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ortensia
2026-06-11 05:56:22
613文字
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傭リ
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傭リ
事後。朝チュン。
世の中の好みは二手に分かれる。
「おはようございます。」
「はよ。」
「朝ご飯の匂いがします。」
「おう、今出来たて。」
「頂きます。」
朝から機嫌が良さそうで何より。
昨夜だって、散々機嫌を取らされたし、取って貰ったと思う。
世の中の好みは、二手に分かれる。事後に隣で、ベッドに一緒に寝ててほしいか。さっさと目覚めて朝の支度をしろと言うか。
この相手は後者だ。アーリーモーニングティーをご所望の男は、覚醒して一番に香りを嗅ぐらしい。
この手の二択で間違わないでいるのは、何も初めに失敗を経たからではない。誰でも最初が肝心と思い、失敗は永遠の喪失だと考えるだろう。そうならないためにする事は、余計な勘繰りや、独善的な思考でもなければ、勝手な憶測でも勿論ない。ただ、事前に聞いただけだ。どんな事後にしたいか。
どんな目覚めが良いかと訊ねた。そしたらこの男は、ベッドティーが飲みたいと言ったのだ。だからその流れで、自分の分を用意し、腹が減るから朝食も二人分用意し、そうしていると、未だ夢で遊んでいる男が目覚めるのだ。
「何処で食べる?」
「食卓へ行きます。」
「分かった、用意する。おいで。」
テーブルで食べるか、ベッドで食べるか。自分のためにベッドにお茶と朝食を持って来いと言いながら、こちらにもここで食べろと言う事もある。
訊いて分かる事なら、訊いた方が良い。
この男は聞いても分からん事の方が多い。
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いつもリアクション絵文字等ありがとうございます。
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