雨鶴
2026-06-13 22:49:51
704文字
Public 小話
 

はっちゃけてた場合

片足、内腿だけにタトゥーがある長次の本当に短い小話。

過去世を持って現代に生まれ落ちた忍術学園の六年生だった六人は、何の因果か無事に再会した。
「再会祝いに皆で旅行に出掛けよう~!」
「イイな!この時期ならどこでも選び放題だ!」
「海、山、温泉。近場でも良い場所はたくさんあるぞ」
伊作の提案に小平太と留三郎がノリノリで、スマホを取り出して検索し始めた。
すると長次がポツリと呟いた。
私は、行けないかも」
「時間とか合わせるぞ」
「そうそう。気にするなよ」
仙蔵と文次郎は日程の事だろうと思い、他の三人も同様頷いた。
「いや、そうではなく肌に」
「肌」
現世の長次の頬に傷は無い。しかし、体には有るのだろうか。五人の表情が少し曇った。
タトゥーが、入っているんだ」
「は!?」
五人全員、驚いた。驚きで言葉も、何もかも、過去世も、飛ぶくらいに驚いてしまった。

──そして。

「タトゥー、此処にいれてある
旅行先の貸し切り風呂に行った際、過去世の恥じらいも全く無く。長次は五人に向けて片足を上げ、鼠径部から太股に入った華やかで見事な和彫りを見せていた。
「わぁぁ!長次、見せなくて良い!!」
「隠せ、隠せ!」
何だ、見せろと言っていたくせに」
拗ねた口調の長次とは裏腹に、真っ赤になりながらも小平太達は反応する下半身を抑える事で必死になっていた。

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呟いていたことを小話にしてみました。
『和彫り』ってのがポイント。良き。
個人的には花。芍薬、牡丹、艶やかな花をイメージしてます。長次が熱を纏うと、花も色が濃くなるカンジです。
色事に持ち込んだ場合、是非とも攻めに太股へチュッチュッして頂きたい