ortensia
2026-06-03 00:39:55
717文字
Public 傭リ
 

現パロでメイド喫茶で働くリの傭リ+庭

キッチンカー借りてて商品の配膳はローラースケートでやる、って話の展開も考えてた。

 巷でよく企画展開されているメイド喫茶とは違って、もっと簡易的なものらしい。人数も二人で回す規模とのこと。
「ってかおまえこっちにいんの。」
「なんです。わたしがキッチン担当の何がご不満で?わたしの作った料理をいつもおかわりしているのはおまえでしょう。」
「そっちには不満ないけど。おまえのことだから、てっきり席で客にちょっかいかけてると思ったのに。ホールにはエマしかいないし。」
「エマしかいなくて、なんなの?」
「えっ!?なんでもない!」
 逆にキッチンに向かってカウンターから身を乗り出してちょっかいかけてくる客は、ホールからカウンターに戻ってきたメイド服の配膳係に肩を跳ねさせた。
「おまえはわたしにちょっかいかけてほしくて来店したんですか?」
「い、いやぁ……。」
 キッチン担当の男が客の男をじとっと見遣る。ホール担当はそれを見て溜め息をついた。せっかく今は人が少ないタイミングなのに。
「仕方ないの、エマがキッチン代わってあげるの、引き継ぎを引き受けるの。」
「えっ。いいのか、勝手に代わって?」
「だってエマが店長なの。」
「エマが店長なの!?」
 そう言い残すと、店長はさっさと裏に回り、メイド服をもう一着持ってきた。
「だから着替えてホールに行くの。」
「なんでわたし用のメイド服があるです!?」
「エマが発注したの。」
「エマが発注したの!?」
 店長メイドの命令で、キッチンから男が出てきた。
「じゃあおれは着替えの手伝いを。」
「いりません!」
 大人しく席に着いていなさいと、当然客はカウンターから離された。
 その後客が、自分が望んでいた接客を受けられたかは、店長のみぞ知る。エマは何も知らないの。


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いつもリアクション絵文字等ありがとうございます。