はっけ
2026-07-06 00:29:30
862文字
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No title

一♂浦︎︎ ♀発掘


「黒崎サン」
「浦原さん?」
「揉みます?」

 やわらかい。ふわふわ。すべすべ。もちもち。
 頬に当たる感触がやけに気持ちいい。雲に頬擦りしているようで、少し冷たい体温が伝わってくる。これはなんだろう。
 瞼を開けば、目に飛び込んできたのは眩しい蛍光灯の光とーー端正な顔立ち。目を白黒させる一護の眼前に、大きな丸い瞳が薄い瞼に隠されて、長い睫毛に縁取られている。鼻筋の通った鼻、自然に色づくぽってりとした唇に、透けるような色白の肌。思わずなぞりたくなる美しい輪郭に、痕などない首筋。
 寝息に合わせて上下する胸元は相変わらず緩みがちで、穏やかな呼吸音が聞こえてくる。少し頭をずらせば見えてしまう隙間が目の毒だ。
 すんと鼻を鳴らすとほんのりと漂ってくる馥郁。それは白檀のような匂いと女性特有の色香を含んでいる。
 そして、一護が頭の下に敷いていたのは浦原の腕だった。紅姫という名の斬魄刀を自在に操るくせに、簡単に折れてしまいそうなほど細い腕。骨と皮だけかと思ったら案外肉もついているんだなぁ、なんてこっそり胸を撫で下ろした。
 ってこんな観察をしている場合じゃない! なんで浦原さんがここにいて、俺を腕枕してるんだ?!
「うわぁぁあああ!!!!」
 慌てて起き上がり部屋の端まで飛び退る。ぺたぺたと身体中を確認して、己の手と寝転がる浦原を交互に見遣る。
 そうしていれば、一護の大声で目覚めた浦原が、瞼を擦りながらのそりと体を持ち上げる。再び畳に逆戻りしてしまいそうな様子で、眠気と驚きの綯い交ぜられた声音で、いつもの鈴を転がすような声を遠く離れてしまった一護に投げかけた。
「ふぁ、黒崎サン……? どうしたんスか?」
「な、な、なんで浦原さんがここにいんだよ!」
「なんでってここ商店っスもん。アタシがいちゃおかしいっスか?」
「それはそうなんだけど……そうじゃなくて!」
「?」
「なんで、なんで! 俺に腕枕してんだよ!」
「あ〜」

 二の腕の柔らかさってオパーイの柔らかさと同じらしいですよね……ハイ……