米田
2026-06-29 13:40:04
1644文字
Public
 

26年6月21日CC福岡の頒布物についての忘備録

2026年6月21日CC福岡での頒布物について、いくつか新しいものを用意していたので制作過程のことも含めて振り返ってみたいと思います。
新刊の中身を読んでいなくても大丈夫な内容になっています。

こちらが頒布物一覧(既刊除く)です


設営した状態はこんな感じでした



①ぶちょ寺新刊『脆くて弱い、』

文庫/118ページ
表紙用紙:ミニッツGAスノーホワイト
PP:マットPP
本文用紙:淡クリームキンマリ
遊び紙:色上質 肌
印刷所:トム出版さま

□装丁について
マイナーなカップリングというか多分現時点で本としてこのカップリングを出しているのがおそらく私しかいないという状態だったんですが、受けの加害性に反して中身はめっちゃラブラブのどストレートロマンスストーリーだったので、なんというか王道的なデザインにしたいと思っていて、自分なりに王道のデザインにして装丁的にはそこまで珍しいことをしない方向性で行こうと考えていました。
PPはマットPPにしたのですが、ミニッツという用紙がちょっと布みたいな質感の紙で、それにマットPPをかけるとデザインがちょっとぼんやりした感じになるというか、もやがかった印象になる感じがしまして、デザインでうっすらと入れた文字とかもあったので、それともいい感じにマッチして結果的に良い組み合わせだったなと思います。
遊び紙も派手なことはせず、色上質の肌色のものにしています。
肌色って地味ですけど肌と肌が触れる予感、親密さの演出ができる感じがしてナチュラルでいいですね。
全体的に落ち着いた感じの装丁になって、デザインとも合っていて良かったのではないかと思います。


②財海財新刊『惻隠奇譚』

A5正方形/32ページ
表紙用紙:ビオトープGA-FS170kg マゼランブルー
表紙印刷:白印刷
フレームデザイン:すずらん
本文用紙:スーパーコミック紙クリーム84kg
本文印刷:ミッドナイトブルー
印刷所:オレンジ工房さま

財津さんにまつわる都市伝説についての連作小説みたいな感じの謎本です。

□装丁について
オレンジ工房さんの期間限定フェアの「フレーム中綴じステッチセット」を利用しました。
今はもうフェアが終わってしまったのですが、表紙をフレームの形でくり抜いてくれて、テンプレートで何種類かあるデザインの中から選んで白印刷ができて、ミシン綴じの中綴じ製本にしてくれるというめっちゃ最高のやつでした。
中綴じなのでページ数に上限があるのですが、漫画原稿の人だったら十分なページ数かなと思います。
オレンジ工房さんは色々とおもしろいフェアをやっていて、テンプレートを選ぶだけでめっちゃかわいい装丁になることが多く、装丁何やったらいいかわからないけどかわいい本にしたい!という時はホームページを覗いてみるといいかもしれません。
期間限定のフェアがほとんどなので、入稿受付期間をしっかり確認することが、重要
私は今回すずらんというデザインのテンプレートを選んだのですが、中表紙の不穏な感じをいい感じに中和してくれて良かったです。
タイトル文字はもっとぐにゃぐにゃに歪めても良かったかもなと思いましたが全然冒険できなくてよく見たら歪んでるのがわかる程度に収めています。


③ぶちょ寺無配『リベンジさせて』
A5/8ページ
本文用紙:色上質 サーモン
印刷所:日光企画さま

□装丁について
無配として8ページ折本を作りました。
日光企画さんの「カスタムハチペ」フェアを利用しています。
こちらは通年でやっているフェアで、ちょっとした折本を作る時に気軽に利用できるのでありがたいです。
用紙は色上質の中からいくつかラインナップされているのでそこから選べて、1枚目と2枚目を別々の色にすることもできるので、カップリングカラーがある時などにはそれっぽい色を選ぶこともできます。
今回はただイチャイチャしているだけの話だったので、サーモン色の用紙にしてみました。かわいい〜!


以上、こんな感じで6月のイベントにおりました。
福岡のイベントはゆったりした雰囲気でこちらもゆっくりできて楽しかったな〜と思います。また行きたいです!