kutibashi
2026-06-04 23:01:31
930文字
Public ポケスペ
 

こんな話が見たい


ムーンは、今までの毒・薬の研究による功績が評価され、大規模な表彰式に招待された。

場所は、自然と街並みが広がり、交差するパルデア地方。
アローラよりもさらに遠出になることから、ベルリッツ氏の計らいにより、ボディーガードをつけることになったのだが、合流の日にやってきたのは、何故かプロの護衛ではなく──運び屋サンだったのだ!

「へ?お客さんがオレっちの旅行のガイドじゃねえの?」
「違うわよ!私はボディガードが来るって聞いてたんだけど?」
「ええ!?つまり仕事依頼ってことかい!?」
はあ、もう飛行機出ちゃうし、今更引き返せないわ……ねえ、運び屋さんは、『運び屋の仕事』は『誠心誠意』するんでしょう?」
……わーったよ」

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一方その頃、
スカーレットのスマホロトムに
1通の匿名の依頼が入る。

「ミス・ポイズンと接触してほしい」

依頼主も理由も不明、掲示されたのは、
「ミス・ポイズン」が来るであろう場所と、
多額の報酬金の内容。

「あれ?その場所
 最近招待されたパーティの場所だね!」

うっかりネモに依頼内容を見られてしまい、
その言葉を聞いたとき、
ふと、とある計画がスカーレットの頭に浮かんだ。

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パルデアの富豪、大企業の役員、ガラルやアローラなど各地方からの名高い博士や研究者・経営者まで、権威のある人たちが集う。会場周辺には警察が配置され、厳重な警備体制が敷かれていた。

名が広がると、家族から知人ではなく、
「知らない人」がこちらのことを「知っている」

有名になるということは、それはつまり
「常に狙われている」に等しい。

それはどんな分野でも、変わらない。
もちろん、ムーンも例外ではなく。

突然の停電。
モンスターボールの制御装置の破壊。
そして、会場に乱入する暴走ポケモン。

華やかな祝賀に溢れた場所は、
阿鼻叫喚の混乱に陥る。

この混乱は偶然ではなく、
狙いはただ1人。
「ミス・ポイズン」──ムーンだ。

彼女を狙う黒い影が、
ゆっくりと動き出す。

様々な思惑が交差する中、
パルデアを舞台に物語の幕が上がる。