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三毛田
2026-06-30 20:30:16
1077文字
Public
1000字8
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3 【03/友達のままで】
3日目
いたら知らなかったことばかり
友人のままでいたら、いられたら。
何も変わらなかっただろうし、何か変わったのかもしれない。
友人のままでいたら、いられたら。
何も変わらなかっただろうし、何か変わったのかもしれない。
だけど、俺は今の関係になったことを後悔していない。丹恒がどう思っているのかは、分からないけれど。
「ん
……
ちゅむ
……
は、ぁ
……
」
お互いにキスに慣れてきたからと、少し調子に乗って舌を絡めるキスをしてみたら。
とろとろ蒼龍ちゃんが出来上がっていた。
ヤッバ。エロすぎません?
「ん
……
きゅ、ぅ?」
「ごめん。少し調子に乗った」
「お前が相手であれば、構わない」
少し呼吸が荒いから心配になって指先で撫でていたら、手首を掴んで手のひらに頬ずり。
可愛すぎだろ。
仲間で友人のままだったら、こんな姿知らなかっただろうな。
「丹恒、キスが好き?」
「どう、だろうか
……
このような口付け方は初めてだからな」
「ふーん」
嬉しいけれど、なんとなく複雑。誰にも穢されていないのは、きっといいこと。俺色に染められるのもきっと。
けれど、この複雑になるモヤモヤの理由が分からない。
「何かお前の気に障っただろうか」
伺うように、同時に不安を瞳に滲ませながら。
うっ。
これは大半よろしくない。
複雑なモヤモヤを抱えたのは、こう、よろしくない感情だったようだ。それを、勘違いしたみたいで。
「丹恒。そんな可愛い顔、俺以外に見せたら駄目だから」
「お前意外とこういうことをする予定はないのだが」
しょんぼり蒼龍ちゃんが、今度は手のひらに頭や首、耳の裏をこすりつけてくる。
「何してるの」
「
……
」
「丹恒」
「
……
マーキングだ」
「マーキング?」
スリスリこすりつけてくる丹恒を横目に、スマホで検索。
「
……
」
「穹?」
「お前ほんっとさぁ」
「むむっ」
ネットには、なわばり宣言のためとか、異性に自分の存在をアピールするためとかあるけど。
これって、どう考えても俺が好きすぎるってことじゃん?!
「丹恒、俺のことめちゃくちゃ好き?」
「
……
黙秘する」
多分、本人は誤魔化せると思ってるんだろうな。でも、全然誤魔化せていない。
だって、透明な尻尾が俺の腕に絡みついているのだから!
「なんだそのだらしない表情は」
「丹恒は素直じゃないなって。そんなところも大好き」
愛しさを誤魔化すように頬ずりしてから、いっぱいキス。
「俺、丹恒と恋人になれてよかった」
「何故」
「友人のままだったら、お前の可愛さを知ることが出来なかったんだなって」
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