軸丸はな
4295文字
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付き合っている二人へ、昼と夜の質問

推しカプ質問シート 昼・夜編をお届けします。

<昼の推しカプ質問シート>

1.好きになったのはどっちが先だったと思う?
サイラス:私から……だろうか。純粋な探求心と、キミという特定の個人への執着……その境界線がいつ引かれたのかは、正直なところ私の中では明確ではないのだが。
テリオン:……どっちが先だなんて、考えたこともないな。

2.相手のどんなところが好き?
テリオン:口が達者なくせに、肝心なところで呆れるほど正直すぎる。……まぁ、見ていて飽きないが。
サイラス:キミは「見て盗め」と言うが、キミ自身が一番、誰より多くのことを見ている。そういうところが、私はとても好きだよ。

3.相手は自分のどこを好いてくれてると思う?
テリオン:……さあな。聞いたことがないし、聞くつもりもない。
サイラス:まったく、見当がつかないね。それが少し悔しい。
テリオン:あんたが悔しがっているのを見るのは悪くないな。
サイラス:……キミ、遊んでいるだろう。

4.どんな時に愛情を感じる?
サイラス:キミが私を「変わり者」と言うとき、どこか……呆れではなく、許容しているような気配を感じるよ。そういう時、かな。
テリオン:本当に呆れている時もあるがな。……隣にいても、サイラスは俺に何も要求してこない。……そういうやつは、そうはいない。

5.付き合い初めてから知った相手の意外な一面は?
サイラス:キミが甘いものを好むとは思っていなかったな、アップルパイとかね。なんだか、新しい発見で嬉しくなってしまったよ。
テリオン:あんたは……寝顔が間抜けすぎる。もう少し緊張感を持て。
サイラス:テリオン、そんなに私の顔を見ていたのかい?
テリオン:…………

6.キスはどっちからが多い?
テリオン:……っ、なんだこの質問は。だいたいさっきから——
サイラス:基本的に私からだね。待っていても、テリオンはこちらに委ねてくるから……私としては、もう少し積極的になってくれても構わないのだけ……いたたたっ!

7.目が合うと先に逸らすのはどっち?
テリオン:……俺だ。別に、理由はない。
サイラス:キミが先に逸らすから、私はいつも見届けてしまうんだよね。少し、意地悪だろうか。
テリオン:誰だって穴が開くほどじっと見られたら、目を逸らしたくなるだろう。ただでさえあんたの目は……いや、なんでもない。
サイラス:?

8.日常の中で触りたいと思ったらどこを触る?
テリオン:……手、だろうな。そいつがどんな生き方をしてきたかわかるから……あんたの手は、俺とは全然違う。
サイラス:キミの手には、キミが歩んできた道の重みがある。それは、キミの誇りだろう?
テリオン:……そうだな。
サイラス:私が触るとしたら、そうだな……髪かな。キミが案外嫌がらないから、つい。嫌がる顔もなかなか悪くないんだが……本音を言えば、無防備にさせたいんだろうね。
テリオン:……ふざけてるのか?
サイラス:いや? 至って真面目な話だよ?
テリオン:…………

9.相手が自分より優先しても許せるものは?逆に許せないものは?
テリオン:本に夢中になっているのは、まぁ好きにしろと思う。だが、知らないやつの危機にほいほい首を突っ込むのは、どうも……な。
サイラス:それはキミも同じだろう。キミが一人で行動したり、私より先に危険な場所へ踏み込んだり……なにか理由があるだろうから、止めはしないけれど。それと……キミが自分自身を一番後回しにするのだけは、いただけないね。
テリオン:……この話は無しだ。埒があかん。

10.二人きりになると雰囲気が変わるのはどっち?
サイラス:キミだよ、テリオン。
テリオン:……否定はしない。
サイラス:うん。続きは、夜になったら……ね。
テリオン:……っ(あんたも、大概だろうが……!)

11.付き合ってみて、自分が変わったと思うことはある?
サイラス:私はどうも、言葉で説明しないと気が済まない性分でね。しかしキミといると……沈黙にも意味があると学んだよ。
テリオン:俺は昔、待つのが嫌いだった。待つのは、信じることだからな。今は……まあ、悪くない。
サイラス:……それを聞けたなら、私が変わったことよりずっと嬉しいな。

12.ここは他のカップルに負けないと自負しているところは?
サイラス:お互いに、余計なことを要求しないところかな。それでいて、必要な時には必ずそこにいる。
テリオン:……言葉にすると陳腐だが、否定する気にもなれん。
サイラス:正直に言うと、キミが私を必要としてくれている時は……それをちゃんと私だけに見せてくれる。それは、誰にも譲れないな。
テリオン:それ以上喋るな。
サイラス:なぜ?
テリオン:……隣でずっと聞かされている俺の身にもなれ。



<夜の推しカプ質問シート>

1.先に起きるのはどっち?
テリオン:俺だ。早く起きるのは習慣だからな。
サイラス:気付いたらキミがいなくて、少し焦ることがある。
テリオン:……逃げるつもりなら、最初からここにいない。
サイラス:それを聞けたら、もう少しゆっくり眠れそうだ。

2.事前と事後、どっちの方が口数が多い?
サイラス:事前、だろうね。緊張を言葉で埋めようとする癖があるようで……キミにはよく黙れと言われるね。終わった後は、不思議と普段より言葉が要らなくなるかな。
テリオン:あんたはいつでもうるさいけどな。終わった後にやたら……キスしてくるあの癖、どうにかならないのか。
サイラス:え、そんなにしているかい?
テリオン:(無意識か……

3.昼と夜でパワーバランスは変化する?
サイラス:昼は……そうだな、キミが私に付き合ってくれているのは理解している。感謝しているよ、テリオン。
テリオン:振り回されていることは多いが、不快だとは思っていない。まあ、あんたのペースに合わせることは多いが。
サイラス:夜は……半々、というのが正直なところかな。その時々で、というか……キミも興が乗ってる時は随分………むぐっ
テリオン:余計なことは喋るな!

4.理性を失うことをためらうのはどっち?
サイラス:……私だろうね。キミの前でそうなることへの、覚悟がまだ追いついていない時がある。
テリオン:(あんたが理性を手放した時の顔は……案外、悪くないんだがな……) 急かすつもりはない。あんたのペースでやってくれればいい。……待てるようになったのは、あんたのおかげだからな。
サイラス:……キミは時々、すごく男前なことを言うよね。
テリオン:そうか? いつもだろう。

5.最中に、相手の名前をよく呼ぶのはどっち?
テリオン:これは……あんただな。
サイラス:否定はできないね……。キミの名前を呼ぶと、ちゃんとここにいると実感できる。
テリオン:心配しなくても、どこにも行ったりしない。……俺もたまには、呼ぶ。
サイラス:テリオン……
テリオン:……っ、ほら、まだ質問があるだろう!

6.おねだり上手なのはどっち?
サイラス:それは……キミだと思うが。
テリオン:馬鹿を言うな。俺はねだったりなどしない。
サイラス:目で言うんだよ、キミは。言葉にしなくても、伝わっている。
テリオン:……黙れ。

7.最近グッときた誘い文句は?
サイラス:「今夜、時間はあるか」と言われた時かな。至ってシンプルだが、キミに言われると意味が変わる。
テリオン:……これは、口にしないといけないのか。
サイラス:うん?
テリオン:……。(本人の目の前で言えるわけないだろう……「こっちへおいで」、だとか……
サイラス:……ふふ。
テリオン:なにを笑ってる。
サイラス:いや……キミが私を意識しているのが、実に可愛いなと思ってね。
テリオン:ばッ……!!

8.相手は自分のどんなところにそそられると思う?
サイラス:……私が、言葉による説明を諦めた時……だろうか。普段は淀みなく話せていても、その……私にだって何も口にできない時はあるよ。そういう時のキミの眼差しは、とても熱がこもっている。
テリオン:……っ。また、そういう……
サイラス:逆に私は、普段あれだけ隙を見せないキミが、私の前では隙だらけになるのが……
テリオン:もういい!次だ次!

9.絶対外せないプレイは?
テリオン:なんだこの質問は……
サイラス:プレイ……というか、やっぱりキミの顔は見ていたいな。
テリオン:……嫌だと言ってるのに、あんたはいつも……
サイラス:ところでキミは?何が好きなんだい?
テリオン:……。別に、好きだとかそんなものは……。ただ、距離は……近い方がいい。
サイラス:テリオンっ!
テリオン:鬱陶しい!くっつくな!!

10.相手に内緒にしているが、実は好きなことは?
テリオン:答えたら、伏せている意味がないだろう……
サイラス:行為の最中、キミが無意識に私の背に回した手に力を込める瞬間……かな。キミが私を必要としてくれているという事実に、深く打ちのめされる。この気持ちを「愛情」と呼ぶのだろうね。
テリオン:……
サイラス:こういう機会でもなければ、キミはなかなか聞いてくれないから。それと……言葉にしなくても、キミの気持ちはちゃんと伝わっているよ。
テリオン:……。あんたの、そういう……無駄に察しがいいところは、嫌いじゃない。
サイラス:うん。今はそれで十分だ。

11.失敗談があれば教えてください。
サイラス:テリオンの反応を観察することに集中しすぎて、自分が限界だったことに気付かなかったことが、一度だけあるね……
テリオン:ああ……あんたが先に暴発したやつか。あれは傑作だったな。
サイラス:面目次第もない……。キミがとても魅力的で、どうしようもなかったんだ。
テリオン:おい、俺のせいにするな。

12.最中の相手を一言で表すと?
テリオン:ただの朴念仁じゃなく、あんたもちゃんと男だったんだなと。
サイラス:……褒められているのかな?
テリオン:一応、そのつもりだ。……あんたに触られていると、どうにも……他のことを考える気が失せる。あんたの手には、裏がないからな……
サイラス:……テリオン。キミが私に委ねてくれるものを、一つ残らず理解したいという強欲さが……私にもある。キミがこうして、誰にも見せない真実を私にだけ与えてくれる……これから先も、そういうものを探していきたいと思うよ。
テリオン:探るのは、あんたの十八番だからな。
サイラス:ふふ……そうだね。