
あとがき
アンソロのお誘いをいただき、さてではどんな話にしようかしらと悩んだ時、ふと以前ママになった友達が
「身重の十月十日は母親になる覚悟を育てる期間でもあったよ」
と話してくれたのを思い出しました。
「じゃあ男の人が『父親』になるのはいつなんだろう」
「初めて『父親』を実感するのってどんなタイミングなんだろう」
この話はそんなスタートで生まれました。
個人的に拘ったところは細かくあるんですが、いつか描きたいと思っていた竜崎家の「父子」と「焚き火」をテーマに持ってこれたのには満足しています。
竜崎家にこうやって「焚き火」が続いていけば良いなぁ。
だけど厳密には『子育て』はしてないので、アンソロテーマから外れてるかなぁ、と不安に思いながら原稿を提出したんですが、笑顔で受け取って頂けて安堵したのを覚えています。
主催者の染さん、その節はありがとうございました。
そして本を手に取って読んで下さった皆さん、SNSで見かけてここまで読んで下さった皆さんにも心からの感謝を。
少しでも楽しんで頂けたなら嬉しいです。
2026.06.21
父の日と 誕生日に
かぶら
after...
竜崎家に幸多からんことを