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三毛田
2026-06-26 23:12:26
1069文字
Public
1000字7
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100 【100/ただひたすらに、ありがとう】
100日目
君にも、仲間たちにも
「丹恒。今日もありがとう」
隣に座って頬にキスをすると、珍しくキスを返してくれる。
丹恒が素直すぎると、怖いんだけど。なんて、失礼なことを考えつつ、他の皆にも日頃の感謝を込めてお礼を告げていく。
「俺、丹恒と出会えてよかった」
「俺もだ。穹と出会えてよかった。ありがとう」
「どういたしまして。こちらこそ、ありがとう」
もう一度キスして頬ずり。
やっぱりキスを返してくれて、頬ずりまで!
「丹恒、お前最高だよ
……
」
「そうか」
肩を抱きしめ、額を押し付けるとなおざりに頭を撫でてくれる。
これ、ちょっと飽きただろ。
まあ、丹恒だから仕方ないか。
丹恒の膝の上に寝転がり、ゲーム。
「穹。重い」
「お前、それ今になって言う?」
二システム時間ほど経った頃、丹恒は不満そうに。
「お前が楽しそうだったから、邪魔をしたくなかっただけだ」
「はいはい」
ちょっとだけ不満そうだけど、軽く流す。
「そろそろ休憩しよう。今日はお前と同じもの飲みたい」
「お前には苦いと思うが」
「だから、シロップと牛乳多め!」
俺が宣言すると、呆れたように。
「それだとほぼ甘いミルクになるだろう」
とボソッと。
「それでいいの。味はちょっと違うかもだけど、同じものを飲んでることには変わりないだろ?」
「いや。かなり違う。それと、俺の好みにすると、お前は確実に腹を下す。氷は少なめに作ろう」
「はーい」
二人でキッチンに向かい、カフェオレを作る。
ダイニングテーブルで、今日のおやつのドーナツを食べながら明日の予定を確認。
「これでよし。姫子さんに伝えてくる」
「俺もついでにパムの哲次多々石てこよーっと」
「姫子さんを部屋に足止めしたら、俺も手伝いに行く」
「待ってます」
丹恒がいれば、かなり作業が楽になる。色々とずぼらというか、雑なところはあるけれど、料理だって頼りになる男。
「冷やすんじゃったら、丹恒に任せると早いんじゃがな」
「まあ、変なものは絶対に入れないから安心だろ?」
「うむ。オマエも、最近は包丁さばきが様になってきたな」
「本当? それならパムのお陰だ。ありがとう」
「どういたしまして」
お礼を告げると、嬉しそうに笑う。ぎゅってしたくなったけれど、料理中なので我慢。
「手伝いに来た。もう食材の用意は終わりそうだな」
「穹のお陰じゃ」
「そうか。お前も、成長したな」
「後でもっと褒めて!」
「ああ、任せろ」
「いちゃつくよりも手を動かして欲しいんじゃが」
と呆れられてしまった。だけど、仕方がない。
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