このシステム、キャラ作成が本当に楽しい。出身と特徴3つをダイスで決定するんですが、私のキャラは狩人の家に生まれたのに「女好き」「音楽が好き」「現実主義者」となってこの時点でめちゃくちゃ面白いじゃないですか。軟派だけど現実見てるキャラ、大好きですからねオタクは(バカデカ主語)。
それから二つ名もダイスで決めます。これは傾向の違うグループに分かれていて、好みの感じのグループを選べるので助かる。
ダイスロールの結果、二つ名は「麗しき星」になりました。狙い通りです。ちゃんとモテる奴になりました。全然関係ない「荒ぶる牙」とかになっても面白かったですけどね。
この辺が決まったら「遍歴」を決めます。修行する職種を選んでダイスを振ると、そこでどういうことがあったか分かる感じ。修行に出る年齢が3〜18歳なのでちっちゃい子が頑張っている光景を想像できるのが良いですね。
ただダイス目によってはここで死ぬ! キャラ作成中なのに!? 私は人が簡単に死ぬ世界観が好きです。
死んだ場合は新しくキャラを作り、最初に作っていたキャラを亡き兄姉や親ということにしても良いそうです。そこから熱いドラマが生まれるかも。
私のキャラは狩人の息子なので狩人の修行をしてそれなりに技術を身につけていましたが、女と音楽が好きなので家を出て旅芸人の道に進もうとしたら、10年近くかかってほとんど何も覚えなくてウケました。音感とかがなかったんでしょう。あと芸人の遍歴って〈快感抵抗〉の技能判定をさせられたりするんですが……だいぶ大人向けじゃないですか? 助かります。
音楽を諦めて、森に帰って狩人に戻ろうとしているタイミングを現在ということにして、その移動の途中からシナリオを開始しました。
2PLで行ったので旅の連れ合いが居ます。非常に優しくて裏表がなく、こちらの言動を大体全部善意として受け取ってくれる、歳上の侍のお姉さんです。最高ですよね。
シナリオ詳細はネタバレになるので書かないでおくのですが、この世界の神々の身近さを感じることができて、最初に遊ぶシナリオとして最適だったのではないでしょうか。
シナリオを遊んでみてのシステムの部分への感想として、技能判定の話をします。
基本能力値+技能値で判定をするので、技能を持っていなくても基本能力値が高ければかなり成功する感じがしました。私のキャラは基本能力値の「理知」が高く、かつ謎に出目が良かったので全てを知っている人になっていました。
CoCで言うと、EDUが高ければ応急手当にも博物学にも歴史にも+30%くらいのボーナスみたいな感覚かも。基本能力値が上がれば関連する技能の成功率がまとめて上がるので、人類学と考古学が80%あるのに歴史が初期値なのはおかしい気がするけどもう技能ポイント無いなみたいな悩みが発生しにくくて良いですね(説明が下手でCoCを下げてしまっていますけど違うんですよ、なんでもかんでもハウスルールの上限までポイント割り振ろうとするのが悪いですからねそれは)。
シナリオを通して「だいじなもの」が得られるのがカナンRPGの大きな魅力の一つかと思います。今回はシナリオクリア報酬のようなものとは別に、私が思い付きで作成した道具(これも妙にダイス目が良く、完成度が高かった)を「だいじなもの」として旅の連れ合いにあげてもよいとGMが言ってくださったので、侍のお姉さんは私のキャラが作った道具を、私のキャラはクリア報酬のようなものを「だいじなもの」として得ることにしました。でもクリア報酬のようなものの方がかなり強い効果がある気がするのでちょっと悪い気もするんですが……。でも喜んでもらえて良かった!
ともかく、このようにシナリオ中のできごとによって思いがけない「だいじなもの」が得られるのも楽しいですね。
「だいじなもの」になるのは良いものばかりでもなくて、傷跡だったり誰かへの憎しみなんかもキャラクターの根幹に関わるものとして「だいじなもの」扱いなのがクールです。このルールに惚れて体験卓に応募しました。
今回のシナリオで「だいじなもの」を得たことですし、是非ともこれを持った状態でピンチになりたいので、みんなカナンRPGをやりましょう。
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.