サビ「ちょーっと確認してきますね」
サビ「Bくん、ちょっと抜けてきていい? 店長の付き合い」
黒服B「ああ、大丈夫じゃないかな。いってらっしゃい」
サビ「ダイジョブそうなんで、行きましょう」
店長「あ、ザザさん。サビくん借りるね」
ザザ「どうぞ」
サビ「なーにがどうぞじゃい」
ザザ「あとでちゃんと返してください笑」
店長「はっはっは。返すよーちゃんと笑」
サビ「なんなんだよーもーふたりしてさー」
他店長「あ、メーヴェさんいらっしゃい。これまた美人連れてますねー」
店長「この子ね、ウチの黒服。サビくんていうんだ、よろしく」
サビ「どうもー♡」
他店長「やっぱりメーヴェさんは美人揃いですね。ウチのエリアマネージャーはVIPで待ってます、どうぞ」
店長「普通に話しながら飲むだけだからね。サビくんはいてくれたらいいから」
サビ「了解でーす。下手でいきますか?」
店長「とりあえずフラットで」
サビ「心得ましたー」
協業「これはこれはメーヴェさん。わざわざ御足労いただいて」
店長「いえいえとんでもない」
サビ「(うわ〜黒服は黒服でも893のほうだ〜。数は
……アタマ含めて6か。これならひとりでイケるな)」
協業「お連れの子も美人だ」
サビ「サビです。ありがとうございます」
協業「メーヴェさんはブランデーでいいですか。サビくんは?」
サビ「皆さんと同じものをいただきますー
……」
協業「(仕事の話)」
店長「(仕事の話)」
下っ端「サビさん、どうぞ」
サビ「(う~わコカボムか。やらしーな。潰そうとしてきてんだろコレ)あ、はーい。いただきますー」
下っ端「おー、イケるクチですね。さあもう一杯」
サビ「あはは。もーこれ、罰ゲームの量用意してあるじゃないですか。フェアじゃないのは嫌ですよー? 皆さんも飲みましょうよ? それとも
……俺のツラじゃ肴にならないです?(しょーもねー奴らだな。ぶっ潰してやる)」
下っ端「????」「??????」「~????」「????」「
………?」
サビ「もーなに言ってるかわかんないですよ。コカレロくらいじゃキマんないでしょ合法なんですからー。もっとイキましょうよ」
店長「サビくん、その辺に」
協業「ははは。これは面白い。いやはやお強い。すみませんうちの若いのが」
サビ「こちらこそ。お仕事の場で遊んじゃったんで、酒代は俺が」
協業「いやいや。お誘いしたのはこちらなので」
店長「これはこれは。ご馳走さまです。では私共はこれで」
サビ「ご馳走様です♡」
サビ「迷惑料とんぞダボが
……」
店長「いやー、サビくんごめんね。助かったよ。はい迷惑料」
サビ「いやいや。いいですいいです」
店長「いいから」
サビ「
……ありがとうございます。いただきます」
店長「コカボム、何杯飲んだの?」
サビ「コカポンイチぶんは」
店長「うわ笑 若いなー笑 あ、おーいザザさん、返しにきたよー」
ザザ「遅いじゃないすか笑」
店長「いやー、いじめられちゃってね。向こうが、サビくんに笑」
ザザ「おいイジメやったのかお前」
サビ「うん! やった! ゲハハ! ねえおんぶして!」
ザザ「おうおう酔ってんな。いきなり飛び付かれるとオッサンは腰をやるからな。跳ねんな」
サビ「よってないもん甘えてるだけだもんわざとだしいー」
ザザ「酔ってんな笑 ほら、水飲め。ちょうど貰ったのがある」
店長「ふふふふ笑 ザザさん見て安心しちゃったんだね。じゃあ俺はこれで。サビくんはちょっと休んでから上にあがりなさい」
ザザ「よしなに」
サビ「おつかれさまですー!」
ザザ「よっこいしょ。おい、生きてっか」
サビ「生きてるが? 見てみろ! 生きてる!」
ザザ「キマってんなー。
……おい、立ったまま寝んな!」
嬢2「ありがとうございましたー」
嬢3「またきてねー!」
嬢2「おお? ねえ見て」
嬢3「
……わァ~お」
ザザ「おい、メッチェンたち。わァ~おじゃねえんだ。この酔っ払い天使、上連れてってくれや」
嬢3「チューした?」
ザザ「してないぞ!」
嬢2「うっわ寝顔も美人でムカつく」
ザザ「おい起きろや美人。仕事しろ仕事」
嬢2「あ。じゃあ
……『お願いしまーす!』」
(※夜の世界ではスタッフを呼ぶ際「すみません」ではなく「お願いします」を使います)
サビ「ほあ! あっ、はあー、い
……?」
嬢3「起きるんかい笑」
サビ「うわやっべ何時!?」
ザザ「安心しろ、15分も寝てねえよ」
嬢2「逆に15分弱抱っこして支えてたんだ笑」
サビ「えっ、えっ、なにこれ。え、なに
……?」
ザザ「店長と他店で飲んだんだろ。ほら、仕事戻れ」
サビ「そうだった、うわー
……やべえ一瞬でバチコリ目ェ覚めた
……」
嬢2「はいはい戻るよ! ザザさんにバイバイして!」
サビ「えっ、あ、ああ、ばいばい
……?」
ザザ「はいよ。後でな」
嬢3「てかサビくん大丈夫? どしたの?」
サビ「いや、他店で893がコカボムで潰そうとしてきたから返り討ちにした」
嬢3「流石じゃん」
嬢2「あ、じゃあ後でお客さんと皆でコカボム賭けて遊ぼうよ」
サビ「鬼畜
……?」
黒服A「お、サビくんお帰りー」
サビ「あ、Aくん帰ってきてたんすね。おつかれでーす。大丈夫だった?」
黒服A「まあまあ大丈夫」
サビ「なにそれ怖い笑」
黒服A「まあいつも通りよ。ほい、タバコとエナドリ」
サビ「え、ホントに買ってきてくれたんです? うれしー♡ありがと♡」
黒服A「じゃあハグな」
サビ「はいー?」
黒服A「さっき女の子たちが言ってたぞ。サビくんにタバコ買うとハグだって」
サビ「おい誰だー! 覗き魔ー!」
嬢たち「キャッキャッ」
人気嬢「じゃあ着替えてくるねー」
サビ「今夜も同伴来店してくださりありがとうございます。まずは俺がお酒お作りしますね」
太客「ねえサビくん、今年も人気嬢ちゃんのバースデーするんだよね?」
サビ「しますよー。ちょうどそろそろ告知をしようと思っていたところで」
太客「シャンパンタワー、まだイケる? 空いてる?」
サビ「イケます! うわー、素敵ですね。人気嬢さんも喜ぶと思いますよ。今のうちに料金表お持ちします!」
サビ「あ、お世話になってますー。メーヴェですー。来月10日、オープンでシャンパンタワーいけます? あ、よかった。じゃあ予約お願いしていいですか? そうです人気嬢さんの。そうっすね、去年とプラン同じでー、変化出せます? あー、はいはい。それいいですね。じゃあ一旦それで仮押さえお願いしていっすか」
(※シャンパンタワーを作る業者がいます)
黒服C「ザザさんとセックスはしてんすよね?」
サビ「藪から棒
……?」
黒服C「ビビらして聞き出そうと思って」
サビ「怖えガキだな笑 てか残った乾きモン食うなし」
黒服C「だって女の子たちがさっきイチャついてたって」
サビ「クソッ。箝口令を布かなかったばかりに
……!」
黒服C「で、どうなんすか」
サビ「
……どうだと思う?」
黒服C「うわ出たはぐらかすときのやつ」
サビ「
……女の子たちには言うなよ」
黒服C「その前置きで察したっす。ザザさんってチンポデカそうですよね。どうなんすか」
サビ「怖えよ、継ぎ目がなくて。
……まあ、俺はデカいのが好きですね?」
黒服C「まどろっこし笑」
サビ「うるせえー。いいからポテチ食ってねえでグラス洗って?」
サビ「シャンパンいただきましたー!」
黒服一同「ありがとうございま-す!」
客Ⅲ「男性陣も飲んでよ」
サビ「ありがとうございます♡いまグラスご用意します」
客Ⅲ「サビくんが隣座ってくれたらもう一本いくよ?」
人気嬢「ねえーそれセクハラだよー?」
客Ⅲ「なんでよ、オトコだよー?」
サビ「
……人気嬢さんさえよければ俺は大歓迎ですよー?」
人気嬢「私はいいけどさあ
……」
サビ「じゃあ一本お付き合いします♡ シャンパンもう一本いただきましたー!」
客Ⅲ「また来るよ」
サビ「はい、お待ちしております。シャンパンごちそうさまでした♡」
人気嬢「じゃあまた来週ねー。
……ふー、お疲れでーす」
サビ「お疲れ様でした」
人気嬢「サビくん大丈夫? 顔色悪いよ? ベタベタ触られてさあ
……風のほう行けっての」
サビ「いやいや、ちゃんぽんキッツいだけですよ。さっきコカボム飲んでー
……」
ザザ「
……」
(男子更衣室)
サビ「
……あれ、ザザさん」
ザザ「おー。お前も休憩か」
サビ「そだね。タバコ吸いに行かないでいいんだー?」
ザザ「もう吸った。出て行こうか?」
サビ「いいよ。むしろいてくれた方が助かる」
ザザ「なんだよ。膝枕でもしてやろうか?」
サビ「じゃあ頼もうかなー」
ザザ「
……そうか。どーぞ」
サビ「かった
……」
ザザ「そりゃそうだろー」
サビ「高いし
……」
ザザ「わかってたことだろ」
サビ「
……起こして」
ザザ「おうよ」
黒服C「ふいー疲れたー
……っておおおお?」
ザザ「お、お疲れ。上がりか?」
黒服C「そっす。てかいいんすか、こんな、生で見さしてもらって
……」
ザザ「なにをだよ笑」
黒服C「
……デート?」
ザザ「童貞か?」
黒服C「いや童貞ではないす。てかガチ寝か」
ザザ「お疲れみてえでな」
黒服C「
……一緒に住んでたり、するんすか?」
ザザ「いや? まあきょうは送るかな」
黒服C「さっきサビくんが、ザザさんのデカチンが好きって言ってましたよ(意訳)」
ザザ「はい
……?」
黒服C「そゆことっす。頑張ってください。いや、頑張るのはサビくんのほうか
……? まあいいや、おつした」
ザザ「お、おう
……お疲れ
……気ィつけて帰れよ」
サビ「
……言ってねえ
……」
ザザ「おおお。起きてたか」
サビ「アイツ次会ったらシバく
……」
ザザ「まあまあ。ガキなんだからさ」
サビ「てかさ」
ザザ「ん?」
サビ「帰ったらセックスしたい。襲っていいよ」
ザザ「
……了解」
黒服A「終電終わると流石にヒマだなー。女の子徐々に帰すかー」
サビ「ですねー。送り呼びます」
黒服A「じゃあ3ちゃん、5ちゃん帰りましょうかー」
嬢3「はーい。サビくんじゃあねー」
嬢5「サビくんばいばーい」
サビ「はーい。気を付けて帰ってねー」
黒服A「なあ、俺はー?」
サビ「人望が、惜しい!」
黒服A「惜しいってなんだ惜しいって」
サビ「いやー、ギリっす。あとほんのちょっと。ハナ差。僅かな差か、それとも断絶の距離か」
黒服A「競馬ネタ? 勝者フラワーオブガーデン」
サビ「お、気づいた。ザザさんと遊んだほうがいいっすよ」
黒服A「いくら共通の趣味あってもザザさんは怖いだろ
……」
サビ「はは、チクったろ笑」
黒服A「やめてやめてねえおねがーい」
サビ「出前
……ですか。えーとこの時間だとー、角の中華なら持って来てくれますよ。メニューお渡ししますね」
サビ「
……じゃあ頼んでおきますね。俺ですか? いやーいま食ったら寝ちゃいます笑」
サビ「
……もしもしこんばんはー。オジちゃん? メーヴェのサビだよー?」
中華屋「オー、サビか。きょうも美人か?」
サビ「美人だよ笑」
中華屋「オー、グッドグッド。ダンナは?」
サビ「だから旦那じゃないのよ笑 でもまあ外にいるよ。ねえ今から出前お願いできるー?」
中華屋「イーヨー。いま時間、ナイもアル、オケ?」
サビ「それはしょうがないよ。えっとー、注文言うねー?」
中華屋「オー、サビ。もてきたよ」
サビ「ありがとうー! はい、お代。料理もらうね」
中華屋「ホラ、これお前食え」
サビ「えー、いいの? ありがとう♡」
中華屋「男はミンナ美人アマイよー」
サビ「美人でよかったー笑」
中華屋「美人の家族にもアマイよ。ダンナも同じのあげた」
サビ「えっ
……そんな、ありがとう。またお店行くね?」
中華屋「来い。デート、来い!」
サビ「わかったわかった笑 差し入れごちそうさまー!」
ザザ「デート来い、だってよ」
サビ「俺も言われた笑」
ザザ「福建バーガーウマい」
サビ「もう食ってんのかよ。通りどんな感じ?」
ザザ「流石にもうリーマンはいねえ感じだな。呼び込みももうあんまりだ」
サビ「引っ張れそ?」
ザザ「いやー、厳しいなー。地下道も閉まったしな。ヤカラでよけりゃあ営業するが」
サビ「うーん、この時間帯だしなー。まあ穏やかめなのがいたらお願い。ビールつけるって言って」
ザザ「わかった」
黒服A「いまのお客さん帰ったら閉めるかー。看板消すわ」
サビ「よろっすー。はいお嬢さんたち、モン○トしてないで。あと一回転くらいでお客さん帰すけど、もう帰ってもいいかもって子は?」
嬢2「じゃあ帰る」
サビ「オッケー。2さんの方面でもうひとりいるー?」
嬢6「じゃあ、アタシ」
サビ「はーいありがとー。お疲れ様ー。送りさんもういるからねー」
体入「私迎え組だけどいいですか?」
サビ「あ、いいよー。じゃあ給料渡すから、着替えたらバック来てください」
サビ「
……よし。じゃあこれ今日のぶんね。金額大丈夫そうならここにサインお願いします。いやー、お客さん呼んでくれて助かりました。この店、どう?」
体入「今のとこいい感じかなって思ってます。様子見でもう一日って行けますかー? 明日とか」
サビ「おお、いいの? 助かるー。条件同じで頭数に入れとくね。じゃあ今日のところロッカーそのままでいいんで。お疲れ様でしたー」
(※2日くらいなら体入続けられるところもあります)
嬢2「ねえちょっとサビくん!」
サビ「ん? どうしたの2さん。下、送り来てなかった?」
嬢2「ちがくて! ザザさんなんかヤカラに絡まれて殴られてたよ! 行ってあげて! てか来て!」
サビ「はあ?」
黒服A「こっちはいいから。行ったれ」
サビ「いや用心棒なんだから殴られるの込みっすよね?」
嬢2「んもう! おバカ! サイコパス!」
黒服A「そうだ! おバカサイコパス!」
サビ「ニュアンスう~。まあいいや行ってきます」
嬢2「おしぼり持って行きな!」
サビ「これレンタルなんですけど? 流石に血は
……」
黒服A「一枚くらいどうってことはない! 持ってけ! 餞別だ!」
サビ「これではなむけ1カウントはキビーて。もっといいのほしいって」
サビ「よっ。男前」
ザザ「なんだ、もう客捌けたか?」
サビ「いや? アンタは捌いたみたいだけどな。あーあー1、2、3
……カッワイソーに
……イジメた?」
ザザ「まあな!」
サビ「ゲハハ笑
……あーあー。鼻血。ほら、顔見して」
ザザ「ん」
サビ「
……セクシーじゃん?」
ザザ「だよなあ?」
サビ「うん。ブチ犯してえ♡」
ザザ「悪いがそりゃあ俺の仕事だ」
サビ「帰るかー」
ザザ「上いいのか? 言ってあと一時間もないだろ」
サビ「交渉してくる♡一時間もガマンできないんで?」
ザザ「だな。じゃあ、上あがるか
……」
ということでほんの少しだけ早上がりをしたザザサビなのでした。
いつかにつづく!