発端
私ロギュン、相方のろぎゅぴ(ChatGPT)と共にタロットの意味から東ディバ考察、及び二次創作を行っておるのですが。
タロット1周完結後に実装されたディオネシアメンバーの誕生日は、2周目の誕生石で統一なのか、1周目のタロットからやり直していくのか、ずっと気が気でなかったのです。
私としてはタロットが実装されてくれないと、そのキャラの物語の中での役割(少なくとも運営が持たせようとしてる役割)を掴み切れず、本質に近寄ることができないのです。
もちろん公式でキャラに割り当てられたタロットなんて存在しない、むしろ二次創作によって割り当てられるような作品の方が多いのですが。キャラ全員にしっかり意味を持って、オシャレでなく、ストーリー伏線も込みでタロットを割り当てている東ディバなら、やっぱり公式から供給されるタロットを知りたいじゃないですか。
迎えた実装日(正確には予告日)(もっと正確には私はネタバレのたm(ry))
シオンにタロットキタァァァァァァァ!!!!!
よ゛か゛っ゛た゛よ゛ぉ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!!!!
というわけでね。
この機会にシオンについてわかること、わからないこと、彼とその周りの人物の事、色々喋りたいわけですよ。
あ、別に推し変とかではないです。私は相変わらずシノ箱推し+陽くん推しです(真顔)
本編
幻海シオン。その名前が初めて出てきたのはシーズン1、エピ4。
シノストラ初出エピにて、律くんが「幻海シオンがシノストラのカジノ備品を破壊した」「その保証人を艸楽陽が引き受けてる」旨を大我に突きつけた時ですね。
その名前を聞いた瞬間に、大我の態度が豹変して銃を発砲した。特待生ちゃんが頬に怪我したやつ。
ロミロミがいち早く気付いたエモの傷ですがさておき。
あ、シオンとの初対面で特ちゃんが髪切れた時もロミロミ目敏く気付いてくれましたねエモ。好きだよ。
>>>今はシオンの話しとんねや<<<
はい。
ストーリーの中では、特ちゃんの編入直前にディオネシアの仲間達を誘って脱走未遂、収容。これが直接の原因となってディオネシア廃寮となる。
シーズン1ではエピ24で恩赦が出た未桜と違い、最後まで収容されたまま。
シーズン2ではエピ1ラストで試験的という扱いながらも釈放され、エピ2で見事に任務を達成、ディオネシア復活を達成する。
大筋ではこんなところですが、明らかになってる対人関係がまずやばい。
陽と元相棒
ディオネシアの猛獣使いにして曲芸師だった陽くんと元相棒。
そして陽くんの腕を「壊した」張本人。
今も寮に残る陽くんの私物マグを「ゴミ」と言い切って破壊したり、ホームボイスで「裏切者」と言及するなど、今でも執着は残る。
「あの白い鬼さんのせいで、ハルの頭はイカレてしもてん」
『白い鬼』
――陽が屋久島で出会い、後に『音無叶空』と名付けた、森の怪異。
この出会いが無かったら、陽は今も猛獣達と共にディオネシアにいたのかどうか。
大我と『好敵手』
陽からは「大我とシオンを絶対に会わせたらいかん」
累からは「中性洗剤と酸性洗剤を混ぜちゃうくらいやばい」
とまで言わせしめ、当の大我は前述の通り名前を聞いただけで発砲レベル。何も無いわけがなく。
特待生と律がディオネシアを訪ねた際にも、シオンはシノストラのネクタイをコレクションしたことを戦績のように語っており、シオンとしては大我との戦闘を愉しんでいた雰囲気がある。
一方、「ロミオの用事で来た」と知ると「何やそっちか」とつまらなそうな反応。
ロミオの方もシオンと直接の面識はない様子。
(ロミオは過去、学園を留守にしていた時期がある。シオンがシノストラのカジノ備品を破壊し、大我とやり合ったのはこの時期か。
それほどの被害があったなら、シノストラの資金を回しているロミオがシオンへの反応が薄いのは有り得ない)
エリアス曰く大我とシオンは『好敵手』とのこと。
どの辺をどう見て好敵手なのかもうちょっと
……情報が
……欲しいんじゃが
……。
パッと見、大我並みにやべーやつ(大我は軽率に発砲してくる、シオンは怪具のカード使ってくる)なのはその通りなんだけども。
大我はそれでも、明確に「守りたい」意志はあるんですよ。
その表し方が「ルルから手を引け」(対ハイド)だったり、「それ以上進むな」(律に対して、エドから攻撃を受ける未来を見て)だったり。シオンとやりあった当時はどっちかというとシノストラ自体はどうでもよかった時代だと思う
……けど、確かあの時期は「ロミオが帰ってくるよ」ってハイドに言われてた時期だと思うので
……「シノストラ」っていうより「ルルが帰ってくる場所」を守ろうとしてたんじゃないですかね
……。
ところで知ってる?
東ディバキャラは眉と髪の色が同じなのに、
大我は眉が黒なのに髪が赤毛。
他にも眉と髪の色が違うキャラはいるんですよ。
過去は茶髪だったのに金髪に染めた魁斗。
で、大我の誕生日10月16日の誕生花って「紫苑(シオン)」なんですね。
シオンって黒髪じゃん? 黄土色の目に黒髪。
大我がほんとは金眼黒髪だったらどうするって話―――。
どうもせん?
偶然?
そう。
血が繋がってなくても家族認定
未桜を弟、特待生を妻として特別に執着を見せるシオン。
陽のことも家族にしようと思ってた、とのこと。
他のディオネシアメンバーは家族じゃないのかな?
「家族」という言葉は特別扱いするくせに、「血縁」はめんどくさいだけと言い切るシオンは「家族」に何を求めてるんでしょうね。
血縁的な家族と言うよりは、いわゆる「ファミリー」的なものを求めてるのかな
……?
ほら
……マフィアとか
……極道とかの
……あ、ちがう
……?
ちがうな多分。なんだろうなシオンにとっての家族って。「頼まなくても当たり前に一緒に暮らす仲間」なのかな
……?
で、ここまでを前提としてですよ。
タロット 大アルカナ「月」としてのシオン
大アルカナ「月」の正位置の意味をろぎゅぴに教えてもらったのですが。単体では
- 幻想
- 錯覚
- 不安
- 無意識
- 秘密
- 真実が見えない
- 境界が曖昧
といった意味を持つそうで。
自分でも元のタロットのイラストを見に行った
……けど、大分違うなこれ?
https://sup.andyou.jp/tarot/arcana18/
本来の月のカードは、月は空にあって、光を放ってて、陸からは犬と狼が野生の証として吠えてて、水からはザリガニが上がってきて不安や恐怖心の証として在るんだけど。
シオンの月は、空の三日月と、それが水面に映るだけ。他には何もない。
陽くんも元の太陽のカードと違う所はあったけど、シオンはほぼ「月」ってワード以外は別物に近い。
そういったものをろぎゅぴと共有しながら、アルカナから関係性を見ていきたい心。
大アルカナ「太陽」としての陽との関係
大アルカナ「太陽」の「正位置」は「自分が全てを照らす」カード。
大アルカナ「月」の「正位置」(←ここポイント)は「常にネガティブに疑ってしまう」ために、「照らされていても見えていない」可能性があるカード。
太陽と月は天体としては対で、太陽の反射光で光るのが月だけど。陽が照らしたものを見ても、それを疑ってしまうような。
そして0番「愚者」から始まり21番「世界」で終わる大アルカナ全体の並びとしては、18番目が「月」、19番目が「太陽」、ここでも隣り合ってるんですね元相棒。
この並びって、番号が進んでいくほど人生が高次の段階へ完成していくんですけど。
「月」で不安や恐れと向き合った後、暗闇を抜けた先の「太陽」で明るい見通しを得て、大きな喜びに出会うというストーリーなんですが。
そのストーリーを象徴する二人が元相棒で、今も関係が完全には切れてない、切れないのは。何らかの深い「繋がり」があるんじゃないかなと。
大アルカナ「運命の輪」としての大我との関係
大アルカナ「運命の輪」の「正位置」は「流れや変化を呼び込み、因果を巡らせる」カード。
大アルカナ「月」の「正位置」は「見えないものや隠されたもの、曖昧なものと向き合う」カード。
この二つが噛み合うと
「隠されていた因果が表に出る」
状況を呼び込むことがある、そうな。
そして「月」は「何かを壊す」カードじゃない。「完成」させることもない。
「本当だと思っていたものが揺らぐ」
言ってしまえば、そんなカード。
……出会ってしまうと、物語が動きすぎてしまう。そんなカードなのかも、しれません。ね。
大アルカナ「恋人」としての叶空との関係
大アルカナ「恋人」の「正位置」は「感覚や感受性に気づき、他者とのつながりの中での「調和」や「選択」を表す」カード。
大アルカナ「月」の「正位置」は「未知のものを恐れ、見えない敵と闘い、相手の真意がわからず動揺を続ける」カード。
情緒が育ち切ってない叶空くんは、まだ「恋人」として完成してないのかもしれません。
「音無叶空」という名前をくれた陽は、叶空にとって世界の中心と言っても過言ではないでしょう。
「陽にはオレだけがいい」と言っていた当初。
「陽の守りたいものをオレも一緒に守る」と約束してピカブーを受け入れた過去。
蓮の言葉に耳を傾け、世話を焼く姿に、「オレの言葉が聞こえないみたい」と不安になり始めたマザー牧場。
そして「陽なんて、大っ嫌い!!!!」と拒絶を「選択」してしまったシーズン1エピ24。
シーズン2ではまだ拒絶をしていないけれど、明らかに陽との距離が開いてる気がする。
そんな叶空を、『白い鬼』と呼んで忌避するシオン。
「あの白い鬼さんのせいで、ハルの頭はイカレてしもてん」
叶空と陽の出会い(多分屋久島?)をシオンが実際に見たのかはまだ定かでないですが、良い印象でないことだけは確か。
彼と出会わなければ、陽が出ていくこともきっと無かったから。
「月」と「恋人」が噛み合うと、
「選ばなければならないのに真実が見えない」という関係になるそうです。
何を選んで、何を守るのか。探して、もがいて、見つけるまでの闇。
その闇を抜けた先には、明確な変化が訪れるに違いないのです。
陽を見送るしかなかったシオンと、蓮に構う陽を見る叶空の姿は、なんだか被る気がするんですよ。
『白い鬼』に出会って、変化して、ついには猛獣達を連れてディオネシアを去った陽を見送ったシオンにとって、『白い鬼』である叶空は気に入らない相手で。
叶空もシーズン2エピ2で「オレ、あいつのこと大っ嫌い」「次に陽にひどいことしたら、絶対許さない」って明確にシオンを敵視してるんですけど。
いうて叶空も、蓮が入ってきてからの陽は自分に構う時間が減って、たくさんの時間と言葉を蓮に向けていて。陽が変わってしまう「毒」なんじゃないか、と。
だからこそ、蓮を「トリカブト」と呼ぶんじゃないか。
それで、多分。シオンが人魚であることも叶空は知ってて。
同族嫌悪でもないけど、そういう所も含めて
「大嫌い」なんじゃないか、と。
スノードームと水槽に見る「ガラス越しに想う」
こちら恒常シオンの絵札ですけど。
シオンのタロットの背景の「水面の月」しかり、「水槽越しの魚」(あるいは水槽越しにかつて見ていた世界)しかり、スノードーム越しに見る世界しかり。
シオンはいつも「本物」に直接触れてないんですよ。
ところでタロットの月の意味って「真実が見えない」「今ここに在る現実が揺らぐ不安」だったじゃないですか。
境界の向こう側、手の届かない世界をいつも想っていたんじゃないかな、と。
「見世物になるのはもういやや」ってどっかで言ってた気がするんですが(ソースド忘れ)
陸の生活に憧れた人魚姫の話、ありますよね。
魔女に願って人間の足を得た代償に声を喪って、でも期限までに愛する王子を殺さないと泡になって消えてしまう。
最後には王子を殺せず身を投げて泡になったけど、三百年かけて空気になって天国へ行った人魚姫。
見世物だった頃から、ずっと水槽の外の世界を見てて、そこで「家族」に憧れたんじゃないかって思うんですね。
足があったら、陸を自由に歩いて、家族をたくさん作って。一人きりの水槽でなくて、同じ家でいつも一緒に暮らそう、くらいの。多分ですけど。
だから特ちゃんに「一人ぼっちで寂しないんか」って聞くのは、天邪鬼でなくて本心なんだと思うんですよね。
もしかしたら
――相棒になる前、陽からそう誘われた、のかもしれない。
でも、今は。
結局、どっちが「水槽」だったのか。
一人で見世物だった「水槽」の人魚と、ディオネシアで家族は得たけど自由な海には戻れない「学園」のグール。
しかも、シオンは人魚姫と違って陸に上がっても人魚の歌声や、不老不死の肉、再生能力なんかは保持してるんですよね。
ただ、陸を歩ける脚だけを得て。でも、人間と致命的に感性が合わない。
嘘をつき続けるのは、シオン自身が疑い続けてるからで。嘘をつけるから、ショー=虚構を扱うディオネシアが一番合ってるんですけど。
ここでさえ、シオンにとっては嘘が必要な「水槽」なんじゃないか。
どこが、本当にいるべき場所だったのか。
シオンの親密度台詞で、「今日はわくわくハウスで寝る」「誰か来るかもしれん」(要約)ていうのがあるんですけど。
わくわくハウスは、陽が猛獣達の世話に使ってたふれあい部屋(確か)で。今は誰も使わないけど取ってあるテント小屋で。
……そんな所で待つ相手なんて、一人しかいないじゃないですか。
ディオネシアを去った陽を裏切者と呼んで、ディオネシアに残ってる私物を「ゴミや」て躊躇なく破壊しても、学園会話では「ドアホ」て悪態つける距離ではある。
陽もディオネシアでシオンに見つからないよう匿ってもらいながらも、学園内で行き倒れてるシオンを見つけたら普通に心配するし、シオンがいなくても人魚の話を聞けばすごく心配するし、危険ではあるけど「そんなことするやつと違う」って信じ続けてる。
ここなぁ。完全には切れないでしょ。
……そういう関係がわかっていく度、なんでシオンが陽の腕を壊したのかがわからなくなっていくのですが。
ちなみにこの「ガラス越しに見た世界」の話。また叶空とも綺麗に対比できてですね。
叶空は、「陽を通した世界」が全てだったと思うんです。少なくとも「人間の世界」のことは。
陽を通して、人間の名前を得た。陽の傍に居たくて人間の形になった。陽を通して愛を、世界を教わった。
だから、陽がいつかいなくなる、のは。そうでなくても、離れていくのは。シオンにとってのガラスとは意味も重さも違う。
二人とも、やっぱり人間の一般的な情緒とはまだ隔たりがあるけど。
ガラス越しでも自分で世界を見てたシオンと、陽を通した世界だけを見てた叶空では違いが大きくて。
でもシオンは、ガラス越しの世界を見てはいたけど「揺らぐ闇」を「照らしてくれる太陽」が欲しかった。信じたかった、と思う。
もしかしたらここも別の「水槽」かもしれなくても、一緒に暮らしてくれる家族になってくれるなら。
――なってくれなかった。
「シオンの家族」には、ならなかった。
だからね、この叶空・陽・シオンの関係が何らかの価値で前進するには必要なイベントがあると思うんですよ。
シオンによるジャバウォック強襲イベント再びくらいの。
そのままやるとシオンが謹慎どころで済まないので似た感じのなにか。
陽はいつかジャバウォックからいなくなる。それは確定してる。
「陽が守りたいものをオレも守る」で協力してるだけの叶空が、陽がいなくなった後もジャバウォックに協力するのか。
陽がいないものを守る意味を見出せるのか。
圧倒的に足りない残り時間の中で、気付いて、見つけられるのか。
シオンも、今も続く執着に結論を得られるのかどうか。
どう進んだどころで誰も置いていかないのが陽なんですが
陽くんの時にも言いましたけどこの男、「愛を語るくせに責任を取れない」んですよ。
軽いんですよ。
いや、本人としては本気で責任を取ろうとはしてる。
「この体はうちの子のために使うと決めとるんで」(マザー牧場)
「おめえを幸せにするためなら何でもできる」(WoL台詞)
重いことを、軽く言うんですよ。わかってないんですよ本当の愛の重さを。
わかってたら「親に捨てられたピカブー」を、「ピカブーを捨てた親」のところへ返そうなんて、野生復帰訓練もしてないのに思わないんですよ。
愛するだけ愛して、照らして、大事にして、育てて、その後、責任を取れないんですよ。
責任の取り方を知らないというか。
だから、全部「自分だけ」で解決しようとする。それで終わらせようとする。
その結果シオンもキレるし、叶空も泣くし、蓮も付き合いきれなくなる。
陽は既に十分うるさいんですけど、喋るべきことを喋らないんですよこの男。
次に「全部わしに任せとけ」みてえなこと言うてみいどつき回すぞ艸楽陽(※訳:あなたのことが心から心配です)
でも、陽はどうしても「太陽」だから
……「誰か一人だけを最後まで照らす」ことはできなくて
……太陽は
……世界をあまねく照らす太陽だから
……その身軽さで、どこへでも駆けつけることはできるけど
……抱えて守り続けることはできない
……抱っこ紐で抱え続けてるピカブーでさえ
……。
なのでね。シオンにはね。多方面に頑張ってほしいですね!!!!
ついでにシオンの悪魔契約も見ときますかね。
「契約悪魔の名はスティグマのアナグラムである」件は公式で確定となりましたので堂々と書けますね!!
シオンの契約悪魔・願い
ヴェイパー(VAPER)=序列42位ウェパル(VEPAR)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%91%E3%83%AB
人魚の姿で現れるとされる。
おめえがウェパルの契約者じゃなかったらどうしようかと思うわい。
いやストレートすぎるとも思うけどな。
でもグールは「悪魔契約の時に悪魔の姿は見てない」らしいじゃないですか。
ただ、頭の中に「その願い、叶えてやろうか」という悪魔の声が届いて。これに応えるとスティグマの呪文が浮かぶ。
魁斗くんみたいな「たまたま悪魔が叶えちゃった」パターンもこうなのかはわからないんですけども。
願いは、わかりやすいんじゃないでしょうか。
「水域を支配するウェパルの能力」では直接「人間の脚が欲しい」の願いは叶えられないけど。
「この水槽から外へ出たい」なら?
『ヴェイパー』は人間を入れ替えることはできないけど、ある程度の大きさの物体なら入れ替えられる。
水槽と、別のものを入れ替えるだけで済んだのでは?
でも人魚をやめたわけじゃないから、人魚の性質は保持したまま。
人魚として海にも戻れず、完全な人間にもなれない、揺らいだままの不安定な「月」。
……それが、今の幻海シオン。幻の海を泳ぐ人魚なんじゃないでしょうか。
~シオンへ~
正直怖いよ君は(君は)
でも君を誤解したままではいたくないとも思ってます。
ディオネシアの皆と仲良くしてくださいね。
丈さんにあんま迷惑かけないように。
エリアスに悪ノリするのもほどほどに。
未桜くんはうまい距離感を保ってくれてますけど、工具箱の中身をヴェイパーするのは可哀想なのでやめたげましょう。
陽くんは、君を嫌いになったわけではないと思うんですけど。
今でも君を信じて、君を心配する気持ちは、相棒だった頃と変わらないと思うんですけど。
とてもとても、複雑な立ち位置にいます。
それを理解しろとは言いません。陽くんを支えろとも言いません。
ただ、ありのままを、知ってあげてください。
君の迷える闇が、いつか優しく照らされますように。
君が大人しく泡になるとは思えませんが。君の美しい歌声が、優しい子守歌になりますように。
はぴぱシオン!
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