yoAi_mochii
4044文字
Public R18
 

召と双子が図書館デート←?

マンネリ防止(エロが見たいだけ)

講義の合間、大講義室を後にした狛枝は、渡り廊下で「それ」に遭遇した。
彼の主人たちが、端正な制服を着こなし、無害な学生の顔をしてそこに佇んでいたのだ。

――やあ、狛枝!」

聞き慣れているはずなのに、思わず耳を疑うほど明るい声で呼びかけてきたのは、日向だった。
彼は泥臭い感情を綺麗に隠し、非の打ち所のない少年らしい笑みを浮かべている。そのすぐ隣には、長い黒髪を品良くまとめた神座が、静かに立っていた。
一般の学生に擬態するような涼しい佇まいの中で、周りを退屈そうに見下ろす赤い瞳だけが、どうしようもなく異質だった。

「ひ、日向クン……? そしてカムクラクン、どうして、ここに……
「静かに。学内では、あなたの声は少々目立ちます、狛枝さん。僕たちは、熱心な先輩の学習時間を妨げるつもりはありません。ただ、場所を変えて、確認すべき事項があるだけです」

キャンパスの穏やかな空気を切り裂くようにして現れた二人の姿に、狛枝の全身は本能的に恐怖に近い感情の高まりで粟立っていた。
誰もが自由な衣服に身を包む大学という空間において、寸分の狂いもなく仕立てられた白と黒の高校制服は、あまりにも場違いで、眩悪なほどに異彩を放っている。
洗練された瓜二つの顔が、ただ並んでいるというだけで、周囲の学生たちの視線を吸い寄せ、ひそひそとしたざわめきを生み出していた。

カムクラの彫刻のように冷ややかな微笑の陰で、日向の引き締まった大きな掌が、親しげな「お仕置き」を予感させる手つきで狛枝の細い腕へと絡められた。
衣服の布地越しに食い込む指先の質量は、一瞬でここが彼らの狩り場であることを理解させるに十分だった。
双子の深い意味を潜む赤い瞳が、狛枝の困惑と、背筋を駆け上がる戦慄を正確にサンプリングして楽しんでいる。

二人に挟まれるようにして連れて行かれたのは、キャンパスの最奥にある、日中でも利用者の少ない古い中央図書館の、さらに奥まった「大型書架の陰」――あるいは防音の甘い個室だった。
周囲には、数枚の薄い木製のパーティションと、重厚な学術書が並ぶ棚があるだけ。 カサリ、と遠くでページをめくる音が微かに響くほどの静寂のなかで、双子の遊戯が始まる。

……は、日向クン、ダメだよ、ここは……誰でも来れそうだし……っ」
「誰が来るというのですか。このエリアの利用確率、および次の1時間以内に人間が立ち入る可能性は0.37%以下です。……それとも、大きな声を出して、あなたのその惨めな正体を、どこかの優秀なご友人たちに披露したいのですか? 狛枝さん」

カムクラの声に無機質なものだったが、静寂を孕んだ書架の闇のなかでは、どうしようもなく甘く、鼓膜の奥へとじっとり響いた。
日向の指が狛枝の細い腕をさらに強く締め、壁際の書架に背中を押し付ける。
本の匂いと埃っぽい空気が、狭い空間をより密閉的にする。

……はは。狛枝、顔真っ赤だぞ。いつもはあんなに偉そうに、俺たちを『遊ばせて』くれるくせに。学校に来た途端、急に弱気になるんだな」

日向が耳元で囁きながら、セーターの下にあるネクタイを緩め、狛枝のシャツの第一ボタンを外す。指先が鎖骨をなぞるだけで、狛枝の肩が小さく震えた。

「やめてくれないかな……ここは大学だよ。こんな場所で騒ぎを起こしたら、キミたちの才能に余計な傷がついてしまうじゃないか」

狛枝は息を乱しながら、それでもどうにか笑みを作った。

……ボクみたいなゴミクズの相手をしてくれるなら、せめて、もっとふさわしい場所を選んでからにしてほしいな」
「ふさわしい場所、ですか?」

カムクラがもう片方の側から忍び寄り、狛枝の顎を掴んで上向かせる。
赤い瞳が、獲物を値踏みするように細められた。

「先輩が後輩にこんなことをされるなんて、想像しただけで興奮しますよね、狛枝さん。
あなたがいつも僕たちを散々弄んで、喘がせて、泣かせて……その『報酬』をもらっているんですよ?」

双子は息を合わせたように、同時に狛枝の身体に手を這わせる。
日向は腰を引き寄せ、硬くなり始めた股間を布越しに押し付ける。
カムクラは後ろから首筋に唇を寄せ、牙を立てるようなキスを繰り返しながら、シャツをさらに乱していく。

「ん……っ、あ……っ」

周囲に人がいるかもしれないという最悪のサスペンスのなか、狛枝は必死に歯を食いしばって声を殺そうとするが、双子の四つの手が容赦なく敏感な部分を探り当てる。
カムクラは後ろから狛枝の胸を撫で回し、乳首をじわじわと摘まんで弄ぶ。
正面に立ち塞がる日向の手がズボンのファスナーを低く金属音を立てて下ろし、下着の中ㄙに滑り込み、低い声を耳裏へと滑り込ませる。

「ほら、声を我慢して喉を震わせてる顔……すごく可愛いぞ。もっと我慢してな。誰かに聞かれたら、お前の評判が地に落ちるよね? 『あの人付き合いのいい狛枝さんが、学校の生徒でもない二人に、真昼間の図書館で犯されている』なんて……
日向が嗜虐的な笑みを深くして、熱く脈打ち始めた狛枝の先端をを親指で擦る。

「なあ、狛枝。俺たちのこと、いい子だと思ってくれてるんだよな? だったら責任取れよ。ここまでその気にさせたんだから、最後まで面倒見るのが先輩ってもんだろ」

二人がかりで身体を支えられ、まだ誰にも見えない書架の陰で、ガタガタと膝を折りそうになるほど、肉体はすでに彼らの与える快感の形に馴染まされていた。
耳を澄ませば遠くで誰かがページをめくる音が聞こえるほどの静寂が、彼らの境界線で響くかすかな吐息と、衣服が擦れ合う淫らな水音を極限まで際立たせる。
カムクラが耳たぶを軽く噛みながら冷たく囁いた。

「さあ、狛枝さん。今日は僕たちがあなたを『遊ばせて』あげます。……たっぷりと、ですね」
狛枝は熱く乱れた荒い息をどうにか喉の奥で整えながら、必死に大人の余裕を装って薄い笑みを浮かべた。
大学という日常の場に侵入され、年下の二人にいいように流されるわけにはいかないという、男としての頑なな意地がその背中をかろうじて押し留めている。

……ふふっ。二人して、本当に積極的ですね。僕をここまで追い詰めて……本当に、ただ遊ばれに来ただけなの?」
その精一杯の挑発的な言葉を受け、正面に立つ日向の唇が意地悪く美しい弧を描いた。
彼は狛枝の身体を軽く押し離すと、書架に片手をつき、もう片方の手で自らのズボンと下着を素早く下ろした。
日向は狛枝の身体を軽く押し離すと、背後の古い木製書架にトンと片手をつき、迷いのない手つきで自らのズボンと下着を素早く下ろした。
薄暗い死角のなか、淡く濡れ光る窄まりが、すでにたっぷりと潤滑液を含んで拡張された状態で無防備に露わになる。

「実はここに来る前に、こうなるのを狙ってちゃんと準備してきたんだ。……このまま、いけるぞ?」
日向は煽るように腰を軽く突き出すようにして、自身の手でほぐした後孔を、これ見よがしに狛枝の視線へと見せつけた。
他の人もいる日常の図書館のなかで、蕩けたような熱を帯びた瞳と、あまりにも露骨に誘う肉体の動き。
目の前に差し出された、抗いようのない完璧な「美食」を前にして、狛枝が必死に繋ぎ止めていた理性は一瞬で揺らいだ。

……っ」

ここまでの致死量の誘惑を突きつけられて、その牙を収めていられるほど、狛枝も無欲な聖人ではいられなかった。
双子の様子を見る限り、周囲にバレる心配など微塵もしていない。ならば――主人の望み通り、この美しい果実を少しだけ蹂躙して味わっても罰は当たらないだろう。

「仕方ないな……召使は、日向クンのお願いを断るわけにいかないでしょう?」

狛枝は獣のような笑みを漏らしながら、日向の引き締まった腰を手のひらでガチリと掴み、準備万端に拍動する窄まりの入り口へと自らの凶暴な熱を押し当てた。そして、とっくに興奮しれきった質量を容赦なく一気に根元まで埋め込む。

「ん……あぁっ……!」

し込まれた衝撃に、日向の喉から堰を切ったような甘い喘ぎが零れ落ちた。
内壁は事前に徹底してほぐされていたため、ぬるぬるとした淫らな熱が吸い付くように狛枝の核心を強く締め付けてくる。
血管が焼き切れるほどの快楽の心地よさに、翻弄されているはずの狛枝の腰が、本能のまま思わず激しく打ち付けられてしまう。

「は……っ、く……すごい……日向クン、ちゃんとほぐしてきたんだな……

容赦なく肉体を衝突させながら、狛枝の声音はどうしようもない快感の強さに掠れていく。与えられる締め付けの熱が強すぎて、誘われた彼のほうが早くも限界の絶頂へと近づいていくのを自覚した、まさにその危うい瞬間――
背後から音もなく伸びたカムクラの白い指先が、前兆を見せずに狛枝の口元を強引に塞いだ。 大きな掌がその唇を乱暴に覆い隠し、骨張った指先が喋るのを許さないように頰の内側へと強く食い込んでいく。

——んんっ!?」
「イキそうですね、狛枝さん」
氷のように冷たくても脳髄を甘く痺れさせるような掠れた声で耳元に囁いた。

「まだダメです。……ハジメが満足するまで、その惨めな腰をしっかり動かしてください」
カムクラは狛枝の口を完全に塞いで悲鳴すら上げさせないまま、もう片方の手で狛枝の薄い胸元を強く撫で回し、すでに立っている乳首を強く摘まんで刺激する。
その苛烈な二重の責め苦の間に、正面の日向は自ら貪欲に腰を揺らして狛枝の熱をさらに深く内側へと迎え入れ、快感に蕩けきった恍惚の表情で振り返った。

「もっと……奥まで、『狛枝さん』……っ。俺のこと、めちゃくちゃにして……っ」

自由を奪われ、声すら出すことを許されない狛枝は、双子の完璧な挟み撃ちに完全に囚われながら、ただ操られる人形のように激しく腰を振り続けることしかできなかった。