やぎ
2026-07-08 09:18:36
2141文字
Public ガス野良
 

127 予習と復習

リューイのターンだけどホームズ先生横槍入れまくり。楽しげ。


またセンターカラー扉。
制服にいつものマフラーと拡大鏡。
マフラー久しぶりだなー。

今回の謎解き編を読みまして、
章ヒロインはアイリスちゃんだったということを確信し、悲しい話ではあるものの、心の中で大ガッツポーズをしました。
クリフ悪い子ではないだろうと思っていたけど、アイリスのためだったのか

学校指定のブーツ、本当に替えがなかったのか。
アキレス腱を正確に切るための練習、原典ネタ。
そもそもサイラスとネッドが練習台だったのかとも思ったけど、石像が練習台だったもよう。

靴の構造がわかっているから、トミー君もいけるかなと思ったけど、戦闘能力的に無理、靴を愛する者が靴を傷つけるなんて無い、という理由で外していた。
あと特に因縁の気配がなく、犯人にしても面白くなさそう。

推理のヒントは、図書館で借りてた人体の本、保健室で一人で昼寝、スケッチの正確さ、左手のアザは絵具で隠す、アトリエが仮面や箕の隠し場所。
そして物的証拠は、ブーツの傷。まだ未確認。
だぼっと足首を隠すようにゆるく穿かれたズボン。
いまでこそけっこうよくある着こなしなので、違和感なかったけど、当時としてはけっこう異様ないでたちなのかもしれない。
だるそうな雰囲気を出して身なりがだらしない感じを出していたのも、今年からだったっぽいな。
去年の回想シーンでは、上着もズボンもきっちり着ている。
クリフにブーツを見せるよう言うが、即答できていないので、アタリみたい。

リューイが推理をしているところで、しゃしゃり出てくるホームズ。
9歳で解剖学をマスターした神童がどうのとか言い出して、ワトソンにセリフキャンセルされてて面白かった。
告白終わってから、ワトソンの気安さが戻ってきてうれしい。
前の章けっこう気を張ってたし気をつかっていた。
ふざけてんのかマジレスなのかよくわかんねえなホームズは。
両方かな。
去年の事件は自担ということで、ホームズ先生ご説明。

クリフの犯行動機、色々妄想したけど、考えうるなかで一番いい感じの内容で、とても満足しました。
事故で騎手を殺してしまったアイリスを救うため……
クリフの人間性も傷つけないし、誰も悪くない状態になる。
アイリス、どうやって帰ってきたのかと思っていたけど、ふつうに自力で帰厩してたんだな。
アトリエからアイリスが野放しになっているのを発見したクリフは、血で濡れた蹄を見てしまう。

アイリスに話しかけるクリフの口調は、はっきりしていて、のんびり間延びした口調は、あんがい服装に合わせて作られたものなんじゃないかと思ったりした。
事故現場にクリフを連れて行くアイリス。
アイリスもまさか蹴り殺してしまうだなんて思っていなくて、動かなくなったジョナサンを気にして、クリフを連れて行ったのかもしれない。
そのくらい思ったっていいでしょ。馬賢いよ。
アイリスが起こした事故だということを隠蔽するため、乗馬の証拠を消していく。
どういう経緯で事故が起こったか、第三者にはわからないはずだから、振り落として蹴り殺したとか、馬が不利になるような判断がされたかもしれない。
そもそも上流の子を殺してしまったことが発覚したら、アイリスも処分されてしまうかもしれない。
19世紀基準ではどう対処されるのかわからないけど、原作と違い、ストレイカーに罪はないので、お咎めなしというわけにはいかないよなあ。
なんか、もっと昔で別の国だと思うけど、動物を裁判にかけて裁いたりしてたのを見たことがある。
さすがに19世紀での発展レベルではやらないと思う。

クリフの偽装工作によって、見知らぬ暴漢の犯行となったけど、今年に入って計画が狂ってしまう。
ここからシンプソンやテレジア、マーティンなどの背景を説明してくれるのかな。
そもそもだけど、サイラス周りには問題なかったのかな。
周りからの評判良いけど、実像も同じなのかな。
偶然が重なった結果いまこうなってるらしい。
次回というか明日解決編。
とうとうかー。
長々事件のあらまし説明するの、これまであったようでなかったよな。

とりあえず、私としては今回の事件は表向きには解決してほしくないなと思ってる。
クリフが犯人だったと依頼主に突き出したところで、後味が悪すぎるし、アイリスの身も心配。
この感じだと、内々でおさめる方向にしてくれるんじゃないのかなーと思うんだけどな。
今なら誰も知らない。
そのために早朝にクリフをひとり呼んだんじゃないのかね。
黄いろい顔や銀星号の結末感とも合うし。
ノーベリチャンスまだあるけど、ホームズが失敗したからというわけではないので、読者からの探偵としての価値は傷つかない。
ノーベリ出すなら失敗の事件だから、ホームズ黒星は嫌だなと思ってたんだよね。
博物館の事件がうまくいってなかったので、ここは成功にして欲しかった。
こういう実質勝ちの表向きは負け、みたいなのちょうどいい。
色々私に都合のいいシチュエーションがそろっていて、楽しくなってきた。
でもまあ、まだ結論出てないので、ひっくり返る可能性はあるからなー。
どうなってもいいように、心の準備だけしておきます。